Sarah Alainn Quitet 2023@東京文化会館大ホール
2023年のツアーを行なっている マルチ・ミュージシャン
サラ・オレインさん
今回のツアーは・・・
Time To Say Goodbye - Sayonara
そのように題されていて、気になるところです。・・・
東京~名古屋の自分ですが、今回は、豊田、一宮、豊橋、岐阜とあるものの・・・
名古屋公演はなく・・・どれも予定が合わないので断念
結局、予め発表されていた東京だけで・・・
8月23日(水) 東京文化会館 大ホール
この東京公演のみ、Quintet(他はQuartet)の編成です。
こちらは、JR上野駅🚉の改札の前なので便利
こちらにポピュラー・ミュージックの公演で来るのは初めてかもしれません。・・・
(もっとも、サラさんはステージではクラシックの楽曲もプレイしています。・・・)
自分の座席は、前の方ではありますが、やや右寄り・・・
今回も2部構成、ブザーが鳴り、注意事項のアナウンス
開演予定時刻18時30分を回ってライトダウン
サラさんのライヴでは、ブレインと言える塩入俊哉さんピアノ🎹
同じく、壷井彰久さんエレクトリック・ヴァイオリン🎻
元クライズラー&カンパニーの竹下欣伸さんベース
こちらもサラさんのライヴでお馴染み 高橋信之介さんドラムス
超強力な4人が定位置に
そして汽笛音とともに「上野~」と・・・
サラ・オレインさん登場
今回はグリーンのラメのドレス(ジャスミンの衣装)、静かに歌い始めるのは・・・
「あゝ上野駅」、そう、井沢八郎さんのヒット曲
有名な歌謡ヒットもここでは、バイオリン🎻、ピアノ🎹等も入り、クラシカルに
「旅に出かけましょう・・・」と、続いては、「君をのせて」、ピアノ🎹をバックに・・・
美しい歌声、最初は英語、後半、日本語で歌われ、バイオリン🎻も入ります。
サラさん開口、"Good Evening, Ladies And Gentle Men~"、続いて・・・
「江戸っ子の皆さん、そうでない皆さん、サラ・オレインです・・・サラ・バンドです・・・今日は北の入り口から旅に出ようと思います・・・」
今回は、スタッフの方が、サラさんの衣装、小物等で出入りします。・・・
東京は、それぞれ故郷がある人が集まっている、自分もオーストラリアから・・・
ということで、東京大学時代の思い出を語って、「神田川」
何と歌詞を、サラさんの実話に、場内の笑いを誘っていました。
大変だけどいい想い出だったよう、バイオリン🎻も叙情的に響きました。
歌番組で、サインを頼まれた・・・実は南こうせつさんだった・・・場内爆笑です。
「サラは姫、ということで次は、プリンセス・メドレー・・・もっと自由になってほしい」
カリンバを奏で、「ディズニー100周年メドレー」、先ずは、「星に願いを」
短く静かに、バイオリン🎻をブリッジに、Alice In Wonderland、ハイトーンで・・・
日本語も交えて、Part Of Your World、バイオリン🎻に合わせて軽快に・・・
静まったところで、ピアノ🎹をバックに歌い始めるのは、Speechless
サラさんのライヴではお馴染み、徐々にパワフルに盛り上がっていきます。
「リトル・マーメイド」の実写版には、肌の色で賛否両論があった・・・
「アラジン」では、言葉はいらない・・・と自分らしく生きること、と・・・
そんな意味から次は、10年前、「枕草子」に影響されたという、「比べられない」
こちらも、サラさんのライヴではお馴染み、静かに聴かせ・・・
後半、サラさんのバイオリン🎻がフィーチャー、壷井さんもバックアップ
最後は、カリンバで締められました。・・・
サラさん、今度は自らバイオリン🎻でリード・・・曲は、Csardas
静かに始まり、カウントからアップ・テンポ、場内手拍子、お馴染みの光景
静まったところで、壷井さん、エレクトリック・バイオリン🎻でコミカルな音を・・・
そこから、曲は、「男はつらいよ」へ、ここでサラさん、寅さんのトーク・・・
但し、「生まれも育ちも、シドニー、オーストラリア・・・」と自分の内容で、そこから・・・
自分の今回のキャラクターグッズの紹介、「トラはトラでも買ってもらいタイガー・・・」
場内大ウケで、そこから再びアップ・テンポの演奏で盛り上がりました。
サラさん、今度は🎹へ・・・
「次はオーストラリアの曲を一緒に・・・"Hey Now~"だけ歌ってください・・・」
そう言って曲は、Don't Dream It's Over、勿論、Crowded Houseの大ヒット曲
恐らく、サラさん、物心ついた頃から馴染んできた曲でしょう。・・・
"Hey Now~"の部分は、場内だけでも歌わせ、壷井さんのバイオリン🎻も
盛り上がりを見せ、「有難うございます」、ステージには、サラさん1人残り・・・
「日本語で1番好きな言葉は『ご縁』・・・そんな曲です・・・」
ピアノ🎹を自ら奏で、歌い始めたのは「糸」、勿論、中島みゆきさんの・・・
じっくり聴かせ、美しい歌声を響かせ、フィナーレ・・・
ここで第1部終了となりました。・・・
約15分の休憩の後、第2部スタート、メンバー4人登場
そしてスキャットが聴こえ・・・
サラ・オレイン登場
今度は、お馴染みの黄色いドレス、曲は「イザベラの唄」
全編スキャットですが、バイオリン🎻、ピアノ🎹が盛り上げていきました。
「一つしかない地球を何故人間は滅ぼうとするの・・・」
そう言って、バックはハードな演奏になり、The Diva Dance
サラさんのライヴではお馴染み・・・こちらもスキャットで聴かせます。
「エイリアンのもう一つの意味は『異邦人』、どこに行ってもそう感じることがある・・・」
口笛から、The Stranger、勿論、Billy Joelの・・・パワフルに歌われました。
続いて、竹下さんの刻むベースから、I Wish、勿論、Stevie Wonderの・・・
ここでも場内大盛り上がり、壷井さんのバイオリン🎻も効果的・・・
ここでは塩入さんもエレクトリック・ピアノ🎹、シンセサイザー音も・・・
各メンバーのソロもフィーチャーされました。・・・
「ここからは映画の曲が続きます・・・8月は平和について考える月です・・・」
先ずは、ピアノ🎹をバックに、静かに Calling You、静かに熱唱
近年のライヴではお馴染み、バックメンバーも静かに盛り上げていきます。・・・
続いては、Merry Christmas Mr. Lawrence・・・ですが、今年亡くなられた教授
坂本龍一さんへのトリビュートとして、先に Behind The Maskがプレイされ・・・
そこから、Somewhere Far Awayとして、サラさんの歌・・・
オリジナルのDavid SylvianのForbidden Coloursとは違う歌詞ですが・・・
いつも感動的、最後にユーミンの「春よ来い」も挿入されていました。・・・
静まったところで、サラさん、1人歌い始めたのは、「言葉にできない」
勿論、小田和正さんの・・・ピアノ🎹をバックに、優しく歌われ、バイオリン🎻も
"La La La~"の部分は、場内も大合唱、一体感を感じ・・・
「あなたに会えて、ほんとうによかった~」、静かにエンディングとなりました。
ライヴもクライマックスへ・・・
「終わりが近づいています・・・この曲の英語詞、私は好きではありません・・・私は十分頑張っているもの・・・1回しかない人生、自分の道を進んでみませんか・・・」
そう言って、My Way、ここでは、オリジナルで、Comme d'habitude
ピアノ🎹をバックに、思いをこめて、サラさん、バイオリン🎻も効果的・・・
ドラマチックにフィナーレ、スタンディングオベーションとなり・・・
いったん終了となりました。・・・
いつもより力強いアンコールの手拍子の中・・・メンバー登場
そして、場内にスキャットが響き・・・
サラ・オレインさん、客席側から登場
そして、今度は何と、「銀河鉄道999」のメーテルのスタイルで登場
曲は「無限に広がる大宇宙」、こちらもスキャットで・・・ステージに上がるところで
汽笛が鳴り、スタッフに渡されたカバンを手に、「津軽海峡冬景色」を少し・・・
一転、バイオリン🎻をバックに、スタイルの通り、メーテルの台詞を・・・続いて・・・
「さよなら銀河鉄道999」、語りも交えて優しく歌われ・・・ピアノ🎹をバックに・・・
メーテルの帽子から王冠に変えて、「星空のエンジェルクィーン」
映画「1000年女王」のテーマ曲で、音楽は喜多郎さん
当時はNeil Sedakaの娘さん、Dara Sedakaさんが歌っていましたが・・・
久々にこの歌が聴けて感動でした。・・・
「松本零士先生の映画の曲を続けました・・・この10年間、日本で活動してきました・・・この先はまだ見ない世界を見に行きたいと思っています・・・きっとまたお会いできればと思います・・・おさらば・・・」
ピアノ🎹、バイオリン🎻から、Time To Say Goodbye
そう、同じ「サラ」、Sarah Brightmanでお馴染みのナンバー
イタリア語で中心の抑揚をつけて、ドラマチックに歌われ、ドラムスもマーチ風
力強く歌い上げ、場内も再びスタンディングオベーション
・・・で、まだ終わらず、驚くようなハイトーンで・・・
「Nessum Dorma (誰も寝てはならぬ)」、いつもながら大迫力の熱唱
ピアノ🎹、バイオリン🎻も力強く、最後はこれ、ドラマチックにフィナーレ
"Thank You Tokyo Sayonara"
最後にメンバー全員、客席をバックに記念撮影
Sarah Alainn Quintet 2023、感動の東京公演は幕を閉じました。・・・
この日のライヴ
内容もまさに、この何年かのSarah Alainnの集大成といった内容
豪華メンバーとともに、感動の美しい世界を満喫させていただきました。
ライヴにはよく行っているものの、サラさんとはお話したこともありません。
にもかかわらず、サラさんとは友人のように色々語り合えている・・・
(勝手な言い分ですが(笑))そんな錯覚に陥っています。(苦笑)
でもそれだけ、サラさんからは訴えかけてくるものが多い
まさにそれを示しているでしょう。
大きなツアーとは、「おさらば」ですが、また単発的なライヴでは
そんな期待をしながら、会場を後に・・・
そして、熱狂的なファンの知人お2人と感動を語り合いながら・・・
この日のもう1つの主役、上野駅🚉に入ったのでした。・・・