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Elvis Costello & Steve Nieve@すみだトリフォニーホール
Elvis Costello
初来日以降日本でもお馴染みですが、今回は、約8年ぶり
The Impostersのキーボード奏者🎹もある Steve Nieve
とのデュオ公演
全4公演中、2日目に当たる 2024年4月9日(火)すみだトリフォニーホールにて・・・
超満員となっています。
自分として、Elvis Costelloを見るのは、2009年のSummer Sonic
以来
このすみだトリフォニーホールに来るのは、昨年11月のDaryl Hall
以来
今回も多くの音楽ファンの友人に会いました。
尚、静止画撮影はOKとのことでした。
ノスタルジックなBGM (I’m Nuts About Screwy Music)が流れる中・・・
開演予定時刻19時を少し回ったところで・・・ライトダウン
ギターを抱えた Elvis Costello
、Steve Nieve
登場
おどけたポーズを取ってElivis Costello、語るように歌い始める・・・
Watch Your Stepでスタート
Elvis、ギター
を力強くかき鳴らし熱唱
Steveはピアノ🎹とオルガン音を使い分けます。・・・
Steveがマーチ風に軽快にピアノ🎹を奏で、Elvis
はギターを置いて・・・
歌うは、Talking In The Dark、そう、Linda Ronstadt
も歌ったナンバー
場内も手拍子、後半はピアノがフィーチャーされます。
「東京に戻ってきた・・・昨日も来た人いるよね・・・違う曲をやるよ・・・」
開口1番、そのように言って、静かに”Beauty”について語り始め・・・
ギターをかき鳴らし、曲は、All This Useless Beauty
・・・
3拍子でSteveのピアノ🎹も効果的に加わります・・・
今度はやや悲し気なピアノ🎹から、The Long Honeymoon
再び何も持たずに熱唱、Steveはメロディアスなソロ🎹も聴かせます。・・・
「今の曲は1981年に書いた・・・次の曲は、女の子の12年間の話・・・」
そう言って、Isabella In Tears、ピアノ🎹をバックに歌い始める Elvis
叙情的に悲し気に響きました。
一転、リズム・マシーンが音を刻み、バックにストリングス音等も加わって・・・
When I Was Cruel No.2、メロウに歌うElvis
、ピアノ🎹も盛り上げていき・・・
重厚なムードとなったところで、Steveが弾いたフレーズは・・・
そう、ABBAのDancing Queen
、途中、ピアニカもプレイ・・・
最後は静かに消えるように終わっていきます。・・・
やや静まって、ステージには、Elvis1人・・・ギター
を爪弾きながら・・・
「ポップ・チューンだよ・・・」と始まったのが、何と Veronica
大ヒット曲ですが、アレンジが違うので最初わからなかった人も多いでしょう。(笑)
「東京では古い歌はよく聴いているだろうから・・・」
そう言って、エレクトリック・ギターの静かなピッキングから・・・
「”Vagabond”の歌・・・」と、Mr. Crescent
ここは弾き語りといった感じで静かに・・・
途中から曲は、Everyday I Write The Bookに・・・
こちらもわからなかった人が多かったようです。(笑)
ここで何と、Steve Nieve、ステージ後方上段のパイプオルガン🎹に
クラシカルに奏で、そしてElvisが歌って、Shipbuilding
会場全体がスピリチュアルなムードに・・・Steveは迫力のプレイ
そこへリズム音が加わり、ややテンポが上がり、エレクトリック・ギターも入って
We Are All Cowards Now、パイプオルガン音も効果的に加わり、ハードに
場内も手拍子、最後は静まってエンディングとなります。・・・
「分かっていると思うけど、The Impostersでの曲を2人でやっているよ
・・・」
そう言って、アコースティック・ブルースで歌い始めるEverybody’s Crying Now
ギターとともに熱唱
、ここではSteve
のオルガン音🎹も盛り上げます。
リズム・マシーンを操作、「魔法の部分だよ」とギターを爪弾き始まったのが・・・
A Good Year For The Roses、フラメンコ風なギターで心地よく歌われ・・・
Steveも色々なキーボード音🎹を加えます。
「自分も日本語は話せないけど・・・」
そう言って、父親や母親のエピソードを面白く話して・・・
ギターでイタリア語で歌い始めたのは、Dio, Come Ti Amo
途中からピアノ🎹も入り、曲は、Almost Blueへ・・・場内は聴き入り・・・
後半はSteveのピアノ🎹とElvis
のギター
のかけ合いとなり・・・
ここで一転、マーチ風にギター
をかき鳴らし、ピアノ🎹も軽快に
歌は、The Comedians、ノリよく響き、場内も大盛り上がりに
そしてSteveの奏でるピアノ🎹で、She
、場内大歓声
今回場内には、Elvis Costelloのマニアックなファンが多いとはいえ・・・
恐らく日本では1番多く聴かれている彼の歌、ライヴもクライマックスへ
静かにリズムが刻まれ・・・
「Burt Bacharachと作った曲・・・」と言って、Toledo
ギターも軽快に歌って、ピアノ🎹も美しく加わり・・・
メロディアスなフレーズも聴かれます。
静まったところで、パワフルにエレクトリック音が挿入されてきて・・・
レゲエ風のリズムに、Elvis自身がエレクトリック・ギター
を奏で・・・
Watching The Detectives、この曲のオリジナルのメンバーでもあるSteve
色々な音🎹を加えていき、ドラマチックにフィナーレ
ここで終わり・・・と思いきや、アコースティック・ギターに持ち換え・・・
Elvis、ステージ中央へ、そのコード進行から、場内歓声
、そう、Alison
Steveのピアノ🎹も響き、場内は静かに聴き入って、そして大喝采
Elvis、ここ謝辞、Steve
を改めて紹介、エレクトリック・ギター
に持ち替え
激しく奏で歌うは・・・そう、勿論
(What’s So Funny ‘Bout) Peace, Love And Understanding
場内総立ち、そしてセカンド・ヴァースでは、Steve
が歌い、大歓声
まさに最高調、力強くピア🎹も響いて、グランド・フィナーレ
おどけたポーズで挨拶するElvis Costello
エンディングBGM (Donald Where’s Your Troosers)が流れ・・・
2人はステージを後にしました。・・・
またアンコールを本編に組み込んだセットリストになっていたようですが・・・
エンディングBGMに合わせるようにアンコールの手拍子
暫くの間、響いていました。・・・
Bob Dylanと同じように、自分の代表曲さえも大胆にアレンジを変えてしまう・・・
セットリストは毎回変わり、今回は割と近年リリースされたナンバーも多く・・・
本当のファンは、色々なElvis Costelloを期待していて、それは良かった
そう思います。
一方で、She、Alison
、~Peace, Love And Understanding
・・・
この辺りは、しっかり押さえている
息の合ったSteve Neiveとのプレイ
、パイプオルガン🎹も登場して・・・
聴き応えのある2時間でした。
さてコロナ禍ということもあって、前回からはかなり時間が経ってしまいましたが・・・
次はどのような形でやって来てくれるか・・・それも大いに楽しみ
そんな気持ちで、この日の感動したお客さんは帰途についたことでしょう。
そのように確信している次第です。