Sting@大阪城ホール 2023
Sting、3年半振りの来日公演、My Songs Japan Tour 2023と題され・・・
今回もスペシャル・ゲストとして息子のJoe Sumnerが同行
広島からスタートした今回の日本公演
2公演目は大阪で、3月8日(木)大阪城ホールにて開催です。
今回は、東京公演が行けない日ということで、大阪公演へ・・・
夕刻、名古屋から大阪へ移動
大阪でのライヴにはよく一緒に行くドクターの友人と一緒に
今回のライヴ、理由はわかりませんが、場内での撮影は一切禁止
また入場時には、手荷物検査だけでなく、金属探知もありました。・・・
大阪城ホール内にはレストランがあるのですが、この時間帯、ドリンクだけのメニューになっているためか、空いているので、開演までそこで過ごしました。
今回、アリーナ席のやや右寄りとはいえ、5列目
スタンド席は、コロナ禍の名残か、席を空けているところもあるためか、ほぼ満席
開演予定時刻19時に先ず登場したのは・・・
Joe Sumner、アコースティック・ギター1本で、パワフルに熱唱
Stingの公演には、よく同行しているのでファンにはお馴染み
トークは何とほとんど日本語
今年リリースされるという自身のニュー・アルバムの曲等、全7曲
約25分のライヴでした。
約20分のインター・ミッションの後、ライトダウン
お馴染みのDominic Miller他、メンバー6人登場
演奏がスタートして、ステージ向かって左からフェンダーのベースを抱えた・・・
Sting登場
グレーのTシャツ、71歳とは思えない鍛えられた体形
ヘッドセットのマイクロホン、ドラムスが打ち鳴らされ・・・
Message In A Bottleでスタート、場内一気に総立ちに
“I’ll Sens An SOS To The World~”、早くも場内、呼応してコーラス
そして手拍子、バックのスクリーンには波の映像が効果的です。・・・
軽快なリズムが響き、場内歓声、そう、Englishman In New York
スクリーンには、摩天楼のシルエット、サックスに代わってハーモニカ
バックのシンガーもコーラスでバックアップ、場内は手拍子
”Be Yourself No Matter What You Say~”、一斉に合唱となります。
流れるようなキーボード🎹、Every Little Thing She Does Is Magic
ノリよく歌うSting、いつも通り徐々に盛り上がっていき・・・
Dominicのギターで締められます。
3曲続いたところで・・・「コンバンワ・・・」、そして先ずメンバー紹介
ギターは勿論、Dominic Miller、キーボード🎹はジャマイカ出身、Kevon Webster、ハーモニカは、Shane Sager、バッキング・ヴォーカルは女性、Melissa Musique、男性、Gene Noble、ドラムスは、Zach Jones
「新しい日本語を覚えたよ・・・『クチブエ』・・・」
そう言って、口笛を吹いて、ベースを抱え、ステージ中央に腰掛けて、
新作The Bridgeより、If It’s Love
ポップな曲調ゆえ、場内も手拍子で盛り上がり
ステージは暗転、やはり新作から、Loving You
こちらはドラムスの刻むビート、コーラスの2人と静かに聴かせ・・・
力強いドラムスに合わせて、立ち上がって、Rushing Water
力強く歌うSting、場内も会わせて手拍子、新作から3曲続いて・・・
一転、ハーモニカも入って、If I Ever Lose My Faith In You
Melissaたちもパワフルにコーラス、盛り上がったところで、静まって・・・
Dominicのアコースティック・ギターから、Fields Of Gold
場内も立ち上がったままですが、聴き入っています。・・・
「次の曲は、イントロでStevie Wonderがハーモニカを吹いてくれた・・・」
ここで、ハーモニカのShane Sagerに、「Stevieみたいに吹けるか」と・・・
彼は「ハイ・・・」と、、そしてStingと向き合って、ハーモニカのソロを聴かせ・・・
曲は勿論、Brand New Day、イントロだけでなく、Shaneのハーモニカ・・・
Stingの歌とかけ合うように終始フィーチャー、場内も勿論、大盛り上がり
また一転、静かにストリングスが響いて、フラメンコ風のDominicのギター
そう、Shape Of My Heart、赤いライティングが悲し気なムードを高め・・・
途中、Geneの歌もフィーチャー、現代風に熱唱を聴かせました。
「次は女性を歌った歌だよ・・・」
そう言って、軽快にハーモニカも入ったイントロから、Heavy Cloud No Rain
アルバム Ten Summoner’s Taleからレアなナンバー
Geneの低音のコーラスも印象的、後半、Melissaがパワフルに熱唱
場内を圧倒していました。・・・
Sting、再び座って、指で数を数えるポーズをとって、Seven Days
力強くリズムが刻まれ、コーラス部分ではメンバーがかけ合い・・・
場内に手拍子を煽って、ピアノ音🎹も効果的に入ります。
続いては、アルバム Soul Cagesから、Mad About You
叙情的に聴かせ、ここでもハーモニカが効果的に挿入されていました。・・・
ここで暗転、バックのスクリーンにはアニメの映像、恐らくArcane
そしてStingが静かに歌い始めるのは、そのサウンド・トラックに提供した・・・
What Could Have Been、歌を盛り上げるようDominicのギターが唸ります。
ライヴも後半、スクリーンにキャンドル🕯の画像で、Wrapped Around Your Finger
Sting、最初はキーを下げて歌い、Melissaがその分バックアップ
しかし後半、従来のハイトーンに切り替え、盛り上がっていき・・・
続いてカウントから、Walking On The Moon
やはりPoliceナンバーはノリがよく、バックは宇宙の画像
Stingの歌に場内も呼応します。・・・
でそこで、急転してベースを響かせ、So Lonely、場内歓喜
スピード・アップする時のノリはいつも通り、Dominicのギターも
静まったところで、Sting・・・
「この曲は他の曲を基にした・・・Tataが書いて、偉大な故Bob Marleyで知られているよ。・・・」
そのように言って、”I Remember When We Used To Sit~”と歌い始めたのは
No Woman, No Cry、”Everything’s Gonna Be Alright!~”と場内も歌い・・・
再びアップ・テンポとなっていきます。
またそこから一転、シンセサイザー音、ギターも入って、Desert Rose
赤いライティングの中、ドラマチックに、Stingは、両手を広げ・・・
場内にも祈りのポーズを煽り、独自の世界へ・・・
さらに続いて、ドラムスとピアノが響き、King Of Pain
軽快に始まり、ここで Joe Sumnerが登場
彼が中心に歌うところも・・・Melissaも Stingをバックアップ
最後はかけ合いで熱唱、であのイントロ
Every Breath You Take、場内も手拍子
そして歌詞の通り、Stingの”Every Move~”に歓喜
そこで再びメンバー紹介、Joeたちのコーラスのリフレインでフィナーレ
Stingたちはいったんステージを後にしました。・・・
アンコールに登場
「聴きたい曲、あるか・・・」と一応言いますが・・・
ギターのカッティングから、勿論、Roxanne
歌詞通り、赤いライティング、Stingは、途中で場内にかけ合うよう指示
続いてリズムも変えて軽いタッチに・・・ベースを力強く弾いたり・・・
そして再びアップ・テンポ、ドラマチックにエンディング
アコースティック・ギターに持ち換えて・・・
「最後は決まっていて、静かに帰るよ・・・」
場内の笑いを誘い、中央に座って爪弾くのは勿論、Fragile
今回は、Dominicがベース、他のメンバーも静かにバックの音を加え・・・
Stingの歌をフォロー、スクリーンには、Stingのギターの指の動き・・・
最後は勿論、Stingのギターでフィナーレ・・・
「オオサカ、アリガトー・・・また会いましょう・・・」
最後はあの笑顔で・・・Stingの代表曲で溢れた大阪の夜は幕を閉じました。・・・
ロック界を代表する大物の1人である Sting
日本でもお馴染みとは言え、今回はコロナ禍ということもあって3年半ぶり
今回は、My Songsは勿論、新作The Bridge、そして30周年記念盤をリリースするということもあって、Ten Summoner’s Talesを中心とした内容でしたが、期待通り、いやそれを大きく上回る素晴らしい内容でした。
それにしても71歳とは思えない鍛えられたStingの肉体
やはりそういったこともすべてに繋がってくる・・・それも教わった・・・
そんな大阪の一夜でした。