1979年のアルバム(その81 Voulez-Vous / ABBA) | TOMのブログ

1979年のアルバム(その81 Voulez-Vous / ABBA)

1979年のアルバム・シリーズ!!

全米アルバム・チャート最高位 No.19キラキラということで・・・

 

ABBA音譜

 

ようやく登場!!

日本では、1978年のプロモーション来日!!

数多くのT.V.出演!!、特別番組も放映されたり・・・

それが功を奏して、洋楽アーティストの中で完全に1番、一般に親しまれる存在になっていました。・・・

 

1979年となって、1月9日に開催されたThe Music For UNICEF Concert音譜に出演!!

そこで歌われた 「国際児童年」のための「ユニセフ協賛歌」音譜

Chiquitita音譜がシングルとしてリリース!!

Agnetha Faltskog音譜が優しく歌い始め、軽快なリズムとなるポップなナンバー!!

Carpenters音譜同様、明るく健全なイメージ・・・日本での幅広い人気も理解できるでしょう。・・・

 

しかし一方で、ちょうどこの頃、おしどり夫婦と思われた・・・

Bjorn Ulvaeus音譜とAgnetha Faltskog音譜が離婚してしまったのでした。・・・

 

そんな中、その Chiquitita音譜も収録されたニュー・アルバムCDがリリース!!

タイトルは・・・

 

Voulez-VousCD

 

フランス語で「何がしたい・・・」そんな意味なのでしょうか。!?

後で思えば、意味あり気なのですが・・・

そんなことも関係なく、兎に角、日本では、ABBA音譜の待望のニュー・アルバムCD

「ヴーレ・ヴー」CDとして大々的に売り出されたのでした。!!ニコニコ

 

 

レコーディングは、1978年3月13日~1979年3月29日

スウェーデン、ストックホルムのお馴染み Polar Studios音譜

そして、マイアミ Criteria Studios音譜にて・・・

 

ABBA音譜のメンバーは、お馴染み・・・

Anna音譜こと、Agnetha Faltzkog音譜リード・ヴォーカル、バッキング・ヴォーカル

Frida音譜こと、Anni-Frid Lyngstad音譜リード・ヴォーカル、バッキング・ヴォーカル

Bjorn Ulvaeus音譜アコースティック・ギター、エレクトリック・ギター、バンジョー、リード・ヴォーカル、バッキング・ヴォーカル

Benny Andersson音譜キーボード、シンセサイザー、バッキング・ヴォーカル

 

Ola Brunkert音譜ドラムス、Lars O. Carlsson音譜ホーン、Malando Gassama音譜パーカッション、Rutger Gannarsson音譜ベース、Lasse Wellander音譜ギター・・・

曲ごとに多彩なミュージシャンも参加しています。

 

エンジニアリングは、Michael B. Tretow音譜

アレンジは、Benny Andersson音譜、Bjorn Ulvaeus音譜、Rutger Gunnarsson音譜

そして、プロデュースは勿論、Benny Andersson音譜、Bjorn Ulvaeus音譜

 

アルバム・ジャケット、デザインは、Rune Soderqvist、写真撮影カメラは、Ola Lager

 

作詞作曲は、Benny Andersson音譜、Bjorn Ulvaeus音譜 です。

 

 

A面1曲目、室内管弦楽を思わせるストリングスから、一転、ディスコ・ビートへ・・・

As Good As New音譜、パワフルに歌うリード・ヴォーカルは、Agnetha音譜

1曲目に相応しいノリのいいナンバーで、コーラス部分はユーロ・ビート風!!

ストリングス・アレンジメントとベースは、Rutger Gunnarsson音譜

ドラムスは、Ola Brunkert音譜、ギターは、Janne Schaffer音譜

サビの部分の歌の盛り上げ方、さすが Agnetha音譜、世界の歌声カラオケですね。!!

シングル・ヒット向きと思いきや、シングル・リリースはありませんでした。・・・

2曲目、シンセサイザーの軽快なイントロから・・・

Voulez-Vous音譜、タイトル曲、リード・ヴォーカルは、Agnetha音譜、Frida音譜2人で!!

こちらも続いてノリのいい、ディスコ向きのナンバー!!、掛け声も印象的!!

ホーンが効果的に挿入されます。!!

アルバムCDから第3弾シングルとしてリリース!!、全米 No.80キラキラ、全米アダルト・コンテンポラリー・チャートでは、No.37キラキラ、カナダ No.87キラキラ、アイルランド No.3キラキラ、フィンランド No.20キラキラ、オランダ No.3キラキラ、ベルギー No.1キラキラ​​​、西ドイツ No.14キラキラ、オーストラリア No.79キラキラ、スイス No.9キラキラ、カップリングですが、全英 No.3キラキラ・・・

世界中で大ヒット!!、全英では、シルバー・ディスクCDキラキラ獲得!!

日本では、先行リリースされていたChiquititaCD以外では、いち早くシングル・リリースされ・・・

なんと!!オリコン・チャート No.18キラキラ!!、代表曲音譜の1つとなっています。!!

3曲目、一転して牧歌的ムードに、アコースティック・ギターが響き・・・

I Have A Dream音譜、リード・ヴォーカルは、Frida音譜、バラードはやはりこの人!!ニコニコ

途中からInternational School Of Stockholm Choir音譜によるコーラスマイク

音楽監督は、Kernstin Feist音譜、ベースは、Rutger Gunnarsson音譜

ドラムスは、Ola Brunkert音譜、ギターは、Janne Schaffer音譜

Carpenters音譜を思わせる子供たちとFrida音譜の歌カラオケで音楽の広がりを感じます。

アルバムCDから第4弾シングルとしてリリース!!、全英 No.2キラキラでしたが・・・

オーストリア No.1キラキラ、スイス No.1キラキラ、オランダ No.1キラキラ、ベルギー No.1キラキラ、アイルランド No.2キラキラ、南アフリカ No.3キラキラ、オーストラリア No.64キラキラ、カナダAC No.1キラキラ・・・

全英ではシングルで、ゴールド・ディスクCDキラキラ獲得!!、世界的なアンセムです。

4曲目、高音のコーラスから軽快に・・・

Angeleyes音譜、リード・ヴォーカルは、Agnetha音譜、Frida音譜2人で!!

ユーロ・ポップを象徴する曲調、サビの部分はメロディアス!!

ストリングス・アレンジメントは、Anders Eljas音譜、ベースは、Mike Watson音譜

ドラムスは、Ola Brunkert音譜、ギターは、Janne Schaffer音譜

シングルとして、Voulez-Vous音譜とカップリングでリリースされ・・・

全英 No.3キラキラ、アイルランド No.3キラキラ、全英では、シルバー・ディスクCDキラキラ獲得!!

全米 No.64キラキラ、個人的にはアルバム中、1番、ABBA音譜らしいと思っています。

5曲目、シンバル音とともにフェイドイン・・・

The King Has Lost His Crown音譜、リード・ヴォーカルは、Frida音譜

彼女らしい説得力のある歌を聴かせるミディアム・テンポのロック・ナンバー!!

コーラス部分には、Agnetha音譜が加わり、美しいハーモニーを聴かせます。!!

ストリングス・アレンジメントは、Anders Eljas音譜、ベースは、Rutger Gunnarsson音譜

ドラムスは、Rolf Alex音譜、ギターは、Lasse Wellander音譜

そして、オーボエは、Jan Risberg音譜

ABBA音譜らしいストーリー性があります。

尚、後になって、シングル Gimme! Gimme! Gimme! (A Man After Midnight)音譜のカップリング曲としてリリースされました。・・・

 

 

 B面1曲目、軽快なロック・ビートで・・・

Does Your Mother Know音譜、リード・ヴォーカルは、Bjorn音譜

元々、Bjorn & Benny音譜時代は歌っていて、日本でも She's My Kind Of Girl音譜

(「木枯しの少女」音譜)がヒットしているわけですが・・・

Agnetha音譜、Frida音譜が全面的にバックアップ!!

ホーンも効果的に挿入され、終始ノリのいい理屈抜きに盛り上がるナンバー!!

ベースは、Mike Watson音譜、ドラムスは、Ola Brunkert音譜、ギターは、Lasse Wellander音譜、サックス🎷は、Kajtek Wojciechowski音譜、Lars O. Carlsson音譜

アルバムCDから第2弾シングル!!、全米 No.19キラキラ、全米アダルト・コンテンポラリー・チャート No.40キラキラ、ユーロ・チャート No.1キラキラ、全英 No.4キラキラ、アイルランド No.3キラキラ、オランダ No.3キラキラ、ベルギー No.1キラキラ、オーストラリア No.7キラキラ​​​、スイス No.6キラキラ​、ニュージーランド No.27キラキラ、カナダ No.12、カナダAC No.2キラキラ、メキシコ No.17キラキラ、オーストリア No.13キラキラ、西ドイツ No.10キラキラ、フランス No.26キラキラ、フィンランド No.2キラキラ、南アフリカ No.12キラキラ、ローデシア No.9キラキラ・・・世界中で大ヒット!!

・・・ですが、日本では当時、シングル発売されませんでした。・・・

2曲目、軽快にピアノが響き、ストリングス・・・

If It Wasn't For The Night音譜、リード・ヴォーカルは、Agnetha音譜、Frida音譜の2人!!

この時期より少し前、'70年代に多かったディスコ・ヒットのリズム!!

ストリングス・アレンジメントは、Anders Eljas音譜、ベースは、Mike Watson音譜

ドラムスは、Ola Brunkert音譜、ギターは、Janne Schaffer音譜

明るく終始ノリのいいナンバー!!

1978年、日本で来日時に制作された特別番組テレビでは、新曲音譜として最後にプレイされていました。

3曲目、クラシカルなギターのイントロ・・・ピアノ等も加わって・・・

Chiquitita音譜、リード・ヴォーカルは、Agnetha音譜

優しく歌い、徐々に盛り上がって・・・軽快なリズムに・・・

ベースは、Rutger Gunnarsson音譜、ドラムスは、Ola Brunkert音譜

ギターは、Lasse Wellander音譜

万人に愛される唱歌音譜といえるようなナンバー!!

後半はアコースティックで、軽快なインストゥルメンタル音譜となります。・・・

先述の通り、先行シングルで、本国スウェーデン No.1キラキラ、全米 No.29キラキラ、全米アダルト・コンテンポラリー・チャート No.15キラキラ、全英 No.2キラキラ、オーストラリア No.4キラキラ、ニュージーランド No.1キラキラ、ノルウェー No.4キラキラ​​、ベルギー No.1キラキラ、オランダ No.1キラキラ、アイルランド No.1キラキラ、スイス No.1キラキラ​​​、オーストリア No.6キラキラ、西ドイツ No.3キラキラ・・・

全英では、シングルでゴールド・ディスクCDキラキラ獲得!!、世界中で大ヒット!!

日本でも、大人気で、その後、よくCMソング音譜に使用されたりもしています。

4曲目、軽やかなイントロから、ストリングスも入り、やや重厚な感じに・・・

Lovers (Live A Little Longer)音譜、リード・ヴォーカルは、Frida音譜

最初は、静かに歌い始め、途中からAgnetha音譜が入り、アップ・テンポに!!

ストリングス・アレンジメントとベースは、Rutger Gunnarsson音譜

ドラムスは、Ola Brunkert音譜、ギターは、Lasse Wellander音譜

パーカッションは、Malando Gassama音譜

2人の歌もパワフルに、ストリングスも盛り上げます。!!

5曲目、Agnetha音譜が静かに歌い始め・・・

Kisses Of Fire音譜、一転して、アップ・テンポに!!

リード・ヴォーカルは、Agnetha音譜ですが、途中から Frida音譜、Bjorn音譜も・・・

ABBA音譜らしいポップなナンバー、途中スローにもなります。・・・

ベースは、Rutger Gunnarsson音譜、ドラムスは、Ola Brunkert音譜

ギターは、Lasse Wellander音譜、最後は盛り上がってフェイドアウトしていきます。

シングルでは、Does Your Mother Know音譜とカップリングでリリースされていました。

 

 

CDCDの時代になり、1997年からは、ボーナス・トラックとして・・・

Summer Night City音譜、Lovelight (Alternate Mix)音譜が追加収録!!

2001年の The Definitive CollectionCDには・・・

Gimme! Gimme! Gimme! (A Man After Midnight)音譜

さらに、The Complete Studio RecordingsCDには・・・

Estoy Sonando (Spanish Version Of I Have A Dream)音譜

Chiquitita (Spanish Version)音譜 

iDame! iDame! iDame! (Spanish Version Of Gimme! Gimme! Gimme! (A Man After Midnight))音譜

以上3曲のスペイン語ヴァージョン音譜がボーナス・トラック音譜として追加収録!!

 

また2010年には、DVDCD付きのDeluxe Edition (The Dynamic Album)CDもリリースされています。・・・

 

 

本国スウェーデンでは、当然の如く、No.1キラキラ

ここに登場した通り、全米アルバム・チャート最高位 No.19キラキラですが・・・

全英 No.1キラキラ、ノルウェー No.1キラキラ、フィンランド No.1キラキラ、オランダ No.1キラキラ、西ドイツ No.1キラキラ、オーストリア No.2キラキラ、ニュージーランド No.2キラキラ、オーストラリア No.5キラキラ

カナダ No.6キラキラ、フランス No.6キラキラ・・・世界各国でNo.1キラキラ

そして日本日本、オリコン・アルバム・チャート No.1キラキラ

これは・・・洋楽では、Bee Gees音譜も、Billy Joel音譜も、Rod Stewart音譜も成っていないので、快挙!!、いかに日本での人気が高いかを示しているでしょう。!!

また1979年の年間オリコン・アルバム・チャートでは、No.5キラキラ

さらに70年代のオリコン・アルバム・チャートで、No.19キラキラにランクインしています。!!

 

 

この年の後半、前述の Gimme! Gimme! Gimme! (A Man After Midnight)音譜

をシングル・リリース!! (スウェーデン No.16キラキラ、全英 No.3キラキラほか・・・)

日本でも大ヒット!!、オリコン・チャート No.17キラキラ!!

そしてこのGimme! Gimme! Gimme! (A Man After Midnight)音譜をフィーチャーした

Greatest Hits Vol.2CDをリリース!!

こちらは、全米 No.46キラキラ、全英 No.1キラキラ、スウェーデン No.20キラキラでしたが・・・

日本日本では、続いてオリコン・アルバム・チャート No.1キラキラ!!

洋楽の中で、Beatles音譜に匹敵する存在にまでなっていたのでした。!!

 


 

そして、1979年年末・・・

ABBA音譜来日公演音譜決定!!

1980年3月、日本武道館6回公演音譜を含む全国縦断公演!!

 

なんと奇しくも同時期に、Paul McCartney & Wings音譜の来日公演も決定!!

’80年代は最初から、凄いことになりそう!!・・・

そんな予感を呈していたのでした。・・・

 

 

余談ではありますが・・・ArrivalCD以降、ABBA音譜のLPレコードCDは、全て購入していましたが、唯一、このVoulez-VousCDだけ、輸入盤CDで購入したのでした。・・・