小樽地守稲荷神社で例祭が行われていました。
神職が常駐していない小さな神社(小樽稲荷神社の境外末社)です。
祭典のみ行われるとの事でしたが「お祭り」なのでお出かけしました。
まずは
通行不能
の鳥居を撮影。
元々は鳥居の先が社殿だったらしいのですが、地滑りで通れなくなったらしい。
現在、鳥居の先は「藪」です。
鳥居とは別の道路から社殿へ。
例祭の日なので、沢山の幟が出ています。
社殿の扉が開いており、氏子の方の「どうぞ内部へ」に甘えて、社殿内部へ。
お神輿が置かれていました。
数年前から祭典だけになった小樽地守稲荷神社の例祭。
今年もお神輿は「置かれたまま」の様です。
社殿内部。
普段は無人の神社ですが、綺麗に整備されています。
社殿に居た氏子の方に、色々お話を伺いました。
かつては小樽地守稲荷神社はもっと港寄りに建っていたとの事です。
そして、地滑りを「止める」ため、現在地へ異動したそうです。
元々の社名は
地辷稲荷神社(じすべりいなりじんじゃ)
で、昔使われていた提灯には「地辷」と書かれています。
昔を知っている方から直接お話を伺わないと聞けない事ばかり。
有り難うございます <m(__)m>
普段は無人の小さな神社でも「背負った歴史」は侮れません。