祝!札幌市交通資料館リニューアルオープン その2 | たあぼかめら

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勝手きままに写真を撮っています。
撮影予定の変更は「毎度」の事。
好奇心がカメラ持って「放浪」してます。

昨日(5月1日)リニューアルオープンした札幌市交通資料館。

昨日に引き続き掲載します。

 

あ、大事な事を記載していませんでした。

札幌市交通資料館は

入場無料

そして

駐車場なし

です。

札幌市営地下鉄 南北線の自衛隊前駅「すぐ」なので、地下鉄でご来場下さい。

 

昨日は市電関連を掲載、今日は地下鉄関連の展示を掲載します。

館内に50年前の自動改札機が展示されていました。

札幌市営地下鉄は、開業(1971年)時から自動改札機が導入されていました。

 

切符の投入口に注意書き。

きっぷおもてにお入れください

札幌市営地下鉄(仙台の地下鉄も同様らしい)の自動改札機は、切符の裏表判定&裏返し機能を「けちった」らしく、未だに「裏返し」で入れるとゲートが閉まります。

ま、現在は「ほぼ」ICカード使用で「ぴっ」の為「どーでも良い」ですが。

 

屋外展示へ行きましょう。

札幌市営地下鉄で最初に導入された1000形が保存されています。

プロトタイプとして製造された車両で、量産型の2000形に組み込まれて運用されていました。

 

真正面から。
ほぼ2000形と同じ、なつかしいです。

 

営業運転時には見る事ができない運転席。

「じっくり」眺めました。

 

車両間の貫通路は広いです。

札幌市営地下鉄の特徴でしたが、韓国での地下鉄車内の放火事件の影響で、新しい車両は「こんな」開放的な貫通路にはできません(火災時の煙対策で扉を設置)。

 

札幌市営地下鉄の特徴は完全なゴムタイヤ(パリの地下鉄は鉄車輪とゴムタイヤの併用らしい)。

先日、電車のタイヤがパンクした

事故がありました (-_-;)

 

車両真下は、こんな↓タイヤです。

 

車両間は連接構造。

※現在運用中の車両は、連接構造ではありません

 

試験車両も展示されています。

これは第3次試験車両。

 

営業車両とほぼ同規模の第4次試験車両・・・けっこうデカイです。

 

きちんと説明版も置かれています。

 

今、営業中の地下鉄。

地下鉄南北線 自衛隊前駅の内部です。

南北線の南側4.5Kmは地上部。

雪対策でスノーシェルターで覆われています。

 

積雪地の札幌。

地下鉄の地上部はスノーシェルターで覆われ、地上の車両基地は「屋内」です。

あたりまえですが地下部分には雪が降りません。

なので、地上部は全て覆いがされた「完璧」な雪対策が施されています。

 

地下鉄建設の計画時

地上部に積もった雪をどーする

と云う「難問」がありました。

雪対策として

安直にタイヤにチェーンを巻く

案があったそうです。

試験車両の第一号は、チェーンを巻いても良い様に、タイヤハウスを広くしたそうな。

でも、現在の地下鉄南北線で使用されている5000形電車の全車両だと、タイヤの総本数が以下の通りになります。

6両編成×20編成×1両にタイヤ16本=タイヤ合計1920本

1920本のタイヤにチェーン巻く・・・車両基地の職員が「暴動」起こしかねません。

非現実的です。

最終的にはスノーシェルターで地上部全てを覆い

雪が積もらない様にしました

の強引な結果になりました。