樺戸神社が建つ月形町は、他の場所と違った開拓の歴史があります。
この地に設置された樺戸集治監の囚人が切り開いた場所です。
集治監は、現在の刑務所に相当しますが、刑務所とはかなり違う施設の様です。
樺戸集治監の建物は、月形樺戸博物館に残っています。
さて、神社へ参りましょう。
月形町市街地からやや離れた場所に神社が建っています。
境内へ進みます。
手水舎。
狛犬はセメントで補修していました。
北海道の冬は、気候が厳しいので、狛犬は傷みやすいです。
やや古いですが、しっかりした社殿です。
社殿の斜め後ろに、忠魂碑。
普通の自治体では、刑務所にマイナスイメージがあるので「誘致」しません。
しかし、中野刑務所(現閉鎖)の移転時、なんと月形町では「誘致運動」を起こしました。
人口減に悩む月形町は、町の活性化を目指して「誘致」したそうです。
元々、樺戸集治監で発展した歴史的背景もあったそうです。
かつて樺戸集治監が置かれた月形町には、現在は月形刑務所が置かれています。