毎週水曜日は何もしない日になっている。
何もしない、何も生産していない日。
むしろ、この世の何かを無為に消費していると実感できてしまう日でもある。
人は生きていいるだけで何らかを消費しているのだから
なんともいえない。
4回生は就職活動を終えればなんだか晴れやかな気持ちになるものかと。
そんな気がしていたのだけれど。
全くそんなことは無いようなきがする。
雨があがった朝だったけれど
日が落ちた夜には、また曇り空から雨が降っていた。
最近の天気はどうなっているのだろう。
大切な時期だからこそ、曇り空よりもきっと晴れている方がいい。
やっぱりどっちかという晴れている空のほうが好きだった。
感性はきっと普通の人間と同じなんだと思う。
僕は何が変なんだろうか。
いつから変になってしまったんだろうか。
この状況に至った理由は、なんだ?
雨が止まない。ここまで続くと梅雨並なんじゃないか。
梅雨の時はそこまで雨を鬱陶しいと思わなかったところを
思い返すと、今が2017年の梅雨らしい。
これに風情を感じるほど余裕はなかった。
雨の関係もあってか、温度はさらに下がっていた。
僕は冬に着る雨を弾くようなコートを着た。
下にはパーカーを着た。
これで寒さ対策はバッチリだ。暑いくらいだ。
大学にいってゼミに参加する。
正直周りが1週で4000字も進めているとこちらが気後れする。
哲学を生業としているような男。
哲学で院生になるというのだから、僕のような奴と同じ空間にいることが
さぞ腹立たしいのではないだろうか。
学園祭までの日程は近づいている。
4回生発表の質は正直残念だった。
残念だったが、残り期間をどう活かすべきか、考えるべきだろう。
メンタルが地味に脆くなっている。
この日も23時頃に家につくことになった。
遅い。社会に入った時に活かせるだろうか?
納豆ご飯を食べた。因みに黄身だけを納豆に混ぜている。食べやすくなる。
一昨日も雨だったし、昨日も雨だったし、
今日もまた雨だった。雨続きである。
なんだろう、今が10月だとわすれてしまうようなこの曇天に身体が拒否反応を示している。抵抗しているようだ。
母は相変わらず怒鳴る。
顔が痛い。
家に居たい、しかしながら、家に居たくない。
矛盾しているようだが、実際に矛盾していない事実。
来年の4月からはこの家の、この部屋を出ていくことになるのだろう。
実感ができていなかった。
できるならば、ずっと数少ない大切な人達が居る、大阪に居たい。
彼らに何かあったときに、僕は駆けつけてあげたい。
それはそれでおこがましいことだろうか。
雨は止まなかった。
止んだようで振っている
止んだふりをしている。
消えた倦怠感が戻ってきた。
明日は外出しないといけないんだがなぁ。
やることも溜まっていた。
それなりに質を求めるならば、時間がかかるのは必然的。
お金がない。大ピンチだ。
本格的に何か探さないと不味いかもな。
こりゃまいった。
就職活動でお金を使いすぎたのだ。そういえばバス料金とかは
案外積み重なって中々の金額になっていたんだろうなぁ。