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高をくくる



短期アルバイトの面接にいく。お金ない。どれだけ格好つけようとしても、これは厳然たる事実。お金はないのだ。

大学に行き、印刷作業を行う。

会議する。
恐ろしく遅い進行。
これは進行者だけでなく、周りの人間も関係しているのでは。

なんじゃあこりゃ。お金も、会議も、人間も、混乱。大混乱。

この日、髪の毛がずっと変だった。この前の美容室のせいにする。最近ワックスつけてないけど、つけるべきか?

来年度のサークル運営決めが始まった。ああ、今年度、本当に嫌な感情ばかりを溜めて、たぎらせてしまったなぁ。こんな僕が最低だったのかな。嫌な先輩でいてすまないな。でも、それでも俺は自分が悪いなんて絶対に思うことはないだろう。



グループワークやらスピーチやらでも時間制限がある。そんな練習みたいなときは最悪どうでもいいんだけれど、実際会議を進行する際、講演じみたことをする際には、体内時計というか時間の感覚が大切になる……のだろうか?

時計を見ればいいだけの話かもしれない。大体グループワークのタイムキーパーは本当になんのためにあるのかわからない。誰か僕を「役割を分けて、みんなで協力」的なやつ以外の理由で納得させて欲しい。


音楽や、人や、言葉に影響されやすい。人生で培った自分というものがまだ形成段階なのだろうか?

小説に文体を影響され、人に言葉を影響された。そもそも人間とはそういうものかもしれないが。

絶対的な何かがあればいい。自分探しか。自分探しをやるべきなのか。

 

 

毎週水曜日は何もしない日になっている。

何もしない、何も生産していない日。

むしろ、この世の何かを無為に消費していると実感できてしまう日でもある。

人は生きていいるだけで何らかを消費しているのだから

なんともいえない。

 

4回生は就職活動を終えればなんだか晴れやかな気持ちになるものかと。

そんな気がしていたのだけれど。

全くそんなことは無いようなきがする。

 

雨があがった朝だったけれど

日が落ちた夜には、また曇り空から雨が降っていた。

 

最近の天気はどうなっているのだろう。

大切な時期だからこそ、曇り空よりもきっと晴れている方がいい。

やっぱりどっちかという晴れている空のほうが好きだった。

感性はきっと普通の人間と同じなんだと思う。

 

僕は何が変なんだろうか。

いつから変になってしまったんだろうか。

この状況に至った理由は、なんだ?

 

 

雨が止まない。ここまで続くと梅雨並なんじゃないか。

梅雨の時はそこまで雨を鬱陶しいと思わなかったところを

思い返すと、今が2017年の梅雨らしい。

これに風情を感じるほど余裕はなかった。

 

雨の関係もあってか、温度はさらに下がっていた。

僕は冬に着る雨を弾くようなコートを着た。

下にはパーカーを着た。

これで寒さ対策はバッチリだ。暑いくらいだ。

 

大学にいってゼミに参加する。

正直周りが1週で4000字も進めているとこちらが気後れする。

哲学を生業としているような男。

哲学で院生になるというのだから、僕のような奴と同じ空間にいることが

さぞ腹立たしいのではないだろうか。

 

学園祭までの日程は近づいている。

4回生発表の質は正直残念だった。

残念だったが、残り期間をどう活かすべきか、考えるべきだろう。

メンタルが地味に脆くなっている。

 

この日も23時頃に家につくことになった。

遅い。社会に入った時に活かせるだろうか?

納豆ご飯を食べた。因みに黄身だけを納豆に混ぜている。食べやすくなる。 「TKGを作るために黄身と白身を分ける手間を惜しまない(生たまご)TKGを作るために黄身と白身を分ける手間を惜しまない(生たまご)」のフリー写真素材を拡大



このところ、毎日刺激の無い日々を送っていた。友情も恋愛も困難もない日々。退屈な困難と、日常化された団体活動。そこから踏み出そうとして踏み出せず、結局自分のエリアに閉じ籠ることしか、僕には出来ていない。

四年間色々あった。色々あって、色々あってこれが僕の結末なのだろうか。

日々を満足に過ごしているとも、退屈に過ごしているともいえる奇妙な時間が続くと、何故だか変になりそうだった。顔はずっと痛いままだ。

何かに救ってもらわないと。あるいは、何かを救わないと、やってられない。なにかして怒鳴られるなんていうのは、もはや論外。

秋。不安だ。
自分だけでなく、自分の関わった団体も不安だ。僕の頑張りだけでは解決できない世代という面で、彼らは問題を抱えている。自分の努力で解決できないことの、なんて歯痒さか。まるで、水を相手にボクシングを挑んでいるような。

今年の僕は、思えば体温が高かった。どうして?


今日も雨に降られている。母が出掛けるついでに車に乗って駅に向かう。つまり、帰りは歩きだ。仕方ない。

大学に着いた。
後輩はせわしなく、自己PRを書いていた。この子はいつも慌てている。見てて楽しい。

部室の空き時間にくる後輩というのは、なかなか珍しい。その時間が遅くなるほどその傾向が強くなる。

そのメンバーもこの4年間で随分と様変わりした。次のそういう人達は、なんとなく決まりつつあった。

彼らがどうか、心苦しまないように。成長できるように。僕にはもう殆ど、祈ることしか出来ない。無力だ。終わりは、近い。

空気は随分と冷たくなった。もう半袖も半ズボンも厳しい季節である。

会議を終えて電車に乗っている。退屈だな。誰かからLINEが来ないかな、そんな思いだ。いつか僕と連絡を取り合ってくれた人達、彼らのことを思い出しながら電車に揺られる。

寂しい。か、虚しいか。
なんにせよ、僕は少し体調の悪いまま、1週間で憂鬱な火曜日を迎える。

 

 

一昨日も雨だったし、昨日も雨だったし、

今日もまた雨だった。雨続きである。

なんだろう、今が10月だとわすれてしまうようなこの曇天に身体が拒否反応を示している。抵抗しているようだ。

母は相変わらず怒鳴る。

顔が痛い。

 

家に居たい、しかしながら、家に居たくない。

矛盾しているようだが、実際に矛盾していない事実。

来年の4月からはこの家の、この部屋を出ていくことになるのだろう。

実感ができていなかった。

できるならば、ずっと数少ない大切な人達が居る、大阪に居たい。

彼らに何かあったときに、僕は駆けつけてあげたい。

それはそれでおこがましいことだろうか。

 

雨は止まなかった。

止んだようで振っている

止んだふりをしている。

 

消えた倦怠感が戻ってきた。

明日は外出しないといけないんだがなぁ。

やることも溜まっていた。

それなりに質を求めるならば、時間がかかるのは必然的。

 

お金がない。大ピンチだ。

本格的に何か探さないと不味いかもな。

こりゃまいった。

就職活動でお金を使いすぎたのだ。そういえばバス料金とかは

案外積み重なって中々の金額になっていたんだろうなぁ。

 
 
 
 
身体が重く、胃が重く、
髪がぐるぐるで、神経に鉛が融合しているような気分。
なんじゃこれ。きついな。
 
お金がないな。