”熊本市南区「良間神社」の鳥居は、熊本地震から復興。能登半島地震の復興も願いました。田迎サウナのあとに、心もととのう。”
おごめ~ん、大分のtakatch親方です(`・ω・´)ゞ
今回は神社の話題⛩ 前向きになれるスポットです✨
▽熊本市南区良町の「良間神社(りょうかんじんじゃ)」です⛩
正式名称は「良間日吉神社」。ただし、この記事では通称の「良間神社」でご紹介たします。
📝田迎サウナさんから徒歩数分のところにある神社です。「良町(ややまち)」バス停のすぐそばに鎮座。
▽地図(熊本県熊本市南区良町3丁目10−38) 県道104号(旧浜線)沿いにございます。
こちらの神社のポイントは、「熊本地震で倒壊した鳥居が復興した」ということ。
たくさんの方のご厚意で、熊本地震から1年半後に鳥居を復興。能登半島地震の復興のパワーにもつながると感じました。
昔から「五穀豊穣」の神様として祀られている良間神社が、復興のシンボルにもなればと感じた私です。
一緒に良間神社を参拝しましょう。熊本市南区で大切にされている神社のこと、あなたにもお届けいたします🎁
<⛩目次>
- 熊本地震から復興した鳥居|平成30年に復興、古い鳥居も残る。
- 境内を歩く|私の他にも若い男性がお参り。
- 良間神社のご利益や由緒|五穀豊穣や無病息災
- 弁財天さま|水の神様は、金運や学問芸術のご利益がある。
- 芥川板碑|庄屋さんが建てた一字一石碑
熊本市南区「良間神社」紹介ティザー映像はこちら→https://youtube.com/shorts/8KR4cCc4Klc
(1)熊本地震から復興した鳥居|平成30年に復興、古い鳥居も残る。
▽道路に面する鳥居から参拝。大きくて新しい鳥居だと、この時は感じました。
▽ただ、鳥居をよく眺めると、奥に2本の石柱があることに気がつきました。
▽廃線となった鉄道の橋脚のような、歴史あふれる存在感。この石柱こそ、地震で被害を受けた鳥居です。
▽新しい鳥居の近くに、地震で被害のあった鳥居の石材も保管されています。
▽「良間神社」の額束も保管されています。物語らぬ歴史の証人です。
▽現在ある新しい鳥居は平成30年10月に建立。熊本地震から1年半後に、新しい息吹を吹かせました。
▽良間神社 熊本地震復興にあたりご寄付をされた方々のお名前が、境内に掲示されています。お気持ちをありがとうございます✨
写真は看板の半分のみ。もう半分にもたくさんのお名前あり。個人名が連なりますので、あえて撮影しませんでした。
それだけ多くの方々が応援されるほど、良間神社が大切にされていると実感。
その良間神社の境内を歩きます。
(2)境内を歩く|私の他にも若い男性がお参り。
▽手水舎で清めましょう。
<💧手水舎での清め方>
- 右手で柄杓を持ち、水を汲んで左手にかけます。
- 柄杓を左手に持ち替え、同じように右手を清めます。
- 柄杓を右手に持ち、左の手のひらに水を受けて口をすすいだら、左手にもう一度水をかけます。
- 水の入った柄杓を立て、柄に水を流してから伏せて置きます。
▽狛犬と本殿
▽本殿で、能登半島地震の復興も願いました。熊本地震から復興した良間神社で祈りを込めよう。
私が参拝した後、若い男性も参拝。車でお越しになり、参拝後にすぐ車で移動されるなど、わざわざ良間神社のご参拝のための立ち寄られた印象。
▽この他、本殿に隣接する公園にも若い男性が1名待機。良間神社が、若者のよりどころにもなっている印象を受けました。
ところで、良間神社はそもそも何のご利益や神様なのか、次章でご紹介。
(3)良間神社のご利益や由緒|五穀豊穣や無病息災
⛩ご利益&ご祭神|五穀豊穣や無病息災←大山咋神(おおやまくい、農業の神・山の神)
▽農業や山の神である「大山咋神(おおやまくい)」の神様を祀っております。ゆえに、五穀豊穣や無病息災のご利益あり🌾
大山咋神は、男の神様。実は、神社の本殿の屋根を見ることで、そのご祭神が男の神様or女の神様かを見分けられます!(📝宮崎県の大御神社の記事で紹介あり)
▽良間神社の立派な屋根。屋根の上にある「千木(ちぎ)」という刀のような反った柱で、男女の神を見分けられます。
▽良間神社のように、千木の形には先端が地面に対して垂直に削られる「外削ぎ」の場合、男の神様を祀られています👨
Cf:逆に、地面に対して平行の「内削ぎ」は、女の神様を祀られています👸(先日の宮崎大御神社がこちらの例)
蛇足かもしれませんが、良間神社の千木が立派なため、豆知識をご紹介!
⛩由緒や歴史|平安初期に創建、現在地には安土桃山~江戸時代に鎮座
- 平安時代初期に創建(当時は、現在の熊本市中央区に鎮座されたとされます。)
- 1601年(慶長6年)に現在地に移転
- 1871年(明治4年)に村社に列格
※以上、全国各地のお祭りや観光情報を発信される「来たHUB」さんの良間神社ご紹介ページを引用いたしましたm(__)m
歴史や五穀豊穣の神様がおわす良間神社。境内には他の神様や文化財もあり!
(4)弁財天さま|水の神様は、金運や学問芸術のご利益がある。
▽本殿の裏に祠が2つあり。左の祠は施錠されており、中を確認できず。右の祠は開放されていました。
▽右の祠には、七福神がたくさんおわします🐡
▽中央には弁財天様。水の神であり、金運や学問芸術上達のご利益もあるとされます。
▽布袋様。私ではないですよ(笑) 笑門来福、夫婦円満、子宝のご利益があるとされます。
▽恵比須様。五穀豊穣・開運招福・学業成就のご利益を期待!(Cf:📝佐賀市には恵比須様がたくさん!JR九州ウォーキング記事はこちら)
▽祠にある看板では、弁財天様がご本尊。平成13年5月に、40万円にて本殿(祠)を新調されました。
弁財天様の近くには、もう1つ注目の石碑があり⛰
(5)芥川板碑|庄屋さんが建てた一字一石碑
芥川板碑とは、18世紀末頃の寛政年間に田迎手永の惣庄屋であった芥川守拙が建てた一字一石碑です。この良間日吉神社の板碑は他の芥川板碑と異なり四角形に近い形態をしています。板碑がかなり薄いのは他と同じ特徴です。中央の蓮台上に聖観音立像を刻み、左右に銘文を刻んでいます。銘文は読みにくいですが、「普門品一字一石寛政甲寅七月建立者五穀成熟人民」「平安罪障消滅子孫昌栄之祈願也 芥川守拙敬白」とあります。
今回は熊本市南区の良間神社をご紹介。地震からの復興、古くから村役人の方も信仰されるなど、良町地域で大切にされていることを感じました✨
最近は神社巡りも積極的に実施。各神社に由来やご利益、伝説もあり興味深いです。
これからも各地の神社にお邪魔しながら、どんな信仰があるのかなど、民俗学的な紹介も行う予定です。
あなたもぜひ、良間神社で運気をあげてください神社近くの田迎サウナで体温も上げてください🔥(笑)
気持ちが前向きになれる場所ですよ♪
以上です(`・ω・´)ゞ最後までお付き合いいただきありがとうございましたm(__)m
「神社仏閣⛩」動画集→https://youtube.com/playlist?list=PLCP8H0iqHBwBN6zcqlWPYthJTkVIX3hsf
「熊本🌋」動画集→https://www.youtube.com/playlist?list=PLCP8H0iqHBwAr5OhQllKWnu20ACvYWBLC