【東京都知事選】石丸伸二の公約「3本の柱・9つの軸」 | 午前零時零分零秒に発信するアンチ文学

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小池都知事の批判が熱を帯びているようだけど、それでも女性を中心に支持されているようだ。

 

一方で、ネットでは無敵の人気を誇る石丸伸二氏の場合、支持されているのは殆どが40~50代の男性であるという情報が出ている。言い換えれば、女性票が伸び悩んでいる様子。

 

なぜか?


恐らく、子育てに最も関与している母親の立場で不支持なんだと思う。だから、小池都知事の子育て支援策は、とても有難いと感じているだろうし、石丸都知事になってしまうと、それが無くなってしまうのではと懸念しているんじゃないの?

 

また、同候補の政治家としてのキャリア、年齢的に若すぎるという理由から「本当に任せて大丈夫?」という不安を抱いているのかもね。だから「蓮舫は嫌だし、だったら小池さんでイイんじゃないの?」ってなるかもしれない。

 

今回は、そこんところを「見える化」した映像が公開されたので、後半にリンクカードを貼り付けておく。決して、子育て支援を止めるような人物ではないと解る。

 

寧ろ、もっと広い視点で考え、達成できないような公約は絶対に上げていない。

 

 

■蓮舫氏の公約

 

少子化対策として若者世代の支援を上げている。結婚をして子供を産んでもらうために、雇用を充実させたり、給与を上げたりする。住民税非課税世帯への家賃補助や福祉・保育などの分野に就く奨学金返済支援とか。認知症対策強化やシルバーバスの拡大まであったりして、高齢者の票も取り込もうとしている。


多くの都民が、こんな政策を有難いと思うのなら、世も末だよね。

 

人参作戦!付け焼き刃だよ。例えば「その恩恵を受けて生活が良くなりました。でも、その後は一体何があるの?」って話ね。時と税金が無情に減っていくだけで、誰も救えない。やがて、少子化は加速し、地方が壊滅。最後は東京も壊滅する。

 

こんなのは、子供を過保護にして1人では何もできない大人にしているのと同じだと思うんだよね。本当に国民の事を考えるのなら、1人1人が自立できる政策を打ち出すべきじゃないのかな?


「神宮外苑工事の是非を都民へ問う」なんて言ってたっけ。冗談じゃない。どこまで税金垂れ流したら気が済むんだか。

 

 

■石丸伸二氏の公約(必見)

 

では、いよいよ石丸伸二氏の公約です。

 

街頭演説では、一部しか話してなかったんだけど、本当は「政治再建」「都市開発」「産業創出」の3本の柱から、更に、柱から3つずつの軸(9つの軸)を掲げている。だからこそ、ブレないんだよね。

 

①政治再建

 

1.都政の見える化・分かる化

 

国民の関心を政治へと向ける。その為のツールとして「YOUTUBE・SNS」を利用して都庁を見える化する。色々な情報が錯綜しているせいで、何が本当で何が真実なのかが解りにくくなっている。それが政治離れの原因だと見ているんだよね。そこんところを是正する。情報公開することにより、脈々と受け継がれた政界の悪習を炙り出し、新しい人により止める。見られることによって、だらけている腐った政治屋を一掃できる訳ですね。

 

2.ICTを活用した民意の集約

 

ご想像の通り、ツイッターやLINEやSNSなど、情報を公開できるツールは山ほど増えている。だから、それらから声を届けることは可能なんだけど、これまでのアナクロ的なやり方だと政治家に届く声って「ごく一部」なんですよね。

 

岸田政権ってそれで失敗してるよね。結局は財務省や経団連の言いなりになって、何をやりたいのか不透明になるし、国民まで苦しめている。ということで、民意を100%聴くなんて不可能なんだよ。だから、デジタルなツールを使って集約する。でも、単純に集約するだけじゃダメなんだよね。

 

これには、発信者(石丸伸二氏)が「何について、国民と話し合うのか?」を予め決めておき、それに対して意見を交わす訳ですね。とても建設的であり「民意が政治に直接反映していく」訳よ。こんなに楽しいことないよね。

 

3.政策の合理化・適正化

 

「利権政治の脱却」簡単には言うけど、実際問題むずかしいですよね。

 

何が難しいのかといえば、悪い事・非合理的な事だと解っていても「ノー」と言えない空気が出来上がってしまっているんだよね。反対すると議会から反発食らうから。で、特定の団体が得をして、好き勝手と施設を増やしまくる。じゃあ、それが国民の為になっているのかといえば、実はそうじゃなかったりする訳ね。

 

この3番目は、非常に見えにくいところにメスを入れている。福祉事業かぁ…そりゃあ、アチラコチラで施設が出来てしまうと、それぞれが好き勝手にやってしまうよね。で、バラマキによって維持されるんだけど、結局のところ統制が取れなくなってしまう。だったら、1つに統合しろよって話なんだけど、これをやろうとすると反対の声が上がるのは自明だよね。

 

だけど、統合してしまうと全視的になるので、施設の運営者や関係者は下手な事できないですよね。ここの判断は難しいところ。でも、やらなきゃ腐敗が続くだけ。

 

②都市開発

 

4.災害リスクへの対応

 

災害対策といえば「自助⇒共助⇒公助」に集約されると思う。でも、オイラも含めて殆どの人は「自助」…災害への備えが出来ていないんだよね。「何かあれば政府が何とかしてくれる」というやつ。これが一番危険なんだよね。

 

自助が出来てこそ、共助。他人を助けるというやつ。んで、最後が「公助」。これが政治ですね。環境改善する。東京は過密が故に、災害に弱いのは自明なんだよね。だから、少しずつ街を改善していく。真の意味で「都市開発」なんだよね。

 

そこんとこの意識づけですね。

 

5.経済と環境 二つのエコの両立

 

経済があってのエコであり、それを無視したエコなら「単純に人が居なければ良くなる」のが最大のエコになる。でも、そういう訳には行かない。

 

これは、4の「災害リスクへの対応」とリンクしている。公助の後の話ですね。「災害が起き後にどうするのか?」ってところに切り込んでいる。早い復興が必要になる。でも、それにはお金が要る。だから貯金を作っておく。

 

神宮外苑の話が出ていますが、これは双方共に冷静な議論を呼びかけないといけないと発言されている。当然ながら、故坂本龍一氏が小池都知事に宛てた手紙も全部読まれている。恐らく、反対派をどう説得するかの流れになると思う。

 

やっぱ冷静な議論が必要だね。

 

6.多摩格差の是正

 

東京では西と東で「過疎と過密」が拡がっている。人口が東へ流れているんだよね。そこを何とかして止めたい。その為には、多摩でしか出せない魅力を磨いていく。つまり、都市圏では出せないものを作っていく。その為に投資をする。

 

これは他府県の過疎を防ぐ為にも、模範になる。

 

具体的に何をするのかといえば「学校給食費の無償化」を上げている。小池都政では、未だ多摩地域の給食費無償化は実現していない。ようやく「給食費2分の1補助」に踏み切ったようですが、これは逆にいえば「金がないから、半分は自腹を切れ」と言っているようなものよ。要するに、小池都政のままでは貧乏な地域は放っておかれるって訳よね。

 

石丸氏が都知事になった暁には、弱い地域から経済的支援をしていく。

 

③産業創出

 

7.教育の深化・進化

 

これは街頭演説で最も上げていたマニフェストですね。教育って物凄く大事ですよ。これはオイラが経験したことだから。幼少期から、ちゃんとした質の高い教育を受けさせたほうがいいんだよ。そうしないと、この厳しい日本で自立できないばかりか、社会人としての下地ができないんだよね。

 

その為には、学校によって学習環境に差をつけない事。だから、行政の力で教育環境を整える必要が出てくる。何でもかんでも、先生に仕事を押し付けていたのが是正される。

 

更に、目玉政策として「都内の公立高校186校の生徒会長に其々100万円をばら撒く」というもの。学校の為に使うなら、方法は問わない。金を受け取った時点で責任が発生する。高校の時点で政治を勉強できるんだよね。予算が配られる訳だから、各校で生徒会長選が盛り上がる。また186校が競う訳だから、最優秀校には来年度に更に倍の資金を受け取れる。

 

これは日本の将来を支える世代にとって、十分な経験であり、ここから未来の政治家や実業家が出てくる。産業発展の力になるのは間違いない。


要するに、教育を受ける側の無償化に加えて、学校側の働き方改革を同時にやる訳よ。

 

8.外需の取り込み

 

インバウンド需要ですね。ですが、現在のやり方では勿体ないと述べています。

 

例えば「宿泊税」。「日本人からまで取らなくてもいい」と言われている。全て外国人から徴収して、それを原資としてインフラを整備する。つまり、外国人が落としてくれたお金で環境を整える。そして「来てよかった」と思って貰えるような都市開発をしていく。

 

自動車などの輸出産業に貢献している日本ですが、これからはコンテンツ産業の時代になる。だから、それを作れる為の環境を整える。1400万人の人口を生かしたマーケットの開拓。映画やアニメ、その他のエンタメもそう。これは東京でしか出来ない事。それを世界へ発信していく。

 

これは地方でしか出来ない事業を育てていく事にも繋がる。すると、東京の過密は少しずつ解消され、多極分散に向かう。地方が元気になっていく。

 

9,道府県との協調・協働

 

これは、8と繋がってますね。多極分散。

 

石丸伸二さんが目指す社会の最終到達点ですね。地方でしか出来ない魅力を育てていく。これまでの8つの軸が集約しています。多極分散が進めば、日本が元気になる。東京と地方、47都道府県全てが協調・協働で日本が進む。少子化が進んでも、持ちこたえられる。経済強国、、、そんな社会になる。

 

・・・・・・

 

以上、この3本の柱・9つの軸を同時進行でやるというもの。

かなりスピーディーに展開されると思うよ。

 

今ならまだ間に合うだろう。

 

まだ、投票へ行ってない人、行きたいけど誰に入れたいのか迷っている人。

参考になればいいなと思います。