Anime 246 - 洗い屋さん! ~俺とアイツが女湯で!?~ | 午前零時零分零秒に発信するアンチ文学

午前零時零分零秒に発信するアンチ文学

時事問題から思想哲学に至るまで、世間という名の幻想に隠れた真実に迫る事を目的とする!

■概要

 

「これって本当にマッサージなんですか…っ?」実家の銭湯で背中流し職人のアルバイトを始めた奏太は、正体を隠したまま同級生の少女・葵の背中を流すことに…。日頃の恨みからセクハラまがいの痩身マッサージを続けていたら、実は葵が自分に片想いしていることが発覚…!!火照った肌に触れるうちに、洗体師の正体が奏太だという事もバレてしまい――赤い暖簾の先に待つ、不器用男女の青春ラブコメディー!(C)トヨ/Suiseisha Inc.

 

 

13+の作品みたいだ(prime videoによる)。

3分程度で終わる話が「計8話」まである。

 

prime videoの会員だと第3話までが無料視聴可能。

なぜかYOUTUBEで公式が流しているけど、際どい所はカットされている。

ストーリーは単純明快。お風呂を通じて両想いの男女が結ばれるという話。

 

 

■洗い屋さんについて

 

「そんな仕事ってあるの?」とか「クリーニング屋の間違いじゃないの?」とか思われるかも知れないけど、実はお風呂屋さんでも、背中を流したり、髪の毛を洗ったりしてくれる専門の人が居たんだよねえ。

 

「三助」って呼ばれてたんだけど、名称通り「男性」の仕事だったりするのよ。

自分の身体を奇麗に洗ってほしい客人は、事前にお金を払って「札」を貰う。

んで、浴室に札を置いたまま入ると、そこに三助さんが入ってきて洗ってくれる。男湯でも女湯でもどちらもOKだった訳よ。

 

そう「OKだった」という過去形ね。

要するに、現在は三助さんって居ないのよねえ。

 

まあ、今の銭湯はゴージャスになっているし、十分に割高だし。一方で昭和の匂いが染みついた街中銭湯って施設の老朽化とか経営者の高齢化とかが進んで廃業していくし。これも時勢と言ってしまえばそれまでだけど、嘗ては最高の贅沢だった三助さんのサービスも需要がなくなってきたんだろうね、多分。

 

ということで、本作はそういう昔テイストの話をラブコメ風に仕上げてある。

舞台とシナリオの設定上、どうしても際どいシーンは出てくるんだけど、オイラ的には「必要最低限に収めようとする制作人の努力が窺える」と思っている。

 

 

■登場人物