以下のニュースである。
「何でもかんでも万博を絶対やれということではないと思います。優先順位とすれば、被災地支援です。ただ、今の段階で万博の工事をすべてやめる必要はなく、工事は進めながら、いよいよ人員もお金も足りないということになれば、その時に万博の中止・延期ということも、考えないといけないと思いますよ」
ここの部分は最もな指摘である。
但し、万博工事の現状については、既に基礎工事が終わっている様子。これから建築に入る段階という。だから、復興への人員が万博に取られることは限りなくないと言って良いだろう。また、どのように被災地支援していくかの段取りが何も練られていないのに「さっさと万博やめろ」というのもどうかと思う。
それにだ。
上記赤字の部分ね。
これが日本維新の会や万博と関わりのない人物からのものなら、別にオイラとしては、気にはならないのよ。
「言い出しっぺの橋下徹氏から出た発言だった」
これが大いに気になるのよ。
実をいうと、松本人志さんの問題から嫌な予感がしてたんだよね。
だってさぁ。何で8年前の事が今更?ってのもあるけど、彼って万博のアンバサダーだった訳じゃない。しかも、でっち上げたのが維新の敵とでもいうべき文春だからねえ。万博に関わりのある人物を「鳥の翼をもぎ取るように排除していこうと考えてんじゃねえの?」って思ってしまう。
これが本当なら、文春は裁判に勝とうが負けようが「計画通り」だった訳よ。
信じたくはないが、ムカつくよなあ。
橋下さんって現役じゃないけど、維新の会にとっても影響力のある人物だ。しかも、万博に関しては先頭を切っていた訳だからねえ。
勿論、被災地の状況も解らない中、最悪になれば万博延期も視野に入れなければならないけど、これは何も他のイベントでも同じことが言える。だから、オイラが思うに「万博やめろ、震災に手を貸せ」というのは、どう考えても「万博反対派やアンチ維新(殆どがれいわ支持者と思われる)が震災という惨事を自分達の都合の良い言い訳にしている」としか思えないのよ。
正直、万博の開催を本当に楽しみにしているオイラなんだよね。
「いのち輝く未来社会」は、これからの超少子高齢化社会という最大のテーマに対して150の国々が1か所に集結して技術を展示していくものだからねえ。
全世界が注目している訳よ。
半年間の滞在、それだけでも経済効果がある。
更に、イベントが終わった後でも「ハイ終わり」じゃないんだよね。更に、そこから新たなビジネスチャンスが生まれる。これは凄い事だ。
松井一郎氏がチャンネルを開設されたようだ。本当に、上記のインタビューはオイラが思っている事を松井さんが言ってくれている。
日本が幾ら景気対策をやるとか言っても、既に少子高齢化が進んでいる。働き手というか、マンパワーが貧弱な訳よ。そんな現状で、どうやって国力を上げていくのか?って話。逆立ちしたって納税額を上げようと思えば、増税するしかない訳。
国が「消費を上げろ」とか言っても、日本人だけでは限界がある。
だから、外国人の富裕層からも金をたんまり落として貰う必要が出てくる。インバウンド需要こそが日本の生き残れる道だ。IRのカジノでもそうだけど、夢洲を日本への「海の入口」にするということだろう。
ということは、観光地としてもビジネスとしても十分に成り立つと思っている。
維新は「2兆円の経済効果がある」と主張しているが、オイラはもっとあると予想している。
因みに、これに代わる経済改革は、他のどの政党も出せていない。
そして…
■高市経済安保相の延期発言
そりゃあ、猛反発食らうだろうな。国も世界もそれに向かって準備している訳よ。では、延期(または中止することについて)どれだけの損失が出るか、そこんとこまで計算して発言しているのなら「さすが高市さん」と思うけど。。。
「現状は難しい」
と言っているんだから「何じゃそりゃ?」って話よ。
コレって日本だけの問題じゃないんだよね。
150の参加国が急ピッチで準備している現実がある。
だから「その発言は、国がやろうとしている事への異議申し立て」を意味する。
また、万博をやめたからといって、被災地復興が進むのか?といえば、これも解らんのよ。「辞職せよ」という声があるのは至極当然。オイラも同意見だ。
高市さんも、反対派に便乗して人気取りに行ったんじゃないの?