タッチタイピングは老化防止になるのか? | 午前零時零分零秒に発信するアンチ文学

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年をとれば足腰から弱くなるようだが、これは人骨の4分の1が足だからだろう。

刺激の少ない楽な生活をしていると足腰が弱りやすいというが、毎日少しの時間でも歩いているとこれが随分と違ってくるものだ。散歩と呼ばれる原始的運動が健康に良いのは、やれ自律神経のバランスやら骨密度の増加やら肝機能の改善やら色々言われてるが、いずれにしても「」を使っているからだろう。

足の指を使わなければ歩けないし、ジャンプすることも出来ない。だから、指というのは生命力を維持するのにとても重要だ。理論的には裸足で歩くのが最も良い訳だが、大衆の前でこれをやるとさすがに常軌を逸してしまう。

まあこれから暖かくなるだろうし、海が近い人なら砂浜を歩くのが良いかと思う。異物混入に注意する必要はあるが、海水が足元に掛かるか掛からないかのギリギリの場所を歩く。陽に照らされて熱くなった砂を踏みしめ、時々冷たい海水が掛かれば温冷交互浴に匹敵する作用がある。足指が「熱い」「冷たい」を感知するセンサーになり、身体が自律神経系のバランスを取ろうとするからだ。潮風については、綺麗な海のものなら呼吸器系にも殺菌作用があるみたいだが。

お風呂で足指の運動をするのもいい。浴槽の中で「グー」と「パー」を交互に繰り返す。で、しんどくなったら止める。


閑話休題


今度は手の指に触れてみたい。

人間は仕事を辞めた途端、急に老け込んでしまうものだが、これは主に指先を使わなくなったからではないかと思う。だから、握力を鍛えるのは老化防止になるのかどうかは判らんが、健康に良いのは確かだろう。

軟式ボールを持っていれば、空いた時にも握っておけば握力が鍛えられる。浴槽の中ならもっといいだろう。足指と同じように手のほうも「グー」と「パー」の運動をやる。特に、「グー」で拳を作ってから「パー」で開く時の力が重要だ。お湯の中なら負荷が掛かるので良い運動になる。但し、あまりやりすぎると、後から疲れが出るので程々にしておいたほうがいい。

握力を鍛える以外で身近な指の運動はといえば、パソコンのキーボードではないかと思う。少なくとも、ここのブログを読んでいる人の殆どはパソコンを持っている。今は、マウス(ポインティング・デバイス)によって操作性は格段に上がったが、パソコンの面白さは何といってもキーボードを使えるところだ。

ホームページやブログを持っている人なら、ある程度は文字を打てるのだろう。しかし、中には全く苦手という人もいるし、反対に我流で速く打てる人もいる。筆者の経験上では、基礎からちゃんと身に付けたほうが良いと思う。よく「片手タイピング」とか「三本指×2」で打っている人を見掛けるが、指は左右10本使ったほうがいい。最初は遅くてもいいから慣れることだ。キーを見ながら6本の指で一所懸命に打つのと、キーを見ずに10本の指でゆっくり打つのとでは遥かに後者のほうが速く正確に打てる。疲労度が全然違うのだ。

「かな入力」と「ローマ字入力」、これは好みで決めればいいと思うが、かな入力の場合はローマ字入力に比べて少ないキーで入力出来るので結果的には速くなる。但し、これは日本語を打つ時だけ。覚えねばならないキーが多くなり、英数字を打つ際はいちいち入力方法を切り替えねばならない。結局のところ、アルファベットのキー配置も覚えねばならなくなるので、トータルで考えればデメリットのほうが多くなる。だから、ローマ字入力をオススメする。

無料のタイピング練習サイトを探していたら、それっぽいのが見つかったので以下にリンクを貼っておく。自己流のクセがついてしまっている人にとってはやりにくくなるが、スピードは落ちてもいいので、まず基礎から慣れることが大事だ。毎日練習していれば、後から幾らでも取り返せる。それこそ倍返しになる。「今までやってた打ち方は一体なんだったんだ?」と実感できるだろう。

1.今日からタッチタイピング(体験版)
タイピングが苦手な人は、ここからがいいだろう。「DEMO」と書かれたところしか利用出来ないが、基礎の基礎となる「ホームポジション」と「どの指で どのキーを打つのか?」が解りやすく解説されている。落ち着いてやれば、段々とわかってくる。オススメは「A キーボード入門」→「S ホームポジション」だ。

2.無料タイピング練習
1の「A キーボード入門」→「S ホームポジション」出来るようになったら、今度はここで鍛えるのがいい。アルファベットの種類が増える。これまでの中段打ちから、下段~最上段打ちまである。はじめのうちは、打ち終わった後にホームポジションに戻るクセをつけておけば迷わずに済む。右側メニューの「無料タイピング練習」(青で反転しているところ)をクリックすれば、更に充実した練習が出来る。ここである程度の力をつけられる。

3.Flashタイピング「皿打」
2までが出来るようになったら、これがいい。ゲーム感覚で楽しめる。皿に乗った食べ物を奪う為に集まってくる小人に書かれた「単語」を入力して撃退する訳だ。読みがわからなくても下にローマ字表示されている。

一日一時間程度の練習時間で十分だ。特に3の場合は、プレイしていくうちに小人の撃退方法とかを考えていけば高得点も望める。入力しながら他の小人にまで注意が行くようになると、その分だけ上達していることになる。

真面目に続けていれば、最初の一ヶ月で雲泥の差が出る。

続けることの根気が大事だと思うね。だから、キーボードの入力を覚えること自体が老化防止になる訳じゃない。入力する過程で頭を使うようになるからだ。それと、毎日続けようとする根気だ。これらが老化を遅らせるのである。

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