ふと、とある記事が目に留まった。

それは、ワシントンD.Cのホロコースト記念博物館に展示してある、アメリカの政治学者、ローレンス・ブリット博士が過去のファシストを研究した際に導きだした事。


『ファシズムの初期の兆候・14項目』

①強力で継続的なナショナリズム
②人権の軽視
③団結の為の敵国づくり
④軍事優先(軍隊の優先性)
⑤性差別の横行
⑥マスメディアのコントロール
⑦国家の治安強化に対する執着
⑧宗教と政治の癒着、一体化
⑨企業(の力)の保護
⑩労働者の抑圧
⑪学問と芸術の軽視
⑫刑罰強化、厳罰化への執着
⑬身びいきの横行や腐敗(汚職)
⑭詐欺的、不正な選挙


これを目にして、何かゾッとした…

そして、ここに代表的な2人の発言を。

ヒトラーはこう言った。
「大衆の理解力は小さいが、忘却力は大きい」
「民衆の圧倒的多数は冷静な熟慮より、むしろ感情的な感じで考え方や行動を決める」
と。

ゲーリングはこうも言った。
国民に向かって「我々は攻撃されかかっている」と煽り、平和主義者に対しては「愛国心が欠けているし、国を危険に晒している」と非難すればよい、と。

今日は、昨年観劇出来なかった作品の再演を拝見しに。


演劇企画集団LondonPANDA リーディング公演

原作:井上ひさし

『青葉繁れる  vol.2』

井上ひさし先生が仙台一高生として、仙台で過ごした時をモデルに描いた作品。

それをグッと2万文字のエッセンスにしての公演。

場所は、仙台の片平にある「1TO2BLDG(イチトニビル)」の4階・アートスペースYOUTO


演出:大河原準介(LondonPANDA)
演者:東谷    英人(DULL-COLORED POP)
        :飯沼    由和(言言)
        :村田    青葉(演劇ユニットせのび)
        :菊池    佳南(青年団・うさぎストライプ)

演出&男優陣は全員が仙台一高出身で、紅一点の佳南ちゃんは作品に出てくるマドンナと同じ宮城二女高(現・仙台二華)出身。

そして、窓越しに見えるのが…

杜の都・仙台を象徴するケヤキの緑。

演者、公演時期に大河原さんの拘りが良く感じられる。

作品は井上作品らしく、ちょっと滑稽な人物描写と、登場人物の年齢を見事に感じ取れる瑞々しさ。

今の時代感覚では相容れないであろう台詞も出てくるが…
(原作の書かれた時代には、そう言う人も居たであろう事は容易に想像出来る)


そこにリーディング公演にしては、よく動き回る演者の皆さん。

東谷さんは顔に汗をかきかき、飯沼さんは肩で息をしてしまうような動きを見せる。

観客30人のキャパだからこその、演者の細やかな表情・息づかいが良く見えるし、原作に描かれている空気感が会場を密に充たしていく。

また、観に来ていた一高OB・二女OBと思われる方の時折見せる反応が面白かったりもする。

縁ある地で公演をやる楽しさ、それをストレートに感じられる良い公演でした。







若村麻由美さん、本当に驚異的だ…
あのお歳であの美貌って…

と、思いつつ『チコちゃんに叱られる』を観ておりました。


さて、昨日は会社の年間BOXシートで、プロ野球・イーグルスvs.ホークスを観戦。

営業成績に対するインセンティブを特別決めていなかったので、本社の配慮により褒賞として球場&二次会の飲食諸々をご馳走して頂きました。

しかも、肝心な試合も渡辺直人選手のHR、銀ちゃんのバスターエンドランによるサヨナラ勝利と、劇的で本当に良かった~♪

思わずBOX内だけでなく、後ろのBOXの方々ともハイタッチ ♪( ´∀`)人(´∀` )♪


昨日は東北ブルーマッチの日だった為、7回のイーグルス攻撃前のジェット風船もブルー


今日の敵地・ブルーウェーブ戦は残念ながら負けてしまいましたが、明日は勝ってくれ~!イーグルス!