イスラエル側から発せられる情報が余りにもお粗末なプロパガンダになっている。


しかし、日本の報道は通信社提供のものを検証せず、疑問も持たず、そのまま垂れ流している状態。ある意味、欧米をただ追随しているだけ。


1つは、怪我した『パレスチナの一般市民に向けて』届けられた医療物資とされるモノが『英語だけで』医療物資と書かれた紙を段ボールに貼り付け、その面をご丁寧にも全て、報道機関が居る方に向けて並べていた。



また、1つは基幹病院の保育器などの設備を自分達の手で散々破壊しておきながら、さも救助の体で保育器などを救護場所に運び入れる映像を報道機関に撮らせる。



はたまた、その基幹病院のMRIの中に隠されていた銃器類を発見した!と並べて見せている映像が今日流れてきた。

しかし、MRIを使う医療従事者や製造に関わる人間からすれば、強烈な磁場を発生させるMRIの傍に銃器を置けば、あっという間に引っ付き折れ曲がる事など想像に難くなし、置き方を間違えばMRIの方へ凄まじいスピードで引き寄せられて鈍器の如き凶器と化す。そんな所に日常的に隠し保管しているなどあり得ない。

それを考えもしないで、ハマスの拠点として病院(の地下)を使っていた証拠だ!と報じている浅はかさ。



イスラエル政府は何でもかんでもでっち上げて、パレスチナの人々が住めない程にインフラを破壊して、ガザからパレスチナ人を一掃しようとしているのではないか?とすら思えてしまう。



この光景、アメリカの『大量破壊兵器が有る』と言って見つからなかった、あのイラクでの出来事が想起される。






宮城県議会議員選挙、県全体での投票率35.93%(前回比+1.13%)


過去最低だった前回を辛うじて上回りましたが、それでもこの投票率どうなんでしょうね?


ちなみに(宮城県全有権者数の約半分を占める)仙台市5選挙区全体では32.07%台と、3人に1人すらも投票しておりませんでした。


宮城県民には民主主義は贅沢過ぎるのかも...とすら自虐的になる。


水道や医療、交通網とか一番身近な先行きを左右するであろう選挙で、投票という政治参加・意思表示の権利を放棄するんだね...と。


トップダウンと称して、水道事業の民営化や病院の統廃合・移転を半ば独善的に進めようとする知事を生むのも仕方がないのかな。




『天井の無い監獄』と称されるパレスチナのガザ地区。


逃げ場の無い塀で囲まれた地に無差別の空爆攻撃をするイスラエル。

ただ日々の生活を慎ましやかに過ごしている市井の人々・子供達まで攻撃している。


攻撃対象は飽くまでハマスではないのか?


一方で、市井の人々を盾にして隠れ、イスラエルへ攻撃するハマスの非道さもまた醜悪。


即時停戦を促す表明を国連で拒否権行使で却下したアメリカも醜悪。


現状を観て頭を過ったのは、イスラエルはアウシュヴィッツでのジェノサイドに対する報復を現代にやっているのか?という思い。


そして、そのイスラエル軍への食料提供を表明したマクドナルドよ、今起きているガザのジェノサイドを是認するのか?


すべての悲劇の原因であるイギリスよ、この事態、どうしてくれるのか?