東日本大震災後、その年に旗揚げした『劇団短距離男道ミサイル』
震災直後、ここ宮城・仙台から笑いを取り戻せないかを考え、真剣に馬鹿な事を面白おかしく演出に盛り込んだ劇団が、今年の3月をもって改名するとの事。その改名前、仙台最終公演を観劇。
劇団 短距離男道ミサイル39発目 改参公演
「みちのく超人伝説Ⅱ奥州藤原篇『黄金黎明伝TSUNEKIYO X The Golden Dawn』-Episode 0- 愛、千年後のあなたへ」
@仙台市宮城野区文化センター・パトナホール
真面目なシナリオをバックボーンに、声を出して笑ってしまうような演出、相変わらずの男道ミサイルらしい公演でした。

まあ、まさか最前列の中頃の席を準備されているとはね...
たまに観客に掛け合いのフリをするから、特に上の画像でこちらに背を向けている彼がね。無茶振りされるのか?と心中安穏とはしていられない(笑)
ふと最前列を見渡すと、数席飛んだ席にせんだい演劇工房10-Box、前の工房長・八巻さんや数年前に閉館した仙台セントラルホールの元支配人・遠藤さんがいらっしゃって、私が演劇を楽しむようになったキッカケを作った2人へ幕間にご挨拶を。
劇団発足初期から現在に至るまで、様々な演者の皆さんだけでなく、様々な形で演劇や地域イベント・メディアに携わる方々を知る事が出来ました。
さあ、4月以降、真剣に馬鹿をやれる男達がいる劇団の第2幕がどのようになるか、今から楽しみにしております。

文末となりますが、この度の能登半島地震におきまして被災された皆様、また、痛ましくもお亡くなりになった方々とその家族の方々にお悔やみ申し上げます。
そして、わずかでもより早く安寧の日が訪れます事、心よりお祈り致します。