なぜ、男女平等(参画)が重要か?

今まで人権的視点でのみ捉えておりました。

しかし、今日新たな視点からも大事だと思い知らされました。


性別毎の特定疾病というものがあり、その中でもウイルス・細菌による大流行などという事態が発生した場合、

そのコミュニティーの男女比に極端な偏りが存在し、大多数を占める性別側で一気に感染・罹患すれば、あっという間に組織は機能不全を起こす。

そう、今の日本の国会を思い浮かべてみれば判り易い。

現状だと、男性限定の疾病が大流行したら...

また、男女比がまるっきり現状と逆の場合、女性限定の疾病が大流行したら...

そういう観点から男女平等参画が大事なんだと。


目から鱗が落ちる思いでした。




今夜の総理会見、今回もほとんど具体的数値で示さない、ある意味内容の無いものだった。

むしろ問題だった事のほうが...

1万人あたりの感染者指数を0.06と発表した。

実質、PCR検査数を抑制している現状、母数となる検査数が適切でない。

自覚症状はあるが、(濃厚接触の要件を満たしていないという理由で)検査を受けられない人の中には、陰性の方も陽性の方も両方存在する可能性は否定出来ない。

つまり、検査出来なかった陽性の方がスプレッダーとして、クラスタを形成していく危険性を排除出来ない。

早く、既存のインフルエンザのような検査体制を築き、軽症者は自宅で自主隔離してもらい、重症者を重点的に病院で受け入れるようにしないと、それこそ後々医療の現場が崩壊しかねない。

そして、電車や新幹線、飛行機での移動が簡単な現在、今のままではダラダラと感染者数を上下させながら、4月、最悪5月も感染拡大するだろう。

そこを見越してか、WHOがパンデミック宣言した事により、IOCが一気に延期・中止に傾きかけたタイミングで、安倍総理がWHOに約166億円の資金拠出を決定。これは色々と憶測を呼ぶ。


本日の会見で唯一良かった点は、初め質疑応答を終わらせようとした際、記者が一斉に打ち切りへ抗議の声をあげ、予め決めていたであろう記者以外の質問も受け付けた事。

おかげで、朝日新聞社の記者より『国会で虚偽答弁したり、法制局等が知り得ないうちに、閣議で法律の解釈変更したりするような内閣を国民が信頼し、私権制限をするような緊急事態宣言をする資格はあるのか?定年延長の口頭決裁を取り下げないのか?』という趣旨の突っ込んだ質問が出た。

さすがに、この時の総理はムッとしてキレ気味な反応だった。

事前通告的質疑応答ではあり得ない、興味深い質問であった。

記者の皆さんには、常にこの姿勢で臨み、伝えて欲しいと思う。




今日は有給休暇を取り、仙台市の荒浜へ。

山から海に向けて強風が抜けていく中、海岸沿いの堤防上にたくさんの方々が集まって『14:46』を迎えた。

あの日もこんな空模様から、どんどん曇天となり、雪が舞う空模様だった。

夜には驚くほどの数の星々を空に見た。街の灯りが自分の眼から星を奪っていた事を知ったあの日。




配られた風船を15時に飛ばした。強風で時間前に飛ばされないように、大事に抱き抱え、願いを込めた風船。空に居るアナタへ。