悪政を隠し、民の目を為政者から逸らす為に、コロッセオで人対人、人対獣の戦いを見世物にしていた滅亡直前のローマ帝国。


第二次世界大戦終盤、戦況が悪くなっているにもかかわらず、あたかも勝っているように喧伝するも、実際戦場で戦っていた兵士達はろくな物資も無く、飢えと蔓延する伝染病で命を落としていった大日本帝国。



今、五輪を政権浮揚に利用し、国民の目を五輪のほうへと逸し、


コロナウイルスに対する医療資源は五月雨式に投入し、時期を逸したり、対応が悉く後手を踏み失敗。


とうとう、感染した方々には出来るだけ自助で生き延びるように仕向け、国民の命を危険に晒し続けている。


まるで、滅亡直前のローマ帝国と大日本帝国をミックスしたような政治を、今、目の前で見せつけられている。


しかも、どんなに悪化しようが、無条件もしくは盲目的に支持する層が居るところは、まるでナチスドイツのよう。



このまま亡国への進軍は止まないのか?








菅首相から

『重症者及び重症化リスクが高い人以外は自宅での療養を』

という発言が出てしまった。



保健所や病院が認識している『重症者』は上の図からも判る通り、かなり末期の状態である。

しかも、軽症から一気に重症化する事例もかなりの数が報告されている事を考慮すると、

往診対応やオンライン診療の間に、取り返しのつかない事態になる可能性は排除出来ない。

どうして、菅首相からこのコメントが出たのに、これ医療崩壊ですよね?と詰め寄り、報じるメディアが少ないんだ?


医療系の記事を読んでいると、CDCの発表からはδ株の感染力は水痘(水疱瘡)レベルで非常に感染力が高く、接触感染よりも飛沫や呼気由来の空気感染が主であると。


やはりパーテーションは然程当てにならず、マスク着用と室内では強制的な換気の方が有効性は高いようだ。


そして、例えばであるが、感染力の高さで考えれば、スーパーで買い物中、人とすれ違いざまの空気中に漂った呼気による感染も否定出来ない感染力であるとも。



一方で、δ株は現行ワクチンに対してブレイクスルー感染するだけの変異をしており、感染力の強さと相まって実行再生産数は非常に高く、拡大スピードも以前の株とは比較にならない。


ただ、幸いなのは現行ワクチンの接種により、重症化リスクはかなり回避出来る為、ひいては医療逼迫・病床逼迫というリスクも回避出来る流れが期待出来る。


更に言うと、CDCからアメリカでの話にはなるが、ワクチン接種完了者のコロナウイルスによる死亡率は0.001%未満という調査報告が出てきた。


今、日本で話題に成り始めたカクテル抗体療法はあくまで発症初期に対して有効であり、保健所含め医療逼迫して検査がままならない状況になっては当てに出来ない。


ワクチン接種をする、しないは個人の自由であり

、選ぶ権利は保証すべきである。


その上、接種する、しないの熟考は必要であろう。



ここからは余談ではあるが...


現在、体格差関係無く同じ量のワクチンを接種してますが、それで良いのかという疑問があります。


より女性の方に重めの副反応の報告が多いの、この辺が原因じゃないの?というのが、どうも疑問というか、気になる点です。