年内の追い込み~思考方法~ | 関田 タカシ『ぼくと不動産』

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師走ですね。


埼玉・川口には十二月田(しわすだ)なんて地名があります。


さて、この時期になると、


「年内の仕事は年内に…。」


と、「追い込みを掛ける」のは


不動産業者も例外ではありません。


営業職の中の営業職ともいえる

売買仲介業当然「押し込みます。」



不動産購入の流れは、


物件の見学


↓(いい物件があったとして)


申し込み・住宅ローンの仮審査


↓仮承認


契約


↓ローンの本審査・本承認


ローン契約(金消契約)



決済・引渡。(所有権の移転)


一部省略しましたが、こんな感じです。



世間一般的には契約から、

1カ月前後かかる場合が多いです。


仲介手数料を全額頂戴するには、


最後の「決済・引渡」まで、


年内に片付けるのがベター。



購入されるお客様にも


新年は新居で!」なんて


素敵なセリフで捲し立てられます。



しかしながら、


そこで注意しなければならないのが、


金融機関と法務局の閉まる時期。


残念ながら(?)大みそかまでやってくれません。


そこで、逆算思考なロジカルシンキングです。


・法務局は年内、いつまで登記の受付をやっているのか?

・銀行の融資実行はいつまで可能か?


この2点で決済・引渡の可能日が確定。


そして、ここからが金融機関によって異なります。


・金融機関のローン契約(金消契約)から
 実行(実際にお金が口座に振り込まれる)までは最短何日か?


・金融機関の住宅ローン本承認からローン契約は何日でできるか?


・金融機関の住宅ローンの本審査から本承認は何日でできるか?


・住宅ローンの仮審査と本審査は同時に申請できるか?


・出来ないのであれば、仮承認は事前審査から何日かかるか?


これらによって、金融機関への書類もろもろ、


最終提出期限が確定。



では、その日までに住宅ローンの申請を提出してもらうには、


・いつの時点で、申込書と住宅ローンの

 事前相談表(仮審査)を取得する必要があるか?


・そのためには、いつまでに

 何件の物件を案内する必要があるか?


・案内を取るためには、いつの時点でアポを取得するのか?


こんな風に見ていきます。


正直なところ、


今週~来週一杯には、

物件とお客様が定まっていないと


年内は、もう難しいです。


買う方・売る方から見ても、年末にせかされます。



そして、売買仲介業でやってはいけない


と言われているのが、


申込み→契約


の間のタイミングで


「年末年始(休み)」を挟むこと



超高確率で「壊れます」。



不動産の売買にはお客様にも勢いが必要です。


「よしっ買うぞ!・売るぞ!」


となっているところに「年末年始休業」が入ると、


その勢いがトーンダウン。


もう少し考えようか…なんて。


当たり前ですが、
鉄は熱いうちに打て!


打てないタイミングであれば、
年明けに☆


急いで買いたくない・売りたくない方は、
年明けから探しましょう。

新年「度」となる4月には余裕で間に合います。


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