僕とボカコレ③ | るーじん の 楽しい日記 

るーじん の 楽しい日記 

趣味でボーカロイド楽曲などを製作しています。
自作ボカロ曲、地下アイドル、AIイラスト、
日々感じたことなど自由に書いてます。

 

さて2022年秋でございます。

 

 

これ以降、ようつべでは随時発表してますが

ニコ動ではボカコレで半期総決算とばかりに

まとめて出すような形になっています。

 

このあたりで今も使っている

ソフト音源がそろったようで

ちょっと聞けるようになってきましたでしょうか。

 

 

 

 

この曲のカギは転調で

サビで下に全音転調(あまり一般的じゃない。)とか

Aメロの途中で転調するなど

コード進行とかも今より全然複雑に組み上げてて

スケールもブルーノート。

ハードなロックなのにおしゃれ。

またイラストが以降もお世話になるキナリさまの絵がかっこいい。

 

正直ここまでの曲は 

適当に作ったので、とか、本当はこういう音楽はね…とか

どこかで保険をかけているような逃げの姿勢から

自分らしい部分をちゃんとぶつけられるように

なりつつあったんじゃないかしらと。

 

ただ今聞くとバスドラぬるいなぁ…

 

 

 

 

時折やる数日で作っちゃいました曲です。

EDMに初挑戦というところですが

トランスに近いところでしょうか。

今の私の曲には普通に入っている

小説の頭とかに入っている効果音も初めて使いましたし

楽器の音ではなく

出力された音を加工するみたいなことにも挑戦しました。

なんか中国では評判が良かった。

 

 

 

 
 

 

ボカコレ用におろしたのがこのリコリスラジアータ。

もともと好きなジャンルにあった

プログレメタル、テクニカルメタルの要素を取り入れました。

イントロはポリリズム(変拍子の仲間)的なものにのるピアノ。

ピアノめちゃかっこいいと思いません?

これ適当に弾いて、MIDIでぶつかった音を消しただけなんですが

先のAjisaiもそうですが、私ピアノほぼ弾けませんが

この曲弾けるようになったらいいなぁ。

 

 

 

 

 

この時のボカコレはおなじルーキー枠にいた

椎乃味醂さんというかたの「知っちゃった」という曲との出会いも

自分のボカロ人生に相当大きな影響を受けたと思います。

 

彼はサウンド的なところもすごかったし、独自の世界観もあって

そのうえ相当お若くて、明確にいろいろ負けた!って思いました。

勝ち負けで聞いてるわけではないんですが

上記の3曲ひっさげて、当時としては自信もあって

トップランカーさんと勝負って気概はあったんですが

完全に打ちのめされました。

 

 

ただ別に本気で一番とは思っていないわけで

本気悔しいとかだけではなくて、

憧れだったり、尊敬だったり、嫉妬だったり、

いろいろないまぜの感情になりました。

心地いい感覚ではありました。

 

 

ボカロ、特にボカコレって

才能と努力と運といい塩梅でミックスされた世界で

商業的なところがないけど

どこかで野心めいたものはぎらついていて

年齢も容姿みたいなどうでもいいものは

基本存在しなくて

しかもみんな仲良く称えあっていい世界です。

 

 

そろそろネタと初期衝動が

枯れてくる時期でしたが、

応援していただける人たちも出来て

私はどっぷりとボカロの世界にはまっていきます。

 

 

 

そんなこんなで

Ajisai、リコリスのロックテイスト

キミイナのEDM感

味醂さんの時代感、世界観

それら全てが次回のボカコレ

「fleriSH」という

ボカロP るーじん のサウンドにつながっていきます。