『21世紀へ』(17) 言葉の迷宮(112) | 藤巻隆(ふじまき・たかし)オフィシャルブログ

藤巻隆(ふじまき・たかし)オフィシャルブログ

私のテーマは6つあります。
(1)ビジネス書の紹介(2)医療問題 (3)自分ブランド力
(4)名言 (5)ランキング (6)ICT(情報通信技術)
このブログでは、主に(1)~(4)を扱っています。
(5)と(6)はそれぞれ別のタイトルで運営しています。

『21世紀へ』(17)





「試験」について、盛田さんが力説している個所が
あります。


京セラの創業者で名経営者の稲盛和夫さんが、
編み出した「成功の方程式」に共通する点が
あります。


成功の方程式=能力 × 熱意 × 考え方


能力と熱意は、0~100まであります。
ところが、考え方には-100から100まで
あります。


3つの項目は掛け算であるので、考え方が
間違っていると、全体はマイナスになって
しまうというものです。


しかも、厄介なことに能力も熱意も大いに
あるが、考え方が間違っている人は、
全体では大きなマイナスになってしまう
のです。


この方程式を常に、考えていないといけません。





 社員の一人一人が、その得意の分野で

 最大限に能力を活かしてこそ、

 その会社が競争に勝ち抜けるのだ。  
 
                    (P.83)

         (049-1-0-000-337)



 


 会社では毎日毎日が試験の連続なんだ。

 そのうえ、学校の試験では、

 いくらできなくても――たとえ白紙で

 出しても零点であり、逆にいくらでき

 ても満点である。満点が100点で

 あれば、100点以上の点数はくれない。

 ところが会社の試験はそうではない。

 できが悪いとマイナス点になる。

 ときにそれはマイナス1000点、

 マイナス1万点にもなるだろう。
 
                    (P.83) 

         (050-1-0-000-338)





 この試験の採点者は誰だろう。課長

 だろうか、それとも社長だろうか。

 いや、それは競争会社なのである。

 競争会社との「競争」ほど、厳しい

 採点者はいないものだ。これから

 毎日毎日、 君はそういう試験に

 直面して、競争相手の非常に厳しい

 採点を受けていかねばならない。

 君ばかりではない。君の会社の社長

 をはじめとして、全社員が毎日試験

 受けているのである。われわれ会社

 で働く者は、本当に1分、1秒も

 おろそかにできないことを自覚して

 もらいたい。 

                 (PP.83-84)

         (051-1-0-000-339)






記事が面白かったら
ポチッとして下さい。
藤巻隆(ふじまき・たかし)オフィシャルブログ-人気のブログランキング


こちらのブログもご覧ください!

こんなランキング知りたくないですか?

中高年のためのパソコン入門講座(1)

藤巻隆のアーカイブ


私の書棚(読み終わった本の一覧)




孫子の兵法前編1


孫子の兵法前編2


孫子の兵法前編3


孫子の兵法前編4


孫子の兵法後編1


孫子の兵法後編2


孫子の兵法後編3


孫子の兵法後編4


盛田氏の挑戦