『21世紀へ』(18) 言葉の迷宮(113) | 藤巻隆(ふじまき・たかし)オフィシャルブログ

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『21世紀へ』(18)





盛田さんは「競争」という言葉を何度も使っています。
世の中は競争がなければ、良くなっていきません。


こんなことを考えてみました。
ある町にスーパーマーケットが1つしかなかった
とします。


周囲にはその他には店がなく、住民はそのスーパー
を利用するしかありません。


そうすると、どういうことが起きるかといいますと、
お分かりのようにスーパーは価格を自由に決められます。


競争相手がいないのですから、やりたい放題も可能です。
住民はそのような状況でも従わざるを得ません。


そうした状況を変えるには、競合他社が進出することです。
お互いに切磋琢磨して、より良いサービスを提供しようと
すれば、住民にとって大いにプラスになります。


今、小学校や幼稚園では、徒競走などで順位を付けない
そうです。同時にスタート(機会の平等)して、ゴール
する順位は1位、2位、3位・・・(結果の不平等)と
なるはずが、全員同着(結果の平等=不公平)はおかしい
ですよね。


つまり、一所懸命にやって成果を上げても、適当にやって
成果が上がらなくても同じ評価を受けるということです。


世の中はすべてランク付けされます。


小さいうちだから「結果の平等=不公平」が許される
というのは、モンスター・ペアレンツのエゴでしか
ありません。


世の中には、もっとおかしなことがあります。
チャンスを平等に与えないことです。門前払いです。
これは不公平極まりないことですが、官公庁や業界の
慣習やしきたりでそうなっていることがあります。


最終的に、割りを食うのは「生活者」であることを
忘れてはなりません。


健全な競争は、社会の発展のため、人の向上のために
欠かすことができない大切なものです。






 会社がいつも前進するためには、他人の

 踏んでいない道を進まなければならない。

 他人の踏んでいない道を進むためには、 

 他人の教えをそのままやっていたのでは

 間に合わない。他人の教えを受けても、

 その上に自分の知恵を加えて、自分の道を

 切り拓らかねばならない。それには、君は

 自分の力をいつでも磨く努力をしていなければ

 ならない。自分の特徴を活かし、その特徴を

 毎日磨き、向上させる努力を続けなければ

 ならないのである。   
 
                    (P.85)

         (052-1-0-000-340)



 


 自分の力は自分自身で磨かなければならない。

 そのためには、いつでも競争には必ず勝つ

 というファイトを持っていることが大切だと

 思う。競争がいやなら、「会社に入ったのが

 間違いなのだ」と考えねばならない。
 
                    (P.86) 

         (053-1-0-000-341)





 会社は競争をしている。競争に勝つためには、

 やはり最小限の努力で最大の効果をあげること、

 つまり、社員の一人一人がもっとも効果的に

 働くということがいちばん大事だ。

                     (P.86)

         (054-1-0-000-342)





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