『21世紀へ』(19) 言葉の迷宮(114) | 藤巻隆(ふじまき・たかし)オフィシャルブログ

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『21世紀へ』(19)





現在では、ビジネスをする上で
「競争」「協働」「共創」
がキーワードになっていると思います。


正当な競争がお互いの価値を高め、
協働(コラボレーション)によって、
リスクヘッジを図りながら、
相互補完の目的で共創することが
求められている、と考えています。


ただし、そこには常に「顧客」の存在を
念頭に置いたモノづくりのこころ、
商いのこころがなくてはなりません。


このことは何も、メーカーや流通業に
限った話ではなく、
マスメディアにおいても番組作りや
紙面づくりに生かして
いかないといけないことです。


番組を提供する側の人たちは、
次の意見に耳を傾けてほしいと思います。



 私がテレビに少しかかわるようになって、

 テレビ側の姿勢としても本当によくない

 と思っているのは、テレビを作る側が

 「自分たちは、見る側よりも頭がいい」

 と無意識に思い込んでいることです。


 テレビのコンテンツを決定する権限の

 ある社員はすべての人とはいいませんが、

 視聴者を中学生くらいの能力しかない、

 というふうに想定して、視聴者に過度な

 「易行(いぎょう)」(難行に対する言葉で、
 
 他力本願の教えのこと)と「ゼロイチ議論」

 (物事をすべて単純化してしまい、その
 
 尺度でちょっとでも引っかかったものは

 すべて排除してしまう考え方)を押しつけて

 います。その結果、想定視聴者の中学生に

 すらそっぽを向かれます。
 

 (『高学歴でも失敗する人、学歴なしでも
 成功する人』 勝間和代 小学館101新書 P.89) 





 最後に、もう一つ大事なことを書かな

 ければならない。それは「協力」という

 ことだ。君の特徴がわかり、活かされ、

 さらに磨かれなければならないという

 ことは、今まで述べてきたとおり大事な

 ことだが、ビジネスは個人プレーではない。

 団体競技なのである。そこにチームプレー

 の重要性が現れてくる。   
 
                    (P.87)

         (055-1-0-000-343)



 


 少なくともビジネスというものは自由競争

 というもののなかにある。企業というもの

 は自由経済機構、すなわち競争を前提として

 いるわけで、競争ということは闘いを前提

 としているわけだ。だから、仕事ばかりで

 寂しいじゃないかといって、そういう人生

 がいやな人は企業のなかに入っちゃいかん。

 自分が寂しいと思っている間に、ほかの

 相手が商売のことを考えていたら、自分は

 やられちゃう。
 
                    (P.91) 

         (056-1-0-000-344)





 本当のエグゼクティブというのは、やはり

 各々自分の専門分野では最高のナレッジを

 持っていなければならない。それを持っている

 スペシャリストというのが、本当のスペシャ

 リストだ。

                     (P.94)

         (057-1-0-000-345)







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