私が、初めて就職活動(就活)した、35年前には、
「コネ入社」が日常的に行われていました。
最近でも、「コネ入社」が行われているのか、
確かなことは言えませんが、
実際には行われていることでしょう。
コネ入社が成功しても、入社後、際立った成果を
示すことができなければ、「やはり、コネだからな」
ということになります。
いわば、受験したくないため、推薦入学を目指す
学生のようなものです。
競争社会において、機会の平等と結果の不平等は、
きちんと行うべきです。
チャンスは平等に与えるが、結果の良し悪しで
待遇を変えるという不平等は当然のことです。
ところが、チャンスを与えなかったり、裏口入学や
裏口入社を認めてしまったら、まっとうな受験生は
バカをみます。
盛田さんが、指摘しているように、「独自の物差し」
つまり、差別化できる能力を身につけていると、
大きな強みになります。
そうした強みを身につけ、更に強化したいものですね!
入社後も、自分の特長をはっきり
見きわめて売り込める能力がなければ、
いまのビジネス界では通用しないだろう。
自分の特長を売り込む能力がない人間は、
だから当然のようにコネを使いたがる。
私にいわせれば、コネでは会社は儲け
られない。血みどろの競争にコネが
通用するわけがない。私自身も、コネの
ための紹介状はいっさい書かないし、
書かれたものも認めない。
(P.72)
(040-1-0-000-328)
自由競争の経済界で生き抜くためには、
物ごとを計る尺度が要求される。
“経済観念”である。といっても、
家計のやりくりをするような経済観念とは
質を異にする。会社という自由企業の
なかで、自分を計る物差しと思って
いただきたい。
(P.73)
(041-1-0-000-329)
人それぞれが独自の物差しを持てばよい
のである。ただ、繰り返すようだが、
金銭だけに物差しを当てるのは近視眼的だ。
技術発展に伴う知恵までも計るべきである。
いくら札束を積んでも買えない無形の報酬
もあることを忘れてはいけない。
(P.74)
(042-1-0-000-330)
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