『21世紀へ』(14) 言葉の迷宮(109) | 藤巻隆(ふじまき・たかし)オフィシャルブログ

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『21世紀へ』(14)





私が、初めて就職活動(就活)した、35年前には、
「コネ入社」が日常的に行われていました。


最近でも、「コネ入社」が行われているのか、
確かなことは言えませんが、
実際には行われていることでしょう。


コネ入社が成功しても、入社後、際立った成果を
示すことができなければ、「やはり、コネだからな」
ということになります。


いわば、受験したくないため、推薦入学を目指す
学生のようなものです。


競争社会において、機会の平等と結果の不平等は、
きちんと行うべきです。


チャンスは平等に与えるが、結果の良し悪しで
待遇を変えるという不平等は当然のことです。


ところが、チャンスを与えなかったり、裏口入学や
裏口入社を認めてしまったら、まっとうな受験生は
バカをみます。


盛田さんが、指摘しているように、「独自の物差し」
つまり、差別化できる能力を身につけていると、
大きな強みになります。


そうした強みを身につけ、更に強化したいものですね!






 入社後も、自分の特長をはっきり

 見きわめて売り込める能力がなければ、

 いまのビジネス界では通用しないだろう。

 自分の特長を売り込む能力がない人間は、

 だから当然のようにコネを使いたがる。

 私にいわせれば、コネでは会社は儲け

 られない。血みどろの競争にコネが

 通用するわけがない。私自身も、コネの

 ための紹介状はいっさい書かないし、

 書かれたものも認めない。  
 
                    (P.72)

         (040-1-0-000-328)



 


 自由競争の経済界で生き抜くためには、

 物ごとを計る尺度が要求される。

 “経済観念”である。といっても、

 家計のやりくりをするような経済観念とは

 質を異にする。会社という自由企業の

 なかで、自分を計る物差しと思って

 いただきたい。

 
                    (P.73) 

         (041-1-0-000-329)





 人それぞれが独自の物差しを持てばよい

 のである。ただ、繰り返すようだが、

 金銭だけに物差しを当てるのは近視眼的だ。

 技術発展に伴う知恵までも計るべきである。

 いくら札束を積んでも買えない無形の報酬

 もあることを忘れてはいけない。  

                     (P.74)

         (042-1-0-000-330)





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