今週の言葉(32) 選挙に不利でも 信念貫く 歴史に評価される仕事を | 藤巻隆(ふじまき・たかし)オフィシャルブログ

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選挙に不利でも
信念貫く
歴史に評価される仕事を


藤井 裕久(ふじい・ひろひさ)氏
[民主党 顧問]




 私が所属していた自由党が、自民党及び公明党と

 連立政権を組んでいた1990年代末に、消費税を

 増税するならば、議員の定数削減と、高齢者医療・

 介護・年金に目的を限定する、という2つの条件

 が必須と主張しました。この考えをずっと貫いて

 います。政治家が身を切ることなく、国民に負担

 を強いることはできない。日本の財政赤字の根源

 は医療・介護・年金にあります。


 私自身は2人の先輩政治家の影響を受け、ぶれない

 ことの大切さを考えるようになりました。

 一人は英国のチャーチル元首相。「次の選挙を考える

 のは政治屋。次の社会を考えるのがステーツマン」

 という言葉に感銘を受けました。

 もう一人はかつて大蔵大臣を務めた愛知揆一氏です。

 73年、円を変動相場制に移行することに同意しました。

 これは円高の容認を意味します。国内の輸出産業から

 は反対の声が上がりましたが、愛知氏は決然と進め

 ました。


 ぶれないためには、歴史に学ぶ姿勢が大事だと思って

 います。司馬遷が言っているように「現在」は空気や

 ムードに左右されます。しかし「歴史」になれば客観的

 に評価することができる。


 日本には政治屋がまだまだ多い。志を持ったステーツ

 マンが増えてほしいものです。

                 (2014.03.17号から) 
 






政治屋と政治家には雲泥の差があります。


政治を商売とするか、国民のために身を粉にして働くか、
というほどの違いがあります。


国民は、選挙で政治屋候補と政治家候補を峻別しなければ
なりません。


そのためには、その違いを見分ける目を養っていかないと、
いけません。


なかなか政治家候補が立候補してくれないという実情は
ありますが、政治家としての「資質を身につけていそうな」
人物に投票すべきです。


藤井氏が影響を受けた2人の政治家のうち、英国のチャーチル
元首相は、20世紀最後の政治家と言われています。


チャーチルの言葉に、次のものがあります。
知識と経験に裏打ちされた言葉には重みがあります。



 私が義務感と信念に基づいて行動している限り、

 いくら悪口を言われようと何ともない。

 害になるよりはむしろ益になるくらいだ。
 





 目前にせまった困難や大問題に

 まともにぶつかること。

 そうすればその困難や問題は、

 思っていたよりずっと小さいことが

 わかる。

 しかし、そこで逃げると、

 困難は2倍の大きさになって

 あとで襲ってくる。
 





 どんなことでも、大きいことでも、

 小さいことでも、名誉と良識とが

 命ずるとき以外は、断じてゆずるな。

 力に対し、ことに敵の圧倒的優勢な

 力に対しては、断固として絶対に

 ゆずってはいけない。
 





 誠実でなければ、

 人を動かすことはできない。

 人を感動させるには、

 自分が心の底から感動しなければならない。

 自分が涙を流さなければ、

 人の涙を誘うことはできない。

 自分が信じなければ、

 人を信じさせることはできない。




以上、ウィンストン・チャーチルの名言・格言より引用





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