私は6月末(2008年)で53歳になりました。
その意味で、このタイトルの本は自分の半生を
振り返る機会を与えてくれた本ですし、
後半生を生き抜いていくためのよすがともなりました。
「人生とは何ぞや」をご一緒に考えてみませんか。
『50代からの選択』(初版 2004年11月10日
集英社)は、<ビジネスマンは人生の後半に
どう備えるべきか>というサブタイトルが示すように、
自分の人生を真剣に考えるきっかけを与えてくれます。
50代のかただけではなく、実は20代、30代、
40代のかたにも読んでいただきたい本です。
今日の名言 1 〈229〉投資銀行やコンサルティング会社など
実力がモノをいう業界では、
年収が一番高いのは30代の社員たちだし、
社員間の年収格差が最大になるのも30代
である。30代で年収のピークを迎える
というのは、世界的に見てもごく普通のことだ。
今日の名言 2 〈230〉僕があえて、経営トップのハッピー
でない定年後の姿を紹介したのは、
この人たちには共通の失敗があるからである。
それは、「今、やりたい」気持ちを、
「定年後」に先送りしたことだ。
あなたに、やりたいことがあるなら、
やりたいと思っている今が旬である。
先送りする理由など何もない。
定年後に、それをやって楽しいかどうか
わからない。今、やってみるべきなのだ。
今日の名言 3 〈231〉やりたいことを、いくつでも、
今すぐに始めなさい。
これが50歳前後のサラリーマンへの
僕からのアドバイスである。
仕事仲間とは違う遊び仲間がたくさんいる
人生は、豊かである。
そして、そのための準備を始めるには、
50代がギリギリ最後のチャンスだ。
やりたいことを、今から始めておけば、
毎日が日曜日の定年を迎えるころまでには、
あなたには人生の楽しみ方が身について
いるだろう。
老後は遊びのプロとして楽しみながら
豊かに暮らしていける。
やることがたくさんあって、飽きない
楽しい人生である。
それこそが、リタイヤ後の理想の生き方
だと僕は思う。
定年になったら、「これをしよう!」と頭の中で
考えていただけでは、いざ、実際に定年になったら
実現は不可能です。
家でゴロゴロしていては、「粗大ごみ」扱いされる
のがオチです。
昔からこういう言葉があります。
「亭主元気で留守がいい」
「うちは違うよ!」と声を荒げるあなたにお聞きしたい。
本当に家族皆んなから感謝されていますか?
大切にされていますか?
そっと胸に手を当てて、目をつむって考えてみてください。
その上で、「うちは大丈夫だ」と確信が持てるのなら、
素晴らしい家庭だと思います。
しかしながら、定年を機に離婚に至ったり、別居する夫婦
がいる現実にも目を向けるべきです。
夫であり、父親であり、男であるあなたに、その危機が
降りかからないとは断言できないはずです。
他人事(ひとごと)ではないのです。
残念ながら、あなたが家族のために精一杯尽くしてきたと
思うほどには、奥さんやお子さんは実感していないかも
しれませんよ。
だからこそ、定年を迎える前に、自分がやりたいことを
実行に移し、定年後も続けていけるようにしないと、
寂しい晩年を過ごすことになります。
さあ、一緒に頑張っていきましょう!
私が毎日ブログを書き続けているのは、自分が生きている
証しを示したいからでもあるのです。
ブログを通じて、情報発信しているのは、自分の内面を
さらけ出すことであなたと共有(シェア)したいと、
心のどこかで求めているからなのかもしれません。
ですが、あなたはそのすべてを受け止める必要はありません。
あなたにはあなたの人生があるからです。
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