私は6月末(2006年)で51歳になりました。
その意味で、このタイトルの本は自分の半生を
振り返る機会を与えてくれた本ですし、後半生を
生き抜いていくためのよすがともなりました。
「人生とは何ぞや」をご一緒に考えてみませんか。
『50代からの選択』(初版 2004年11月10日
集英社)は、<ビジネスマンは人生の後半にどう
備えるべきか>というサブタイトルが示すように、
自分の人生を真剣に考えるきっかけを与えてくれます。
50代のかただけではなく、実は20代、30代、
40代のかたにも読んでいただきたい本です。
今日の名言 1 〈226〉人生を楽しむということは、
時間と金をそっちの方向へ振り向ける
ということなのに、来るか来ないか
わからない「いざ」というときに備えて、
その楽しみをあきらめるなんて本末転倒
ではないか。
今日の名言 2 〈227〉保険料が多少かさむことになっても、
もしものときにがっちりカバーできる
だけの保険に入っておく。
それで十分ではないか。
ところが、今の高齢者を見ると、
保険にも入るわ、貯蓄も持っているわで、
二重にプロテクトをかけているケースが多い。
これは実にもったいないことである。
今日の名言 3 〈228〉日本でも同一職種内の収入格差は大きく
拡大してきている。
たとえばプログラマーという職業は、
単にプログラムを書くだけなら、
徹夜を繰り返して納期に間に合わせる
ような重労働であっても、年収300万円
程度の仕事とみなされる。
中国やインドのプログラマーにいくらでも
任せることができる作業なので、
競争環境は厳しく、がんばっても年収の
上昇は期待薄だ。
日本人が、お金を貯蓄や保険に重点的に配分
しようとします。それは、将来への不安を
払拭できないからでしょう。
イタリア人は(全員がそう思っているわけでは
ありませんが)、「死ぬ時破産することを望ん
でいる」という話を、ある投資家が書いた本で
読んだことがあります。
その本のタイトルは忘れてしまいましたが・・・。
現実的にどのようなことをするのか、思い出せない
のですが、この考えに似た金融商品があります。
それは、リバース・モーゲージというものです。
リバース・モーゲージとは、
高齢者が居住する住宅や土地などの
不動産を担保として一括または年金
の形で定期的に融資を受け取り、
受けた融資は、利用者の死亡、
転居、相続などによって契約が
終了した時に担保不動産を処分する
ことで元利一括で返済する制度である。
つまりこの制度のメリットは、
土地・不動産、金融資産などは持って
いても老人であるための漠然とした
将来不安や病気、不測の事態に対する
怯えのため蓄えを崩せず、現金収入も
少ない高齢者が、持家など自分が保有
している不動産を担保にして、
年金のような形で毎月の生活資金の
融資を受ける制度で、住み慣れた自宅
を手放さずに住みながら、老後の
生活資金を受け取れる点である。
さらに融資は本人が死亡した時点で
担保となっていた自宅を売却して
清算するシステムになっているため
生前に自宅を手放すような抵抗感も
感じなくてすむ。
「不動産コラム」
不動産鑑定士・(社)不動産証券化協会
認定マスター・司法書士
山田 毅さんのサイト↓
高齢化社会の起爆剤 リバース・モーゲージ制度
から引用
果たして、リバース・モーゲージは夢の選択肢
なのか? 即答はできません。
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