私は6月末(2006年)で51歳になりました。
その意味で、このタイトルの本は自分の半生を
振り返る機会を与えてくれた本ですし、
後半生を生き抜いていくためのよすがとも
なりました。
「人生とは何ぞや」をご一緒に考えてみませんか。
『50代からの選択』(初版 2004年11月10日
集英社)は、<ビジネスマンは人生の後半に
どう備えるべきか>というサブタイトルが示す
ように、自分の人生を真剣に考えるきっかけを
与えてくれます。
50代のかただけではなく、実は20代、30代、
40代のかたにも読んでいただきたい本です。
今日の名言 1 〈208〉自分が長けている領域は、財務なのか、
人事なのか、経理なのか、
それとも技術なのか。
棚卸しによってそれが見えてきたら、
今度は得意分野に領域を絞り、
そこで何ができるのかを考え、
実行する。
今日の名言 2 〈209〉何があっても食っていけるぞ、
というものを探しておいて損はないだろう。
今日の名言 3 〈210〉実は人間性というものは、
権限のない人間にとっては唯一の武器だ。
都会の大企業で50歳のあなたが、
警戒心を持たれずに地方の会社に
採用されるのも人間性だろうし、
権限を持たないよそ者のあなたが
グループを動かそうとしたら、
それは人間性を持って動かすしか
ないのだから。
大前さんは、「Π(パイ)型人間になれ」と
書いたことがあります。
「Π型人間」というのは、深い知識と経験の
ある複数の得意分野を持たなければならない、
という意味です。
複数のスキルの幅と深さが不可欠だ、
ということです。
それが専門性であり、自分の身を守る武器と
なるということです。
自分ブランド力を強化するためにも、
欠かせません。
大前さんは、「Π型人間」と言う前は、
「T型人間」と言っていました。
1つの専門性を深く掘り、幅を広げていくこと
が重要だ、と述べていました。
ところが、時代が大きく変わり、1つの専門性
だけでは不十分である、と実感し新たに、
「Π型人間」というコンセプトを考え出した
のです。
ちなみに、ビジネスマンの三種の神器は、
「英語」「IT(情報技術)」「財務」
だそうです。
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