障害者総合支援法施行3年後の見直しについて~社会保障審議会障害者部会報告書 H27.12.14 | 宝塚発達心理ラボ <臨床心理士たちの研究会> 情報提供・発達支援・アセスメント・教材研究・不登校・ひきこもり支援

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いつもたくさんの方に見て頂き、ありがとうございますニコラブラブ

宝塚発達心理ラボのラボ子です。

 

ある研修資料の気になる部分を掲載します。

 

(1)現状・課題

 

(障害児支援の現状と課題)

・・・・・・(略)

 

(医療的ケア児への支援)

・・・・・・(略)

 

(適切なサービスの確保と質の向上)  

注:太文字・赤文字は原文にはありません

 

〇放課後等デイサービスについては、量的拡大が著しく、その費用は1024億円(平成26年度)対前年比5割近くの伸び、その事業所数及び利用者数は対前年比で3割近くの伸びとなっており、特に営利法人が多く参入している

さらに、単なる居場所となっている事例や、発達支援の技術が十分ではない事業所が軽度の障害児を集めている事例があるとの指摘がある。

 

 

 

報告書を読む限り、「どないやねんアセアセ」と感じてしまいました。

 

3年経ってこの事業について反省するのは大人の勝手ですが、子どもの3年間というのは人生の土台を作っている大切な3年です。発達に課題がある子には特に就学前や学齢期というのはとても大切な時間なんです。

 

「障害のことはあんまり知らないけどとりあえず開業しました~」の流れは止めなければいけないと思います。

 

免許・・とまではいかなくても、開業するにはとりあえず行政が用意した20時間~30時間程度の発達障害に関する認定講習を受けた証明書が必要・・というような流れがあってもいいかなと思います。

 

こころある事業所さんは、職員にどんどん勉強させていますメモ

 

発達障害を仕事にするならば、勉強不足や知識不足のまま子どもの前に立ってはいけないのです。

 

職員に勉強する機会を作っている事業所さんは絶対生き残るだろうし、これからもずっと社会から必要とされ続ける乙女のトキメキと思います。