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夕菜の宝箱

~がん(私)でも発達障害(息子)でも上手くつきあって幸せに暮らすことを目標にする毎日~

ようこそブログにお越しくださりありがとうございます

 

 

~宇宙っ子(発達障害ともいう(笑))の息子たちの成長記録~

 

長男・・・バイク大好きな23歳。ガソリンスタンドでアルバイト中のはずが併設のコンビニ店員の時間の方が長いという生活中

次男・・・食べること大好きな19歳。調理師をめざす専門学校生

 

 

2人とも保育所→公立小学校普通クラス→公立中学校普通クラス
ときて、
長男は私立工業高校→就職するも4年で退職。人生模索中?
次男は私立高校の普通科のあと、調理製菓専門学校で絶賛勉強中
 

そんな2人の小さい頃からの成長記録の転記です

 

 



 七夕


2002年07月07日(日)


七夕の願い事…何を書きましたか?
昨日、にいちゃんが私の分も書いてくれる…というので楽しみにしていると

「ながいきできますように」だった(-_-;)

いやぁ、はい。もちろん長生きはさせていただきたい。
けど、私の「目の前にある目標」とか「夢」なるものは
想像してもらえないのだろうかなぁ(笑)

ちなみに

 

ちびちゃんのものは「はやくおおきくなりますように」


自分のは「さーかあせんしになりますように」

(頼りないサッカー選手だこと)

 

ばあちゃんのは「ねつとかでずにげんきでいきますように」

(熱…ってことね)


じいちゃんのは私と同じ「ながいきできますように」

そして、本日、私が自筆で短冊をひとつ付け加えました。

家族みんなの健康や幸せを願わず(笑)
「保育士試験合格・資格取得!!」

そして裏に「採用試験合格・就職決定!!」
のダブル願いとしてみたのですが…どうでしょう?

にいちゃんが物心ついてからは

毎年七夕の飾りには力をいれて作っていました。


健康を願うことはもちろんのこと、旅行にいけますように~とか、
お金がたくさん貯まりますように~とか、美味しいものをたくさん食べられますように~とかありとあらゆる願い事もぶら下げたものですが…
願い事っていうのは多すぎるとダメだったのかしら~。

そして去年は、二人とも保育所で大きなささ飾りでやっているからね…と家では省略してしまったのです。


だから私の願い事がなんにも届かなかったってこと!!


だからかぁ~試験、合格しなかったのは(笑)

 

2013.0124

 

最近、腰の痛みが出てきているものの、お正月はにレンタカーで広々と帰省すると痛みも少なくなんとか耐えられました。

 

今日は初診から3回目の受診日です。前回の受診日に人生初の「抗がん剤治療 説明・同意書」に署名したので、今日からゾメタという骨を強化する点滴を始めることになってます。

 

 

まずは診察。

 

診察室に入るとパソコンの画面を見つめている先生が

 

「ん~ん~」とうなりながら検査結果を報告してくれる。

ゆるやかだけどM蛋白が増えていて腎機能が落ちていっているらしい。もうちょっとだけ様子みよっかぁ~って言われたので


もうちょっとだけ入院免れた~って感じですか(笑)

「えええええ~子どもの卒業式までは頑張りたいねんけどぉ~」

 

って言ってみたけど…数値の上がり方によってはわからん…といつもの返事やしね。治療に入るのはあまり遠い将来ではないのかもしれない。

 

そして診察後
初めてのゾメタ

見るとものすごい小さいビンの薬でねぇ~
15分で終わるという。
なあんだ簡単だねっ。

点滴長いのかなぁ~
おしっこ我慢できなかったらやだなぁ~って心配していたのが
うそのようでした。

が、悲劇はここから静かにスタートするのです。

 

 

つづく



 100円玉


2002年07月06日(土)


にいちゃんが、ガムを買いに行こうよ!と言い出した。
なんでも…近所のお店に一緒に行った時にレジ横のガムを見つけて今度買い物にきたら買ってもらおう!と楽しみにしていたそうな…。

 

でも今日は買い物の予定はなし…
たったそれだけのために一家総出は面倒なのでこう言ってみました。

「今日は買い物行かないもん!

欲しかったら一人で買いに行ってみれば?」

 

そうです!
にいちゃんはまだ、ひとりで買い物にいったことがないのです。

 

幼児期を田舎で過ごし、5歳で保育所に行っているとね、1年生の今、考えてみると全く機会がなかった~。


案の定、初めは「え~!それはちょっと…」としり込みしていましたが、欲しい気持ちが勝ったのか、やってみる気になりました。

そのガムがどういうものだったのか、見ていなかったので、いくら位のものかが私にもさっぱりわからなかったのですが、にいちゃんは貯金箱から200円を出してお財布にいれて、出かけようとします。

 

お金の計算、できるんだろうか?!

と念のため軽く検査をしてみました。


 
200円持っていくのね。

いくらですか?って聞いてみて130円です、と言われたら買える?



 「う~ん。買えない。」

 

(おい…。)

 

 

じゃ、250円です、と言われたら?

 



 「買える!」 

 

(ありゃりゃ…想像以上にさっぱりなのね。)

 

 


ひとまず一応説明をしてみる私…。

「わかった!じゃ、いってきま~す!!」

あ!ちょっと待った!30円です、と言われたらどう?

とダメ押しをしてみると…

 

 

 

 

「そりゃ、2より3が多いから、買えない!」


(こりゃぁ重症だなぁ…(-_-;))
再び、説明してみる私ですがね・・・。

 

・・・・・・。



でも、なんだかやる気満々で、

張り切っているので行かせてみました。

にいちゃんは考えたらしい。


「いくらですか?」と聞くのではなくて
「100円であのガム、買えますか?」

って聞いたらしく無事にニコニコして買って来れました。


そしてちびちゃんが、なんにもなかったらかわいそうだから~って、あめも買って来てくれたのには感動!

しかし、最後にしつこく

「いくらだったの?」と聞けば100円!との返事ですよ。


ガムも100円。あめも100円だった!

 

と自信たっぷりに答えます。
お財布からはじゃらじゃら~っと

おつりがたくさん出てきてるんですけど(-_-;)


ほら!書いてるでしょ?って見せてくれたレシートは
消費税とあわせて
31円となっているのが2枚あるんですけど(-_-;)

100円玉を出して買ったら

100円玉がなくなったから100円の買い物なのかしら?
困ったものです。

私が子どもの頃は異年齢の子どもと遊んでいたから、小さい頃から友人についていった駄菓子屋さんで自分も買いたくて、買いたくて…
5歳で一週間に70円のお小遣いをもらっていた記憶があります。


吟味して10円、20円のお菓子を選んでは、残りはいくらだ?!と自然に覚えていったものだったっけなぁ。


お金の計算は親や先生に教えてもらって勉強した記憶って、ない気がする…。就学前にはすでに1週間ごとにもらうお金のやりくりを身につけていたから1年生の時にはとっくに1ヶ月ごとにもらうお小遣いになってもやりくり上手にできるようになっていたしな…。

にいちゃんはやりくり以前の問題ですよね…。
今までほったらかしていた私が悪うございました(-_-;)

つい、スーパーで後ろに並んでいる方の視線を気にして、1から10までにいちゃんに任せてお金を払わせてみたいな!と思ってはみても私がほい!と500円玉や100円玉をにいちゃんに渡して、「コレで払ったら、おつりもらえるからね」


なんてことをやっておりましたです(-_-;)

やっぱり経験の原理ですね。
10円単位の楽しい買い物経験をさせてあげたいですね~。


そうこうしていくうちに、70円払う時に10円7つ探すより
50円玉を利用した方が便利!って勝手に学習するだろうし、90円を払う時に、100円を出しておつりを10円もらった方が楽かも?っていうことが自然にわかるんだろうな…。

この夏は、10円玉が10個で100円なんだ!という基礎といいますか…
100円のありがたみをひしっと体験していってもらうことにいたしましょう…。


といっても、のどかなやり取りのできるお店がほとんどないからね(-_-;)
家で買い物ごっこをするとしましょうかね。

 

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おお~勝手に学習とか自然にわかるとかこの当時は思っていたんだ!!と自分の日記なのにびっくりです(笑)

親も成長するんですね♪

 

ま、はじめての子育てですし、自分が子どもの頃と同じように育つと思ってますから就学前に5の分解がなかなかわからないことに「おや?」とは思ったけれど別に本人困ることなく友達とも楽しく過ごしていたし、どこに相談することもなかったです。

 

自分が他の人より丁寧でおだやかな子育てをしていれば問題ないかな~と思って接していたつもりでしたが、まだまだ勉強不足だったもよう。