夕菜の宝箱 -32ページ目

夕菜の宝箱

~がん(私)でも発達障害(息子)でも上手くつきあって幸せに暮らすことを目標にする毎日~

予約してもらった病院の初診日。

 

実は病院には早く到着したのに初診の窓口を間違えて並んでしまい違うところに案内されて超バタバタのスタート。

 

紹介状と一緒に渡された紙をよく読めばわかることだったのだけど、全部自分でできているつもりで、読めてなかったもよう(笑)

 

地域医療連携センターの受付で番号を取らないといけなかったなんて、わかりにくいわ~

 

なんとか無事に血液内科のあるブロックの受付へ移動するも問診票を書いている最中に早くも機械に呼ばれる。

 

問診票を殴り書きで急いで書きながら「途中でもいい」と促され診察室へ入るレアなパターンの初診でした(笑)

 

先生は「この病院に来た理由」の欄の

 

「Mたんぱくが検出された為」

 

との文字を見てなのか、息切れは感じるけどSPO2測るとちゃんと98とか99とかあるんで~とかいう私の話ぶりから判断してなのか

 

ゆっくりと慎重に言葉を選びながらも

 

「あ~仕事は…介護福祉士~ほう~もう…あれかな。もうわかってはる感じですかね?」

 

と、なんだかちゃんと「告知」みたいなドラマで見る感じの重苦しい病状説明や病名告知というの雰囲気は全く無かった(笑)

 

ま、初診ですし。

 

まだこの病院で採血もしていないうちから話は進まないのが普通ですよね。

 

でもそんなに仕事も休めないし、私としてはこの病院ではまだ調べていなくても、せっかくデータ持ってきているのだからさっさと決着させたいわけです。

 

私が独自で調べた見慣れない単語を書いたメモを見ながら質問していくうちにどうやら「多発性骨髄腫」間違いなしとわかったのでした。

 

数日後に出た血液検査の結果もやはり正常とは程遠いもので、さっそくもよりの診療所の先生が紹介状を書いてくれることに。

 

「治療ができる病院は〇〇病院か△△病院かのどちらかなんやけど、どうする?」

 

2択だったので

 

「では・・・きれいな方で♪」と言って笑いをとりました。

 

△△病院は前に一度卵巣嚢腫のオペで入院したことがあるし~

建て替わって新しくきれいになった〇〇病院にしてみよ♪というのは半分冗談です。←半分かいっ

 

基本は病院ホームページを参考に♪

 

年齢が若い場合は自家移植という造血幹細胞移植が標準治療

というのを調べていたので、その幹細胞移植の症例数が多くて

なんか安心できそうに思ったから直感で決めた感じ。

 

予約がとれた病院へは1人で行きました。

 

平日は夫も仕事だしね。

 

おそらく多発性骨髄腫という血液がんだろう…と予想できていたから、覚えたてのいろいろな単語を書いた紙を持参して、行ってくるわぁ~♪と気楽な感じで。

 

普段から普通に1人で仕事に行けているしね。

 

がんの治療が始まったら仕事はどうなるのかな?

急に休むと回らなくなるし。どうしよう?

お金もかかるのかな?

子どもの教育資金貯めないといけないのにまずいな。

 

と、そんなことばかり考えていて

やたらとハイテンションで落ち着かなかったのは間違いなし。

 

不安でたまらない人はもちろんのこと、平気そうに見えてもおかしなテンションだったりするので、初診は付き添いありの方がいいかもしれませんね。
 

気になると言われた項目とやらを

パソコンで検索してみると

 

ありゃ~まずい!!
これはまずい!!
素人でもわかるまずさ(笑)

 

となりました。

そうです。私の手元の紙には2枚めが添付されていて

 

「Mたんぱく検出」との文字がすでにあったのです。

 

医師会に提出したただの健康診断の採血でしたが

異常があったので少し詳しく調べてくれていたもよう。

ありがとうございます。

 

Mたんぱく検出 と検索すると

 

血液がん

多発性骨髄腫

 

しか出てきません(笑)

 

やんわり遠回し的な記述は見つかりませんの。

 

 

 

で、即効でがん保険のネット申し込みをしようとする(笑)


だってまだお医者さんからは

何も「疑い」とも言われてないし


素人が調べてまずい!と勝手に自分が思ってる段階だから

間に合いませんか???

 

無理だよね(笑)

 
で、迎えた検査当日の土曜日には結果が出る前から


「もう~慌ててがん保険申しこみましたよぉ~。診断されるのに3ヶ月くらいなんだかんだしてたらかかっちゃいますよねぇ?」

 

と言ってみたら

めちゃめちゃ笑いながら

 

いやぁ~病院行ったら診断はすぐやけどなぁ~と。

それでも、ひきさがらず

「ほら、だってあれこれ調べないとすぐに診断ってできなかったりしません?」

 

と私も言いながら笑ってましたが、
検査に3ヶ月もかかるわけないのはわかるし♪

じゃ、いっそのこと数ヶ月病院行かなかったらいいか!!
と一瞬思ったのだけれど

数ヵ月後には次男の小学校卒業式、中学入学式も控えているし
治療が遅れたことによって病状悪化するようなことがあってもイヤだし。

 

心配だから早めに病院受診することにしました。