ブログでの後書き振り返りもこれにて終幕。

 

 

僕が一番最初にこの物語と出会い、

そして最後の瞬間まで想い続ける。

 

 

毎度のことながら、不思議な感覚です。

 

こんな長い後書きを読んでくださりありがとうございます。

 

もうしばしのお時間だけ、お付き合いください。

 

 

・・・後書きはね!

 

というわけで、3月12日に映像見ながらウチクリ氏と共に振り返り生配信を行います!

 

フェイタロスと感じている皆様

 

ぜひ、ご覧ください!

 

 

さぁ、叫び続けた #フェイタ

 

ラストは象徴ズ!

 

あえての集合ビジュアルを。

 

雛菊を生きてくれた主演「今村美月」ちゃん

 

藍備・ツタバを生きてくれた「浦野秀太」くん

 

チームFATEで蓮を生きてくれた「谷水力」くん

 

チームFATEで夢百合・百合亜を生きてくれた「川又あん奈」ちゃん

 

チームLISMで蓮を生きてくれた「やみえん」くん

 

チームLISMで夢百合・百合亜を生きてくれた「小島愛子」ちゃん

 

 

順番に紹介させてください。

 

 

まずはシングルキャストとして14公演を走り抜いた

藍備を生きてくれた「浦野秀太」くん

 

初舞台にして、こんなにも詰め込むのか?というほど詰め込んだ藍備。それを全力でくらいつき、自らの糧として驚くべき成長を見せ、全部を吸収し表現し、やり切ってみせた。

 

芝居、殺陣、ダンス、歌、アクション

 

その全てを、です。

 

才能があるといってしまえばそれまで、でも、秀太はそれだけじゃないんです。必死で全力の"努力"があってこそ、この結末を迎えられたのだと。

全てが見事に合致して生まれたのは、描いた想像の藍備をはるかに超える、秀太にしかできない藍備となりました。

 

稽古場でもムードメーカーとしてみんなの空気を柔らかくして、本当に藍備のようだなと感じていました。

一生に一度の初舞台

SEPTを選んでもらえて光栄だし、嬉しかったです。

 

最高の藍備を生きてくれて

秀太、ありがとね。

 

 

ここからはWキャストチーム

チームFATE蓮を生きてくれた「谷水力」くん

後ろのローガンさんと兄絵空様が気になるなw

 

SEPT初参加にして、僕を「たかちゃん」と呼んでくれる稀有な存在w(たわいない冗談でそう呼んでくれたので、これからはそれでいこうとほぼ強制的に続けてもらってますw)

 

チームFATEを引っ張っていたのは間違いなくリキだと思う。

 

自ら重ねてきた経験と、初めてのことにもさらりとチャレンジするその姿は、心に蒼い炎を宿す、蓮のような強さを感じられました。

 

かと思えば、周りの空気感を読み、みんなが楽しんでステージに立てるように稽古から秀太とともにムードメーカーを買って出て、稽古も含めてスムーズに物語が進むように立ち回る姿は、献身的で愛しむ、蓮の芯の強さを感じられました。

 

象徴ズのなかで純粋な役者なのは実はリキだけ。

そのプレッシャーも相当なものだったと思う。だけど、そんなのは少しも見せず、さらりとやってのけるんです。

 

彼の存在無くしてこの物語の結末はなかった。

 

 

 

同じく蓮を生きてくれた「やみえん」くん

この写真は「蓮」モードのやみちゃんだそうですw(やみちゃんモードの写真は笑顔でしたw)

 

誰よりも、深く深く蓮のことを考え、物語への理解度が高かったのはやみちゃんだったように思う。

だからこそ、やみちゃんがたどり着いた“蓮“の正解が存在して、その表現を彼なりに葛藤していたのが見えました。

 

蓮はほぼ全編通して笑わないんです。

一番人から遠い人、だからこその、人間臭さ。

 

膨大な時間を積み重ねた最後のその一瞬、やっと見せる笑顔は、蓮の心が解放された瞬間。

 

たくさん話をして、彼なりの蓮の正解と、物語がばちっとはまる瞬間を見つけたからこそ、出しえた答えだったように思います。

 

その様はまるでねじれの解けた本当の"蓮"のようでした。

 

 

リキとやみちゃん

 

僕の描いた役には脚本の正解はないのです。

そう、生きてくれるその人が答えをくれて、初めて完成します。

だからこそ、全く違う答えを出してくれた二人に感謝です。

 

新たな蓮を見せてくれて本当にありがとね、

力、やみちゃん

 

 

 

現代ズの時にも使ったけど!ギリセーフ!

夢百合を生きてくれた「小島愛子」ちゃん

 

SEPT初参加の小島ちゃん。

稽古参加初日からめちゃめちゃ勘のいい子だなぁという印象だったのですが、だからこそ、自らを出し切るのに少し時間がかかるのではと感じていました。

 

それは寄り添うことでねじれが増した夢百合のようで。

 

それでも、自らと戦い、役に寄り添い、相手に寄り添い、

溢れる優しさと、精一杯の叫び、そしてステージで全力で出し切ってくれました。

 

あの優しさは、まさに夢百合そのものでした。

見届ける諷経が、ついついカットしたセリフを言ってしまうほどにw

 

 

 

いや、もはや集合写真。

夢百合を生きてくれた「川又あん奈」ちゃん

 

最後の最後で、やっちまった・・・

撮っててよかった集合写真。

 

SEPTはセルアミぶりの川又ちゃん。

本公演に参加は初参加で、たくさんの初めましてに囲まれながらのお芝居は難しいこともたくさんあったと思う。

 

それでも、ぶれないんですよね。

 

夢百合という役を精一杯生きて、感じて、"今"起きたことに全力で答える、7公演で同じ生き方を一度もしなかったのではないかなぁと感じるほどに。それほどに毎日の進化が止まらなかった。

 

 

川又ちゃんと小島ちゃん

 

二人の生きた夢百合は全く別の存在に思えるほど違っていたけど、物事の表だけじゃない、隠された深い部分にこそある大切なことを示してくれたように思います。

 

物語へ寄り添ってくれて本当にありがとう

小島ちゃん、川又ちゃん。

 

 

 

そしてラストは

 

シングルキャストとして14公演を精一杯生き抜いてくれた我らが座長

主演:雛菊を生きた「今村美月」ちゃん

 

舞台初出演、初主演、初座長だった

2019年FATALISM ≠ Anothe rstory

 

あれから3年の時を経て、今一度"雛菊"を生きてくれました。

 

率直に、人はこんなにも進化するのだと。

 

難しいこともたくさんあっただろうし、実際稽古場で悩んでいる姿も見ていました。

過去の自分って意外と奥底に残ってて、つい同じ感情に流されやすい。でも同じ役、近いセリフなのに違う感情で生きなければならないという、難しい役所。

しかも途中で関わる神や、仲間が日によって違う存在に変わっていく。それも含めて、今作のFATALISMの芯の部分なのですが、その感情の振れ幅はいかほどだったことでしょうか。

 

それでも

 

誰よりも毎日を尊び

誰よりも物語を愛し

日々笑い、叫び、涙し、願い、想い、祈り

そして全力で生きることでキャストスタッフ全員の心を動かして、偽りのない感情でステージに立ってくれました。

 

 

3年前はその姿を見て、キャスト・スタッフ全員が精一杯物語の中で支えたい、生かしたい、と感じた。

 

でも今回は彼女が主演として全てを背負い、心強い背中を見せ、みんなを支え続けてくれた。

"満場一致"で誰もが自然とそう思えるほどに、最高の座長であり、主人公でした。

 

 

ここ3年、四羽烏「HINA」として45ステージもの時間を生きての今作。

SEPT出演もライブを合わせると通算68ステージになりました。

いつの間にか初舞台だった女の子が、今やSEPTにとってなくてはならない柱の一人です。

 

SEPT10年目の節目に今村ちゃんが生きる雛菊と共に今一度この作品を届けられたこと。

感謝でいっぱいです。

 

本当に素晴らしい座長であり、主演でした。

ありがとね、今村ちゃん。

 

 

 

【雛菊・蓮・藍備・夢百合】

 

この物語の主人公たちであり、ねじれの起因。

 

雛菊を中心に、運命の糸がねじれ、望まぬ結末へと誘われていく物語。

 

2019年版ではありますが、蓮、藍備、夢百合、を主人公としたスピンオフ動画もセプCh.にてアップしてありますのでよければそっちも見てみてもらえたら嬉しいです。

 

 

前作の時も書きましたが、

彼らの名前の由来は花言葉から来ています。

 

雛菊=デイジー=無邪気・希望

蓮=ハス=清らかな心・離れいく愛

藍備=アイビー=永遠の愛・友情・死んでも離れない

夢百合=アルストロメリア(夢百合草)=人の気持ちを引き立てる・持続

 

調べたら素敵な言葉がたくさんで選んだ名前でした。

 

もう一つの意味、"ねじれる"ことを理解した上でみてみるとこんな見方もできます。

 

雛菊と蓮=デイジー×青(蓮)=純粋・幸福

雛菊と藍備=デイジー×紫(藍備の藍の部分)=健やか

雛菊と夢百合=デイジー×黄(夢百合)=ありのまま

 

様々な色があるデイジー、見方ひとつで当てはまる言葉がたくさんの花言葉は本当に面白いものです。

そしてデイジーの花言葉の一つ

 

「あなたと同じ気持ちです」

 

これがとても雛菊にしっくりくるなと。

 

 

そして繋がりとして

 

雛菊=莉乃・陽織=エイナ

 

藍備=莉央・陽暮=ツタバ

 

夢百合=百合亜=テン

 

蓮=AI=シン

 

となるわけです。

 

 

だからこそ、

 

雛菊=莉乃・陽織=エイナは自ら命を断ち

 

藍備=莉乃・陽暮=ツタバは誰も守りきれず

 

夢百合=百合亜=テンは良かれと思った行動が原因となり

 

蓮=AI=シンはその関係を壊そうとするのです。

 

 

ちょっとそれますが後半のどこかの公演で、エイナの機械化をしているかどうかのシーンでツタバが小さめに「お〜ういえ〜い」って言ったのは袖で大笑いしましたw

 

陽暮=ツタバなので間違いではないからよしとしましたw

 

 

みんな大好きお〜ういえ〜い兄さん!

 

 

話は戻ります。

 

 

ここでは2019年版との違いを主として後書きしていこうかなと。

 

もしより深く知りたい方は過去のブログを読んで見てもらえると嬉しいです。

 

 

 

今作の亜歩露様は言いました

 

「すべてのねじれの起因、それは君だよ」

 

雛菊に向けていう言葉。

 

 

絵空様も、亜歩露様も、戯れにその姿を変えなさる。

 

神とは本来いろんな別名を持つお方が多い。

その時は見た目も変えたり、性格的な部分までその時の興味で変えられるのだから、仕える三羽も困ったものでw

 

 

現実話ですが、今回の日毎で変わるキャストスタイル。

 

人によって物語はその姿を変えます。

藍備は変わりませんでしたが、蓮や夢百合、未来編で人が変わることで動きや行動が変わった。

 

ただ、雛菊だけは変わらず、何度も同じ結末を迎えます。

 

毎公演雛菊は答えを出し、絵空様も亜歩露様も満足されておりましたし、奉納の儀は完遂しておりましたが、

 

この何度も繰り返し、違う物語のように進むこと、これこそが

 

FATALISM ≠ Re:Another story

 

の本質だったように思えます。

 

 

皆さんに届いた物語が、

何か心に残るものであれば嬉しいなと。

 

ふとした時、思い出してもらえたなら、嬉しいです。

 

 

象徴チームのエモ写真

 

からの・・・

これ!

みんなの心からの笑顔、最高です。

 

 

 

【さらにバックボーン】

 

雛菊は一度、同じ結末を迎え、そして絵空様の元へとやってきて、答えを出し、また人間界へと戻った。

その時の答えは絵空様の興味を得て、一度は天寿を全うし、運命の輪へと戻る前に、絵空様の戯れで運命の観測者として迎え入れ、時をかけ、世界の壁を越え、様々な並行世界で見守る役目を与えます。

 

そう、HINAとして。

三羽鴉と新たな"雛"として。

 

四羽となった鴉たちは絵空様の意向で様々な世界へと赴きますが、大きく関わったのは現代が多かったようです。

 

様々な世界で人間に干渉しては怒られ、三羽を困らせるHINA。

多くの人間に触れることで、踏み出すことの大切さを知り、人々へと伝えていくことになります。

 

行動を起こせば、何かを変えられるのだと

 

人は願うことで、想うことで、そして祈ることで、未来の形を変えられるのだと。

 

新たな答えを得て、HINAは思います。

 

「寄り添うだけで、私は、何かを踏み出せたのだろうか」

 

一度は解けたねじれ

 

その時、亜歩露様はもう一度行ってくるといいとHINAを元の時代へと戻し、そして今一度ねじれが増した世界へと放り込むのです。

 

宿命を説いた物語と似て非なる、もう一つの物語へと

 

"もう一度"

 

FATALISM ≠ Re:Another story

 

FATALISMの世界から"Re"Animationの世界を経て、今一度FATALISMの世界へと戻った。

 

これが今作までのつながりでしたね。

 

 

もちろん、これはあくまでも、脚本書く僕のエゴの部分。

 

FATALISM ≠ Re:Another storyは単体の物語、ただのバックボーンの部分なので、知らずに見ていただくことが正解なところ。

 

ただ、SEPTの世界はどこかで繋がっていることが多くて、この機会だから明記したということです。

 

 

はい、神様のところで結構答え合わせしちゃってたので、これ以上語るのはやめようと思います。

 

 

これは”雛菊”の物語。

 

 

皆さんに届いたものこそが、この物語の答えなのだと思います。

 

 

 

【質問に答えようのコーナー!】

今回たくさんいただいたので同じような質問はまとめつつ、抜粋しながらお答えします!

 

 

Q1_人間(もっと言えば音楽)が生まれた以降に亜歩露様が生まれたなら、神様としてはだいぶそれこそ鴉の皆さまよりお若い方なのでしょうか? また、その時代に音楽で人々に光を与えた者の姿になる亜歩露様ですが、いか露様の姿を持つ誰かさんにお会いする機会は我々にありますか?

 

A_いい質問ありがとうございます!

世界は巡り、何度も何度も繰り返しながら、並行世界は無限に広がっている、そんな世界観なSEPT。音楽の起源は人間が文化を得て様々なことに挑戦していく中で発生したもの。

その瞬間、絵空様の興味をひいて生まれたということなので人間たちよりも後に生まれた存在です。

 

そして鴉たちですが彼らもまた、人間の生み出した”モノ”から生まれた存在なので、亜歩露様よりは年下になります。

 

よければ過去ブログで成り立ちも書いてますのでこんな話もあるんだ〜的に見てみてもらえたら嬉しいです!

 

この世界観は僕が描いた世界なのでオリジナル設定なので、楽しんでもらえたら嬉しいです!

 

 

Q2_雛菊が身を投げた後、亜歩露様が現れて、何かを掬い上げる(雛菊を救っている?)ような動作をした時に、亜歩露様の右側のスクリーンを何か白い物が通り過ぎます。 あれは雛菊(の魂?)だと思うんですが、スクリーンに映ったのは菊の花ですか?

 

A_すごいところにお気づきですね!

表現として雛菊をすくい上げる亜歩露様であってます!

この通り過ぎるのはムービングライトなのですが、確かにお花の形があしらわれているように見えます。

照明チームの粋な演出だったのではないかなと思います!

こうしてキャストスタッフ、そしてみにきてくださる皆様が一丸となって物語を作り上げているので感謝しかないですね!

 

 

Q3_ 「天満月」「CLOVER」の歌唱で川又さん夢百合は一緒に歌ってなかったけど小島さん夢百合はエンディングライブでも歌ってらしたのでここにも何か演出の違いを持たせたのでしょうか? 

 

A_これについてはFATEとLISMの違いを出すことと、同じ物語のようで実は変化している、ということの表現として歌っていただくことにしました!

"繰り返す、もう一つの物語"を体現してもらったということですね。

 

 

Q4_キャスティングについての内容を何件かいただきました!

 

A_基本的にキャスティングは僕が主として行っています。

それに加えて今回は、亜歩露役ピコさん、ローガン役okamu.さん、堕印役緑川睦さんも関わってくれていて、ピコさんキャスティングで「松岡侑李」さんや「やみえん」くん、睦さん経由で桐田くんやVALSHEさん、okamu.さんキャスティングでバンド系ほぼ(過去作に遡りますが基本スタートおかむ先生です。今回キャスティングに協力してくれているピコくんもおかむさんからのキャスティングでした)

象徴ズはやみえんくん以外は僕がご縁いただきキャスティングさせていただきました。

 

 

Q5_21日のお昼公演で、雛菊がさりげなく羽を拾っているところも素敵でした! 23日の夜の回は無かったので、たまたま抜けたものを自然に回収するというものですよね?

 

A_三羽の抜け羽多い問題ですねw

結構自主的に芝居中で回収していたのですが暴れるもので追いつかないほどに抜けまくってしまい。。。

雛菊が絵空様の御前で拾い集めてくれたのは「三羽も神様と思って」という意味合いと、三羽が起こす事象にステージ上で自然に対応するという四羽時代の名残ということにしておいてもらえたらと思います笑

 

 

Q6_OPのRevive Againでキャスト紹介のような形で未来チームが出てきた際にFATAとLISMでは藍備の立ち位置が違ったような気がするのですが、何か意味などありますか?

 

A_よくぞお気づきで!

FATEチームの時は左からエイナ・藍備(ツタバ)・テン・シン

LISMチームの時は藍備(ツタバ)・エイナ・テン・シン

でしたね!

これは僕も意図を聞かされていないのでウチクリさんに聞いてみます!なんなら12日の生配信の時に聞いてみますね!

 

 

 

以上です!まだまだ応えきれなくてごめんなさい。。。

 

もしも、まだこれが知りたい!というのがあれば12日の配信でぜひコメントください!

 

みんなで振り返り楽しめたらうれしいです!!

 

 

 

さて、

 

これにて全キャスト振り返り、終了しました。

 

長らくの間お付き合いいただき、ありがとうございました。

(本当に長かったのに、感謝です。)

 

 

 

初演から6年。

 

初演はオムニバス作品ということもあって46名

 

再演となる≠は26人。

 

そして今作はW・Tキャスト含めて総勢39名。

 

 

こう見るとFATALISMシリーズだけでもたくさんの方が関わってくれたのだなぁと。

 

 

いつも書き残しますが、

 

"人の縁に恵まれていること"

 

僕が唯一、人に誇れるものだと思っています。

 

 

本当に、みんなありがとう。

 

なんて素敵な光景だろう。

大千穐楽・大満員のなか、見送られたこと。

 

 

本番中、すべてが素敵な瞬間で、かけがえのない時間。

 

 

僕は「ハッピーエンド」が好きです。

 

今までの物語その全てがハッピーエンドです。

 

 

みんなが笑顔で終われる作品が好きだから。

 

精一杯笑って、たくさん涙して

 

願いを、想いを、祈りを、感情を

 

全部出し切って観に来てくれた皆様に届け切って最後を迎えられたこと。

 

 

観てくださった皆様がくれた最後の答え。

 

 

ねじれが解け、今は変化しました。

 

たどり着いたのは関わる全ての人が目一杯の笑顔で終われる最高のトゥルーエンディングでした。

 

 

この景色を心に深く刻み込んで

 

次への一歩を踏み出していこうと思います。

 

 

"最後"と昨日のブログでは書きましたが、

またいつかみなさんにお目見えする日も来ると思ってます。

 

その時はまた

 

このFATALISMの世界を楽しんでもらえたら嬉しいです。

 

 

 

これにて振り返りの儀、完遂とする!

心、穏やかに。

 

 

 

 

最後に歌詞を

 

まずは「CLOVER」

作曲はokamu.先生

 

 

CLOVERのタイトル

 

シロツメクサの花言葉「約束」からとりました。

四人が揃うことは奇跡かもしれないけれど、揃えば幸せな未来につながると信じた、そんな歌詞です。

 

一枚、困難に打ち勝ち、

二枚、今一度出会い

三枚、希望を信じて

そして四人で、幸せを掴む。

 

四葉になることを夢見た藍備の想いでもありました。

 

「Clover」

 

永遠に続いていく 

暗闇にも似た今を眺めまた

糸に絡め取られてる

自由な明日を 生きる意味を 

変わらない時を求め続けたよ

 

遠く離れていても この手に感じた温もり

足掻き続けてもこぼれ落ちていた

感情に灯して

 

叫び疲れ、諦めることに慣れた

真っ暗なこの世界を照らしてくれたね

promise you, I never leave  歩く未来を 

選ぶと知れたから

 

 

忘れられない 閉じられた景色

響き渡る鼓動 まるで陽炎に思えて

明日の君を 想う度生きていられるような

鮮やかな心 感じて

 

大丈夫だよ 気づいたんだ いつか会えると 

大切な矛盾は手の中で 奇跡と勇気となれ

 

同じ世界も時間も言葉でさえも

何度でも超えてみせるよ 光をたどって 

叫び疲れ何にも見えなくても

真っ白なこの世界を照らしてみせるから

promise you, I never leave 誓う未来を 

守ると決めたから  

いつもそばにいるよ

 

 

 

そしてラストは「天満月」

こちらも作曲はokamu.先生。

 

過去のFATALISM、FATALISM≠から歌詞を少しもらって、メロも少し合わせるという巡った歌。

 

多くは書きません。その全て込めました。

雛菊のバックボーンを読んでいただいた後ならばさらに深く歌詞を読み取ってもらえると思います。

 

 

「天満月」

問うは月の音 落ちて消えゆくまで

繰り返し廻るように 揺らめくの

左手 重ね合わせるように

分かり合う可惜夜でさえ

 

移り変わる差し込む光浴びて 

音色に求める 玉響の記憶 今を超えて

 

巡り合う何度でも 夜が明けるように

分かち合うもう二度と 忘れないで

無限に広がる糸 今なら選び引ける

始まりを迎えて

 

 

刻は満ち欠け 幾重よせる"想い"

"願わくばもう一度、会えるように"

"祈り"を 時忘れゆくまで

数多ある運命はまた

 

"月時雨"はいつしか"星月夜"へ

遠くで眺める 昨日の自分を

天華のように

 

忘れた記憶を 繰り返すStory

立ち上がり目を開けて You should be here now

複雑に絡む 糸 手繰り寄せていく

泡沫の宿命

 

 

歩んできた軌跡は形となり 果たされていた約束

最後の答えはいつでも 名残月の調べ

 

巡り合う何度でも 月に照らされ

舞い散る華影を 忘れないよ

無限に広がる糸 寄りそうと決めたから

世界を照らして

 

"想い馳せる 願いよ 巡りゆく祈りよ" 

その運命をふみだして奇跡となれ

広がる明日へ