さぁ振り返りもこれで終わり

 

皆さんの心に残るSAMZ:0の記憶

少しでも彩られたなら嬉しいです。

 

配信は明日まで

ぜひお楽しみください。

 

配信チケット https://w.pia.jp/t/sanz0/

 

ラストはもちろんこの二人

優羽&ユウト!

 

この写真とても好きだなぁ。

 

 

まずは

ユウトを生きてくれた「宮里ソル」君

 

実直で、等身大で飾ることなく全力で生き抜いてくれた ソル。

 

 

そして、これが俺の、私の

一番の罪。

主演と写真が、撮れなかった……っ!

Photo by 燿(摩天楼オペラ)

 

優羽を生きてくれた「星名美怜」さん!

 

この物語、最も難しい役回りだったのは

それは他ならぬこの二人だったと思う。

 

物語のスタートは二人も皆さんと同じく"知っていく"側の目線で進む。二つの試練を目の当たりにして、いろんな感情を余すことなく受け止めていかなければならない。

 

そして時間にして1時間40分ほど経った時

二人が"当事者"へと変貌します。

 

自らを偽り本質とは違う自分を"演じ"、"半身"とも呼べる本質の部分を具現化した"影"と共にその試練を見届け受け止めていく。それはEp.1、Ep.2、さらにはSANZ達の動きまでを含め

 

二人こそがSANZ:0という物語全て体現しているのです。

 

それはもう悩ませたと思います。

それでも美怜ちゃんは、作品と向き合い、しっかりと己と向き合い、圧倒的な輝きを放ち

座長としてブレずに居続けてくれました。

 

ソルくんもまた、感情と向き合い、人知れず努力し、心身ともに疲弊していきながらもその全てをステージで爆発させてくれました。

 

主人公然とした美怜ちゃん

それを支え続けたソル。

 

二人の感情の爆発、これが必要不可欠な物語でした。

 

その答えは

皆さんが目の当たりにしたラストシーンに全て込められていたことだと思います。

 

美怜ちゃん、ソルくん

本当に、SANZ:0の世界を生きてくれてありがとう。

 

 

【優羽(ユウト)】

 

「SANZ:0」

これは彼らの物語。

 

この物語の主人公であり、皆さんと一緒に物語を辿ったプレイヤー目線的位置でもありました。

 

偽りの自分としてSANZで試練を受けることになった優羽。

 

輪廻の輪へと向かう彼女の魂をカロンがSANZへと放り込んだことにより"試練が始まってしまった"

 

試練にはルールが存在し、イレギュラーな優羽にもそれは適用される。

 

ルールを言語化すると

 

ルール1「これよりさまざまな人々の試練を見届けていただきます」

 

ルール2「現世で偽りの自分として作った性格、記憶をベースにし、最後の瞬間やそれにまつわる記憶を消させていただきます。また、自らの影を本来の自分として共に行動することとします」

 

ルール3「その全てを見終えた時、本来の記憶を戻し、その上で転生か継続かを選択していただきます」

 

と言ったところでしょうか。

 

他の試練であった「自らの命を断つことはできない」は優羽にとっては記憶に抵触するのでここではありません。

 

あくまでも”言語化すると”なので答えはみなさんが見終えた時に感じたことが全てだと思います。

 

それにより影が具現化し優羽の本心、本質を元に人格を与えられた。

 

偽りの自分として本心と向き合う試練

本体と影は揃って同じ経験をしていくことになります。

 

ソニアによって”ユウト”と名付けられた影はポケットの中にある一つのコインをカロンに渡します。

 

それは押し殺して見えなくなっていた"希望"。

探すことすら諦めていたものを"本当の心"が一つだけ持っていた。

 

それが最後の優羽の叫びであり、本音だったのでしょう。

 

あとは皆さんが目の当たりにした結末。

二人については全て、ステージに置いてきました。

なのでこれ以上は語らないでおこうと思います。

 

 

この先は

 

"SANZから現世へと戻った優羽"

 

その先の未来を7月5日に

皆さんに届けていくことにしたいと思います。

 

お楽しみに。

 

 

さて、と。

 

 

質問に答えていこうのコーナー!

 

 

始まりました「SEPT沼へようこそ!!」のお時間です。

(いつからその名前?)

 

いくつか重複した質問もあったので最初にあった質問にお答えする形でいかせてください!

 

Q1_優羽にはどことなく雛菊(雛=HINA)みを感じました 自らの命の絶ち方、三羽鴉との絡み方(笑)、時空を巡る際に少々、口出し、手出しをしてしまう所、最後の「生きたいっ」というセリフ等… 単に隠れSEPT要素なのか、実際にフェイタ、リアニ世界とは違う時空での雛菊なのでしょうか?

 

A_SEPTの最古の物語のリメイクがSANZ:0。この後にお届けしたきた物語である「FATAシリーズ」「リアニシリーズ」の原型がここにあるということですね。主人公として描かれるキャラクターを生み出したものとして、伝えたいことが集約していると思います。

 

 

Q2_カロンに導かれ、サンズへの門を優羽がくぐり、扉が閉まった時に影(ユウト)が映りますが、あの時点で優羽とユウトに分かれたという事でしょうか? また、あの2人に分かれた現象はアクシデント的な物なのか、誰かの手による物なのでしょうか?

 

A_あれはカロンが本来きてはいけない魂を放り込んだことによりあの時点で「試練が始まった」、という解釈です。

上記でも書きましたが、あくまでも”言語化すると”なので答えはみなさんが見終えた時に感じたことが全てだと思います!

 

 

Q3_出雲と泉璃について、過去作の祈留、亜歩露と未来の姿が過る衣装だったように思うのですが、そのような意図はありましたか?またカロンミロク等も同じように過去作のキャラクターとリンクさせている部分などあったりしたのでしょうか?

 

A_衣装については過去作のキャラは混ぜていないつもりだったのですが、気づけばそれっぽくなっていたようにも思えますねw

泉璃について実はフギン担当ということもあり、元ネタはNOW OR NEVERの衣装感が元になっています。

SANZ5には少しフェイタ感(蓮の衣装ベース)を持たせているのはここだけの話。

 

 

Q_4衣装はデザイナーさんの作品だと答えてくださったけど気になるとこがサンズ5でサエル&リエルだけ衣装の生地が違う生地で、二人は丸模様の生地だった 私がデザイナーだったら理由がないと同じチームなのにわざわざ二人だけ違う訳がないんじゃないかと二人は繋がってる、とか?

A_答えが難しいのですが、サエルとリエルは二人で一つ(最初期はサエルはリエルの理想の分身)という初期設定もあり、その時の名残もあるのかなと!

 

 

Q5_ミロクとカロンについて、 オープニングでの立ち位置や手の動き、 一方が下手の面あたりにいたら もう一方が上手の奥だったりと (最後の神勢のシーン) 対になるタイミングが多いように思うのですが、 これはやはり以前に 同じ「蓮」というキャラクターを 演じたことが関係しているのでしょうか?

 

A_よくお気づきでwこれに関してはカロンとミロクは対の存在として描かせていただきました。神勢の振り返りでも書きましたが、二人の元は同じ存在であり、並行世界的な考えで良いかと思います。その二人が同じ世界に来てしまうことも、SEPTの世界が繋がっていることと、神勢だからこそ可能なことだったりするのかなぁと、ね。

 

今回もたくさんの質問ありがとうございました!

今後もまだ質問があればXなどでお答えもしていくのでいつでもお気軽に!

 

 

以上「SEPT沼へようこそ!!」

のコーナーでした!

 

 

 

さて。

 

 

これにて全キャスト振り返り、終了しました。

 

長らくの間お付き合いいただき、ありがとうございました。

 

 

SANZ初演から9年

こうしてまた新たな物語として皆さまに届けられたことが本当に嬉しかった。

 

SEPTの最古にして新たな物語。

 

最高の形でステージに上がってくれました。

 

そこには、足を運んでくださったみなさんの力も必要で。

 

SEPTの世界は並行世界的なつくりはあるものの、一本繋がっている部分があります。

 

そんな繋がりが作れているのも、長く愛してくれている皆さんの存在あってのもの。

 

舞台を完成させてくる最後のピースはお客さま

大歓声が、より一体化したステージに感情の熱が灯ってこそ、完成した物語でした。

 

「気づき」

それは大それたものじゃない、すぐそばにあるもので。

やり直したり、何かを成すことに"遅すぎることなんてない"と僕は思っています。

 

 

いつもと同じく書き残しますが、

 

"人の縁に恵まれていること"

 

僕が唯一、人に誇れるものだと思っています。

 

9年前も関わってくれていたキャストやスタッフも今もこうして一緒にステージを作れていること。

 

新たなに仲間に加わってくれたキャストやスタッフがSANZの世界を精一杯生きてくれたこと。

 

みんなが全身全霊でSEPTのステージを作り上げてくれて、ここにあるのだなと。

 

そしてSEPTファンミ。

 

みんな一緒に楽しい1日を、ということで過去出演キャストも参加してくれた。

 

WORLD BROKERから

 

ダンデを生きた「__(アンダーバー)」さん!

 

楓を生きてくれた「藍染カレン」ちゃん!

 

芽吹を生きてくれた「西田祥」くん!

 

約一年ぶりの登場、それでもたくさんの皆さんの歓声が本当に嬉しくて。

 

こんなにたくさんのみんなと舞台を作れたこと、誇りに思う。

 

感謝の気持ちでいっぱいです

本当に、みんなありがとう。

 

 

僕は「ハッピーエンド」が好きです。

 

今までの物語その全てがハッピーエンドです。

 

ここにピコくんの物語である"未来を考える結末"が加わりました。

 

それでも僕はステージではみんなが笑顔で終われる物語が大好きだから。

 

 

彼もそのことをわかった上で、あの素敵な最後のシーンを紡いでくれたのだと思います。

 

 

"音楽と芝居の融合"

 

声出して笑って、涙して、考えて

 

全部出し切って、観に来てくれた皆様に届け切って

 

最後を迎えられたこと。

 

この景色を心に深く刻み込んで

 

更なる一歩を踏み出していこうと思います。

 

 

ふと立ち止まり、振り返った時に

 

寄り添って次への一歩へ背中を押してくれる

そんな物語が届いていたら嬉しいです。

 

アーカイブが終わっても、次は7月5日のアフターライブが待っている。

 

その時にまた皆さんにお目見えできることがとても楽しみです。

 

見つけたらぜひ声をかけてください。

 

そこで一緒に笑って話しましょう。

 

 

本当にありがとうございました!

 

【タイトル】

SANZ:0 After Live「The Story Afterward」

 

多くの人に見守られてその幕を閉じたSANZ:0。

Blu-ray完成に先駆けて上映会&アフターライブが開催決定!!

The Story Afterward、物語の”その先”を見届けてください!

 

【会場】

有楽町「MUSIC & THEATER  I'M A SHOW TOKYO」

 

【日程】

2025年7月5日(土) 全2公演

・12:30公演 SANZ:0上映会&キャストトーク

・19:00公演 SEPTアフターライブ「The Story Afterward」

 

【CAST】

・12:30公演 SANZ:0上映会&キャストトーク

星名美怜/村田寛奈/ピコ/杉浦タカオ/鷲尾修斗 and more…

 

・19:00公演 SEPTアフターライブ「The Story Afterward」

星名美怜/宮里ソル(ENJIN)/桃戸もも/夏芽/雨宮大晟(UNiFY)/村田寛奈/花澤桃花/小林正典/野田真理愛/山﨑雅志(劇団ホチキス/dopeⒶdope)/中川将平(UNiFY)/後藤紗亜弥/具志柊花(MISS MERCY)/宮本親臣/廣瀬真平(DIAMOND☆DOGS)/Mayto./ユニカインパクト(革命メロイック)/hoto-D/後藤泰観

ピコ/杉浦タカオ/鷲尾修斗 and more…

 

【チケット】

まもなく解禁!

 

【料金】

・12:30公演「SANZ:0上映会&キャストトーク」

一般チケット:7,000円

※全席指定

 

・19:00公演 SEPTアフターライブ「The Story Afterward」

プレミアムチケット:9,900円(最前3列補償・特典付き)

一般チケット:7,700円

※全席指定