本日は9月定例会の教育こども常任委員会。
今回は議案の数が少なめだったので、主戦場は再来週の決算分科会ということになりそうです。
それでは、一般質問のご報告を続けてまいります!
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前回の投稿で、計画策定業務の見直しについて前向きな答弁が得られたことをお伝えしました。
ポイントは、その見直し方針を全庁に浸透させることができるかどうか。
そこで、答弁の後に以下の再質問を行いました。
(たかの)
計画等の見直しを全庁的な方針として進めるべきと考えますが、そのための具体的な方策をお聞かせください。
(市当局)
計画策定の見直しを全庁的な取り組みとして進めていくにあたって、市としての方針を示すことの必要性は認識しております。次年度以降の策定業務に間に合うよう庁内への通知等を検討してまいります。
通知を発出するということで、一歩前進!
その上で、「通知を出して終わり」とならないように(実際そういう案件もあるので。。。)、政策局には見直し作業の進捗管理も行うよう要望しておきました。
そして最後に、計画策定業務の見直し全体に対する意見・要望を述べてきました。
私が言いたいことはここに集約されているので、少し長いですが、議場で読み上げた文章をそのまま転載します。
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職員の皆さんの貴重な時間は、計画を作るためにあるわけではありません。本年6月議会で第5次総合計画・後期基本計画の素案について報告がありましたが、事前の説明も含めて幹部職員の方々が、全ての委員会を駆け回っていらっしゃいました。また各部署では多くの職員さんが文章作成に携わったことでしょう。しかしながら、変更項目の中には前期基本計画からの軽微な修正にとどまるものも多く、果たしてあれだけの時間をかける必要があったのでしょうか。また、2020年度には、新型コロナ対策で市役所全体が業務過多の状態であったにもかかわらず、教育大綱の見直しに大きな労力を投じました。あのときに行った改定が、何か具体的な成果や変革につながっているのでしょうか。疑問に思います。
市役所の使命は、市民に質の高い行政サービスを提供することであり、計画を策定することは、そのための一つの手段に過ぎません。目的と手段を混同せず、本当に必要な取り組みにリソースを投入すること。それは、本件のみならず、行政改革を進めるうえで、極めて重要な視点です。西宮市役所を、合理的で、生産性の高い組織へと変革していただくよう要望します。
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それでは今日はこのへんで!
次回からは、次のテーマのご報告に移ります!