一般質問終了!早速ご報告スタートです。 | 西宮市議会議員・たかのしん公式ブログ

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兵庫県西宮市の若手市議、鷹野伸(たかのしん)の公式ブログ。1990年(平成2年)生まれ・34才、政党無所属、現在2期目。日々、地元・西宮を奔走しています!

昨日は以前からご案内しておりました一般質問の本番でした!
今回は会派の登壇人数の関係で、持ち時間がいつもより長い78分。
準備を重ねてきた6つのテーマについて、じっくり取り上げることができました。

傍聴にお越しいただいた皆様、生中継をご視聴いただいた皆様、本当に有難うございます!
こうしてご関心をお寄せいただけることが、何よりもの励みとなっております。
引き続きご指導の程、よろしくお願い致します!

 

写真はちょうど、傍聴席に来ていただいている方々を見て、嬉しそうな顔をしている瞬間です(笑)


 

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質問項目のうち何点かは、事前にこちらでも問題意識を書いてきた案件です。
まずはそのうちの一つ、「計画策定業務の見直し」についてご報告します。

私は市役所で作成される計画等の多さ、そこに投じられている労力や費用を問題視しており、このたび全庁調査を行いました。
その結果、現在の市役所には127件もの計画があり、委託料は約3.9億円、印刷費は約1,700万円にものぼることが判明したのです。

詳細は↓こちら↓にて。

2023/8/12「衝撃の事実!計画策定業務の調査から」
衝撃の事実!計画策定業務の調査から | 西宮市議会議員・たかのしん公式ブログ (ameblo.jp)

そこで、昨日の一般質問ではまず2点の質問を行い、以下の答弁を得ました。

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(たかの)
法的な策定義務がなく補助金等の条件になっていない計画等について、内容を精査し、必要性の低い計画等については策定を取りやめるべきと考えますが、市の見解をお聞かせください。

(市当局)
市が策定する計画は…(略)…重要な役割を担っています。一方で、計画策定業務が、職員の事務負担や財政上の負担となっていることはご指摘のとおりです。国においても地方自治体への計画策定の義務付け等に関する見直しが進められている中、本市でも計画の必要性について改めて検討していかなければならないと考えています。まずは、それぞれの計画の意義や役割を整理し、計画として策定する必要性が薄れているものや他の方法で示すことができる計画については現計画で終了とするなど全庁的な検討に向けて取り組んでまいります。

(たかの)
計画等を策定する場合であっても、内容や手順を大幅に簡素化するべきと考えますが、市の見解をお聞かせください。

(市当局)
今後の計画策定や改定にあたりましては、その計画の意義や役割に沿って計画内容を精査し、他の計画との統合などの検討も進めていきたいと考えています。計画の内容や策定にあたっての必要な手続き等については国が示す計画策定のガイドライン等で定められているものもありますので、今後の国の見直しの動向も踏まえて取り組んでまいります。

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文面だけ読んでも、市の答弁って独特の言い回しが多くて、「分かりにくいわ!」「で、やるの?やらないの?」ってなりがちですよね(笑)
計画の必要性について改めて「検討」、他の計画との統合などの「検討」。
この「検討」というのは、行政用語的には「ちゃんとやります」のニュアンスなんです。
具体的な見直し手法も例示していますし、これは前向きな答弁だと受け止めています!
※ちなみに、後ろ向きな時は「研究します」とか「課題として認識しています」とか言われがち。

とはいえ、これは市全体の政策推進を担う政策局からの答弁です。
本当に重要なのは、計画を実際に策定している各部署にこの考え方を浸透させ、全庁的な取り組みとして計画の見直しを進めることです。
そのために行った再質問・意見&要望を次回以降の投稿でお伝えしてまいります!