明日は吹奏楽コンクール一般の部の県大会。
我らが甲東ヌーヴェルヴァーグ・ウインドオーケストラの健闘を祈っています!
各出演団体の方々にとっても、良い一日となることを願っています。
三田開催となると、2014年の豪雨を思い出します…確か仕事を半休もらって応援に行ったんです。
その時、あらゆる道路が通行止めになって、武庫川の水位に恐怖を覚えた記憶が鮮明に残っています。
議員になってから防災について考える機会が増えましたが、あの日の状況は本当に危機的だったことを改めて知りました。
今日も台風が東日本に上陸していますし、これからの季節、最大限の警戒が必要ですね。。。
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本日お届けするのは、現在配布中の市政報告13号にメイン記事として掲載している「子育て世帯の経済的負担軽減」について。
同年代の多くが子育て真っ最中で、「次代の西宮へ」をキャッチフレーズに掲げる私にとって、最も重要なテーマの一つです。
私は、全ての子どもが家庭の経済状況にかかわらず、健やかに、前向きに育てられる環境が大切だと考えています。
それは、あらゆる子育て支援策には所得制限を設けるべきでない、という考え方につながっていますし、生活困窮世帯への支援を強化すべき、という主張にも表れています。
その観点から西宮市が取り組むべき施策は多岐にわたりますが、私が特に重要視しているのは、次の3つです。
1つ目は、医療費助成の充実です。
石井市長が今年3月の市長選挙で「18歳までの医療費無償化・所得制限無し」を公約に掲げて当選したこともあり、いま最も注目を集めているトピックと言っても過言ではありません。
子どもって、本当によく病院に行かなきゃいけないって聞きますもんね。。。
本市の「乳幼児等・こども医療費助成制度」の概要は写真に示した通り。
対象は0歳~中学3年生で、所得基準額未満の場合は全て無料となっている一方、所得基準額以上の場合は、1歳~小学3年生で一部負担が発生(通院:1回あたり上限800円 ※毎月3回目以降無料、入院:1か月あたり上限3,200円)。
小学4年生以上には一切、助成がありません。
これは所得制限を設けていなかったり、18歳までの無償化を実現したりしている多くの自治体に比べて見劣りする内容です。
市長の公約通り、18歳までの無償化を所得制限無しで実施した場合、必要な費用は年間約11億円とのこと。
財源の確保も含めて、今後どのように進めていくのか、非常に注目しています。
詳細は9月議会で示される予定となっており、私も早期の実現を求めていく所存です。
こうしたところにお金を充てたいからこそ、普段から主張している通り、やはり行政改革の具体的な取り組みが欠かせませんね。
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2つ目は、学校指定品の見直しです。
子どもを学校に通わせる上では、制服をはじめ、体操服・水着といった被服類や学用品など、様々なものを購入しなければなりません。
これらには、学校が商品や購入先を指定しているものと、一般的な市販品の中から購入するものがありますが、指定品はどうしても競争原理が働きにくいことから、金額が高止まりする傾向にあるんですよね…
現在、学校指定品を含めた各校の校則調査を進めており、9月議会の一般質問でも取り上げる予定でいますが、指定のあり方は学校によって大きく異なることを既に確認しています。
例えば、ある学校では制服のカッターシャツについて指定品の購入が義務付けられている一方、ある学校では「白」とだけ定められており、どこでどんな商品を購入するのかは自由です。
身長が大きく伸びる子なら買い替えが発生しますし、洗い替えも何枚か必要です。
そんな時には、量販店で安く購入できた方が有り難いはず。
他の事例も含めて、指定品の範囲はできる限り少なくするべきと考えます。
3つ目は、学習支援事業の強化です。
本市では、生活困窮世帯の生徒等に無償で学習指導を行う「子供の生活・学習支援事業」を実施しています。
事業の実施は民間事業者に委託しており、公共施設等で週1~2回、塾の個別授業を無償で受けられるようなイメージです。
経済的な理由で塾や家庭教師を利用しづらい生徒の学びを支える観点から、この事業は本当に大切なものだと思っています。
学習習慣の定着や基礎学力の習得には、早いうちから取り組む方が効果的なのは間違いありません。
そのため私は以前から本事業の対象学年引き下げを主張しており、今年の4月には対象を「中学1~3年生」に拡大する見直しが実現しました(昨年度までは中学3年生のみ)。
※ご参考 2022/2/8「政策実現×2!!」
政策実現×2!! | 西宮市議会議員・たかのしん公式ブログ (ameblo.jp)
今後は対象学年のさらなる拡大や、内容の充実が必要だと考えています。。
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「子育てするなら西宮」をスローガンに掲げ、教育環境が良いと思われがちな本市ですが、大切なのはイメージではなく、実際の施策の充実度。
このテーマ、今後も全力で取り組んでまいります!