台風の影響で天気が大荒れですね…
まだ警報が発令されていますし、最大限の警戒を続けてまいりましょう。
今日はもともと新旧インターン生たちとのポスティング大会を予定していたんですが、当然ながら中止に。。。
溜まっていたデスクワークと、9月議会の質問準備に充てることにしますm(_ _)m
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さて、その9月議会でも取り上げる予定にしているのが、介護予防事業の充実・強化について。
今日はその予告編といいますか、私の問題意識をお伝えできればと思います。
いま全国的に高齢化が進んでいることは、皆様もよくご存じの通りです。
もちろん西宮市も例外ではなく、2040年には65歳以上の人口が全体の約35%を占めると推計されています。
その中で、「年齢を重ねても自分らしく生きていきたい」という願いは、多くの方に共通するものでしょう。
ただ長生きするだけでなく、「介護がなくても生活できる」という期間をできるだけ長く維持するために、健康維持の取り組みが求められます。
また、介護保険の給付費が増加し続けていることも課題で、2015年度→2019年度の期間でも、介護保険特別会計の歳出額は約282億円から約337億円に膨れ上がっています。
この状況が続けば市全体の財政に大きく影響しますし、財政状況が悪化すれば、十分なサービスを提供することも困難になってしまいます。
これらのことをふまえると、介護予防事業の充実・強化は、本市が取り組むべき最重要課題の一つだと思うのです。
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介護予防に最も効果的なのは、社会参加の機会を確保することです。
家に籠りがちになると、どうしても体の機能や精神面での活力が低下してしまいます。
だからこそ、日常的に出かけていく場をどのように設けていくか?が課題だと考えています。
そこで体を動かしたり、コミュニケーションをとったりすることが、心身の健康につながっていくはずです。
そのため、本市では「西宮いきいき体操」が各地域で行われ、サロンや集い場などの交流拠点も複数運営されています。
私事ですが、今年90才になる私の祖母も、いきいき体操に欠かさず参加しているおかげで今も元気に暮らしています。
こうした取り組みを支えてくださっている地域の方々には、本当に感謝しているところです。
一方で、市全体の状況を見た時に、これらの活動に参加しているご年配の方が、一部にとどまっているのも事実なんです。
もちろん、それぞれの方に趣味や人間関係があり、地域での交流だけが全てではないのですが。
2020年に市が行った調査によれば、いきいき体操などへの参加率は一般高齢者で8.3%、要支援認定者で17.1%に過ぎないんですよね…
それ以外の8割~9割の方々にどのようなアプローチをしていくのか?
これが本市の介護予防事業における課題だと考えています。
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こうした問題意識をもとに、9月議会では具体的な提案を行っていく予定です。
その内容については、追ってご報告させていただきますね。
それでは今日はこのへんで!