「正指」とは
SAJ公認スキー指導員 の事です
【概要】
・規約規程では正の字は付いていません
「指導員」だけではものを教える人全体としての
意味もあるので、資格として分ける時は
準指に対して「正」の字を用いて区別しています
・県連単位だった準指から発展し、
全日本単位となります
・より広く より多様な生徒さん、環境への
対応が求められます
・指導の道に終わりはありませんが
正指に至って一通りの人には
教えられるようにはなります
【受験資格】
①21歳以上である事
②準指を取得している事
③準指取得後2年を経過している事
（取得年含まず）
④所定の養成講習を修了している事
SAJ HP 規約規程522-Ⅰより
（他、第10条と言うズルして
受けれるルートもあります）
③について
・例えば2016年2月に準指に
合格した方は2019年2月の
正指を受けれるようになると言う事です
・実務経験は特に問われません
・規程では単に2年経てば良いだけですが、
その間に経験を積んでいるであろうとの
意味があります
・準指と同じく 上記の条件を満たす者は
所属のクラブを通して県連に願書を送り、
受験料を支払います
・あとは県連の事務局の方が全日本に
提出してくれます
【養成講習】
準指と同じく 県連で開催するものを受けて
修了証を貰います
↓新潟県連HPより
・単位は3年保存されますので、
もし初年で落ちても次年度からは
養講を飛ばして本チャンから受験できます
・また、休暇を抑えるのが厳しい時などは
年をまたぐのも１つの手です
【本試験】
まず全国5ヶ所から会場を選びます
・第1会場 北海道ブロック
・第2会場 東北ブロック
・第3会場 関東甲信越ブロック
・第4会場 東海北陸ブロック
・第5会場 近畿西日本ブロック
となっています
18-19シーズン
SAJ HP 教育本部行事カレンダーより
ブロックについては40を参照下さい
・所属は関係なく、自分に合った所を選べます
・第1の朝里以外の会場は
ブロック内で毎年持ち回りで変わります
・開会式・閉会式（予備日）含め
3日間で行われます
【理論試験】
準指と同じく 規約規程、教程、赤本、
青本、安全編から出題されます
準指については58を参照下さい
・200点中120点で合格です
・過去問はスクールやクラブ内で去年一昨年
受けた人に頼るしかありません
・最低去年の出題が分かれば範囲が
ある程度把握できます
・突拍子も無い所まで覚える必要は無いので
まず過去問を解き、与力があれば
その周辺を虫食いのパターンを変えて覚えます
・空欄をじっと見つめて 文字が浮かぶように
なるまで繰り返しましょう
SAJ HP 規約規程523-Ⅰより
続きます
スキー指導員 高波太一