小田和正公式PRESS
FAR EAST CAFÉ PRESS
2024年1月25日発行 Vol.399から③完

 

 

               被災地の皆さんへ

今年こそ平穏に過ごせますようにと願って迎えたその初めに大変なことが起きました。想像を遥かに越えた被害、いっこうに見えて来ない明日。何と言っても繰り返される揺れに、不安は募るばかりと察します。そんな中、支え合う人たちを見て胸がいっぱいになりました。どうか1日も早く地震が収まりますように。優しい日常が戻って来ることを心から祈っています。
                               小田和正

 

*個人的に関心のある3点について、小田和正のコメント(3/全3回)

※質問番号はPRESSのまま。改行は筆者

 

 

③今年の抱負とツアーについて

 

Q13 今年の抱負を聞かせて下さい。

 

小田:抱負…難しいねぇ。喋ると、みんながサワサワ~ってなんか準備し始めたりするでしょ?だから抱負は軽々しくしゃべれないな。

西浦:ははは(笑)。

小田:まぁみんは「ツアー」と言う言葉が出たら喜んでくれるのだろうけど。それ以外はなんかモヤモヤした感じになるんだろうけど、先ずは自分なりに一生懸命やったって思えるような曲を書くことからだね。
西浦:納得のいく一年にしようと言うことだね?ま、結果はどうなるかわかんないけど。歳を取ったと言うことのデメリットってのは、明日がどうなるかわかんないっていう心配があるっていうのが一番大きいよね(笑)。

小田:そうなんだよ、ライブで声が出なくなったとしたらさ、今日出なかったけど明日出るってもんじゃないからね、今日出なかったら明日はもう出ないっていうことだからさ。だから何かがちょっと低下していて、そこを活性化すれば、カムバックできるんだ、というような気持ちで臨まなきゃいけないよね。

西浦:そうだよね(笑)。

小田:だからコロナのせいで運動不足になったりしたことは、確かにダメージとしては大きいことなんだけど、そこを何とか取り戻して頑張ってやらなきゃならないよね。
西浦:そうだね、やっぱり自分にとって納得した一年を過ごしたいと言うことですな。

小田:うん、そうですな。

 

Q14 最後に読者に向けて一言。

 

小田:何といっても、みんなにツアーという発表ができなくて申し訳なく思うけれど、まだ終わったばかりで…。それでもなんか…あぁいいよねって納得してもらえるような、そんなうまい話はないと思うんですけれども(笑)そういうものがきっとどこかにあるはずだと信じて、それを果たしていければと思います。

 

 

※『こんどこそ、君と!!〜小田和正ライブ&ドキュメント2022-2023〜』
「令和6年能登半島地震」の影響で放送休止となり、2月17日に放送決定!

 

 ☟(放送日等詳細)

 

🔗 放送日決定!小田和正「こんどこそ、君と!!〜ライブ&ドキュメント2022-2023〜」

 

 

 

 

 

「言葉にできない」Off Course 

日本武道館ライブ(1982年)