2023年4月9日
「松山千春 ON THE RADIO」(3)
先週に引き続き、4月19日に発売される新曲「慕情」をかけた(その前後の語りは以下のマットに)。
とくに「慕情」は古川昌義氏が弾いているガットギターをメインのひとつに押し出したアレンジということもあり、かつ古川昌義氏も今ツアーに帯同するということで、改めて古川昌義氏のギターを称えていた。
マット上の”千春バンド2023”写真の一番右が古川昌義氏。
古川昌義氏のギターについては、今年2月21日放送のこの番組の中でも「今回の(「慕情」の)レコーディングで(ギターの)古川が一番光ってた。また、そういう曲だったからな。とくに光ってたんだと思いますけどね」とも語っていた。
古川昌義氏がアレンジした松山千春の楽曲で、個人的に一番気に入っているのは「奪われてゆく」(2010年アルバム『ずうっと一緒』収録)
アレンジ切り口で松山千春楽曲を見ても、やっぱり原曲がどうか?ということに尽きる(私の場合)。
(32:53~)

さて、松戸のコンサートで初めて新曲、4月19日に発売予定なんですけど、「慕情」という曲を歌いました。いわゆる人前で歌うのは初めて。レコーディングの時には、それこそ何回も歌って、これがいい、とかあれがいいとか、やってたけどな。
やっぱりあれ、人前で歌うと、あくまでも自分が作った詞なんだけど、“ああ、こういうふうに俺は歌ったんだなぁ”“作詞作曲したんだなぁ”とかな。そうものが…これは今流行りの、激しい、テンポのあるそういう曲ではないから。しっとりと、“みなさん、寝ても構いませんよ”みたいな、そんな感じの曲だからな。余計、歌ってて気持ちがよかったなと思いました。
何せ4月19日発売ですから、できれば発売前にみなさんに聴いておいてもらいたいなと思ってね。松山千春「慕情」(※歌詞の正式表記不明)
遠く 遠く 遠く流されて
君は どこへたどり着くのか
夢を 夢を 夢を追いかけて
君は わけもわからずにいる
僕は君を愛しているよ
たとえ姿 見失おうとも
遠く 遠く 遠く流されて
君は どこへたどり着くのか
僕は何も持たないけれど
君をひとりきりにはしないから
夢を 夢を 夢を追いかけて
君は わけもわからずにいる
遠く 遠く 遠く流されて
君は どこへたどり着くのか
(41:02~)
今月19日に発売される松山千春の新曲「慕情」、聴いていただきまして。
これはギターがすごい鳴るんですけど。今回、コンサートもこのレコーディングやってくれた古川(昌義)君がギターで来てますんで(ツアーに帯同している)、存分に彼のギターを聴くことが出来るんじゃないかなと思います。

(写真右が古川昌義氏)
まぁ、自分もいろんなギタリストに出会いましたけどね、やっぱ古川は上手い!で、アコースティックギターも、フォーク系も、あとガット系も、スパニッシュ系も、そしてエレキギターも、もう何やらせても“おっ、こいつは上手いね”。また独特の世界観を持っているやつで。今回一緒に旅が出来るんで、お互い楽しみだなぁ、とか言いながらやってますけどね。
ただ、ギャラが高い…これはしょうがないなぁ。まぁ銭金の話しは普段しないんですけどね。

◆新曲「慕情」「自由主義」について松山千春本人が語ったこと