2023年4月9日
「松山千春 ON THE RADIO」(2)
4月19日発売の松山千春ニューシングル「慕情」から、今回も「慕情」をかけ、番組の最後にはカップリングの「自由主義」をかけた。
かける前の語りは下のマット上に記載。歌詞の正式表記は不明、私の感覚で書き起こした。
「自由主義」、本来ならば先週の放送のラストにかける予定だったが、坂本龍一さんの訃報(速報)に接し、急遽「ラストエンペラー」に変更したため、今週となった。
4月7日のコンサート・ツアー初日でも歌っているので、二度目の披露、ラジオでは初披露ということになる。
この「自由主義」を聴いていて、曲調やテンポは真反対ほど違うが、歌詞から伝わる世界は松山千春の「風に抱かれて」(1985年アルバム『風の歌がきこえる』収録)に似たものを感じた。
(53:14~)

今回の(ニューシングル)「慕情」というね、新曲を引っ提げて。そして「慕情」とカップリングになっているのがこれから聴いていただく「自由主義」という曲なんですけど。
みんな、さっきの「慕情」の雰囲気、分かったよな。で、これから「自由主義」を聴いてもらうんだけど。これは同じ日の夜に作った曲なんですよ。最初この「自由主義」が出来たんですよ。こっちはもう軽~いタイプで、出来たんですよ。で、その後に暗い方の「慕情」が出来て。
だからほんとにシンガーソングライターってやつはさ。明るい曲、暗い曲、いっぺんに、まぁ、特に俺の場合は、出来たりするんだよな。もちろん、暗い、暗い、暗いっていうね、そういう日もあるよ。けどここまでね、明るいのと暗いのがはっきりと一日の間でな、出来てしまったっていうのは、これはなかなかないことだと思います。(…)
松山千春「自由主義」
こんな毎日が いつまで続くの
こんな毎日が いつまで続くの
別に特別な日々を
望む気持ちはないけど
深いため息に 心覆われて
何もする気になれない
そしてこれからも 自由は自由
そしてこれからも 自由は自由
何か欲しいものだとか
願うこともないけれど
長いため息に 時を奪われて
生きている感じもない
こんな毎日が いつまで続くの
こんな毎日が いつまで続くの
