2023年6月25日
「松山千春 ON THE RADIO」

 

4月19日にリリースしたニューシングル「慕情」について、改めて語っていたので、その部分を下に記載した。さらにその下には、これまで2回、同番組で松山千春が「慕情」について語った内容も記載している。

 

「慕情」のサブスクやYouTubeへの配信は、前シングル「敢然・漠然・茫然」がそうだったように、発売日から半年後(今年10月)と予想している。

 

(51:05~)

松山千春(の新曲)はどうなんだって話しですよね。(…)「慕情」という曲なんですけどね、これがね、ギター一本で歌ってると余計その心が入る、っていう感じになるんですよ。それが果たしてみんなに通じるかどうかは別ものだったりするんだけどな。ただ、俺の中では“ああ、いい曲だなぁ”と思ってね、シングルにしたわけでありますけどね。

コンサートでも一生懸命歌ってますし、出来るだけ多くの人に、この曲の持っている内容を伝えたいな、と思ってね。頑張ります。

(…)ではこれから松山千春の新曲を聴いていただきますが、最初に言っておくぞ。決して売れるような曲でもないし。けどフォークシンガーとしてこういう曲は残しておきたかった。あと十年、77歳になって俺が歌った時に、また全然違った曲になっていると思うんだ。

やっぱり今までもそうだったもん。俺がずうっと作ってきた歌の中で、67になって歌って、“ああ、そうだよな、これを言いたかったんだよな”みたいなものは結構あるからな。

 

 

  2023年4月9日
「松山千春 ON THE RADIO」

 

松戸のコンサートで初めて新曲、4月19日に発売予定なんですけど、「慕情」という曲を歌いました。いわゆる人前で歌うのは初めて。レコーディングの時には、それこそ何回も歌って、これがいいとか、あれがいいとか、やってたけどな。

やっぱり、人前で歌うと、あくまでも自分が作った詞なんだけど、“ああ、こういうふうに俺は歌ったんだなぁ”“作詞作曲したんだなぁ”とかな。そういうものが…これは今流行りの、激しい、テンポのあるそういう曲ではないから。しっとりと、“みなさん、寝ても構いませんよ”みたいな、そんな感じの曲だからな。余計、歌ってて気持ちがよかったなと思いました。

何せ4月19日発売ですから、できれば発売前にみなさんに聴いておいてもらいたいなと思ってね。松山千春「慕情」

 

 

  2023年3月26日
「松山千春 ON THE RADIO」

 

番組中盤で新曲「慕情」を初披露した。

4月19日(水)発売のニューシングル

「慕情」について、かける前後で語った内容は以下のとおり。

 

(32:36~)

さて、新曲、4月19日に発売予定でありますが、「慕情」という曲です。これは、「君は」「君の」とか「君」って出て来ますけど、恋愛の曲ととっていただいて全然構わないです。

ただ、俺はフォークシンガーですから、この曲に自分が入れた気持ちは、「君」っていうところが「自分」または「日本」「日本国」っていうふうに捉えていただいても全然構いません。

ほんとに恋愛の曲として聴かれて当然なんですけど。やっぱり価値観、倫理、道徳、強盗だとか殺人だとか、あんなに治安は世界一(いい)と言っていて、こんな状態になってしまった日本を憂い、それを恋愛の曲の中で自分はメッセージしました。新曲です。「慕情」

遠く 遠く 遠く 流されて
君は どこへ たどり着くのか

夢を 夢を 夢を 追いかけて
君は 訳も 分からずに居る

僕は 君を 愛しているよ
たとえ 姿 見失おうとも

遠く 遠く 遠く 流されて
君は どこへ たどり着くのか

僕は 何も 持たないけれど
君を 一人 きりにはしないから

夢を 夢を 夢を 追いかけて
君は 訳も 分からずに居る

遠く 遠く 遠く 流されて
君は どこへ たどり着くのか




(40:50~)

「慕情」という新曲を聴いていただいて。また売れそうもない曲を作ってしまい、コロムビアには誠に申し訳ない、という気持ちでいっぱいなんですけど。

要は、ラジオを聴いてくれている「君」、今どこにいる?これからどこを目指す?(…)日本はこれからどんな国になるんだ?与党、野党、いろんな政党があっても国家観、こういう国家にするんだ、というのが論争にならない。(…)