<2022.2.3再掲>アーカイブ配信2月3日(木)23時59分で終了

<2022.1.31記事>

 

注意セットリスト等あり注意

 

「ASKA premium concert tour -higher ground-アンコール公演」

 

 

ツアー3公演目、1月30日(日)神奈川県民ホールでの公演の配信が、1月31日(月)から始まった。

 

配信チケット価格:3000円(税込み)/チケット購入期間:1月25日(火)15時~2月3日(木)21時まで/アーカイブ期間:3日間 2月3日(木)23時59分まで。

 

配信ライブ緊急告知直後購入し、配信初日の1月31日(月)20時から視聴した。ASKAのライブは2019年「CONCERT TOUR 2019 Made in ASKA-40年のありったけ—」、2月6日のオリンパスホール八王子以来、約3年ぶり。

 

コロナ下、2020年、2021年と何人かのミュージシャンの生ライブにも数回参加し、配信ライブは十数回視聴してきた。結論としては、生ライブと配信ライブ、様々な状況下にあっては、それぞれに良さがある。

 

20時から22時30分までまるまる2時間半、全21曲、見事なライブだった。

 

ざっくり言えば、第一部はどちかと言うと静かな曲の中に自身の存在を確認するような歌詞の世界であり、第二部はASKA一流の見事な比喩を用いて、未来への歩みを綴った歌詞を力強いメロディに乗せた歌で構成されていたように思う。

 

ライブ全体を一言で言えば「多彩な世界」もしくは「バリエーション」だろうか。本当に一人の人間が作り出したのか、と思うほどそれぞれに独自の世界を持った楽曲で構成されているセットリスト。

 

 

一部では1曲目からイヤーモニター(イヤモニ)のはまり具合がしっくり来ていなかったようで、ASKA本人が一部の間中、歌っている最中も気にしていた。また画面を通して見ると、イヤモニのコードが変に飛び出して目立っていたのが気になった。

 

「PRIDE」のワンコーラスめの途中歌詞が出て来なくなった。ツーコーラスめのサビでは歌詞を間違えていた。個人的にはとくに”気合い”を入れて観よう(聴き込もう)と思った「PRIDE」で、らしくないミスが目立った。

 

一部終わりの(休憩タイム/MC)では、ASKAやバックバンドメンバーがステージからはけることなく、ステージにみなで座り込み、雑談をしていた(このシーンは2019年のライブでも同様)。この間にイヤモニを付け替えていた。やはりASKA本人も「PRIDE」のミスが気になっていたようで、2つ目の間違えた箇所は客席に確認しながら、澤近泰輔のピアノだけで間違えた部分2か所を歌い直していた。

 

 

二部で力強い曲を畳みかけるように歌い上げ、その流れをアンコール1曲目の「パラダイス銀河」まで続け、公演ラストの「WALK」で会場全体とそれまで歌ったすべての曲を包み込むように、スケール大きく歌い上げていた。

 

大まかに言えば、1990年代中盤頃から15年間ほどのASKAの圧倒するような歌唱力を望むことは無理な話だが、それでも2022年の現在もあれだけのパワーでワンステージ歌い上げ作り上げるパフォーマンスは、時の経過を差し引けば、むしろ当時を上回ると言っても言い過ぎではないように思えた。

 

1月30日(日)神奈川県民ホール

<セットリスト>

 

(OVERTURE)
1.塗りつぶして行け!
2.着地点
3.幸せの黄色い風船
4.笑って歩こうよ
5.僕のwonderful world
6.not at all
7.NO PAIN NO GAIN
8.草原にソファを置いて
9.ID
10.PRIDE
11.歌になりたい


(休憩タイム/MC)


12.はじまりはいつも雨
13.なぜに君は帰らない
14.じゃんがじゃんがりん
15.百花繚乱
16.higher ground
17.月が近づけば少しはましだろう
18.僕の来た道
19.We Love Music


(アンコール)


20.パラダイス銀河
21.WALK

 

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2022107 ASKAアンコールツアー初日「府中の森」

(RENAISSANCE CLASSICS公式ページ)

 

ASKA - PRIDE (Official Music Video)