<2023.11.25>公式音源挿入
<2021.03.20>
年度末(2020年度)ということもあり、仕事がやけに忙しい。あれもやらなければ、あれもあるし、これもあった…気が張っている感じの毎日。
昨晩からなぜか松山千春の「愛している」を口ずさむ。
2000年5月10日リリースのアルバム『La La La』の5曲目。この曲と、これがアルバム『La La La』に収録されていることは覚えているが、曲のタイトルがなかなか出て来なかった。
AppleMusicでダウンロードしてあるこのアルバムを久しぶりに聴いたが、改めていいアルバムである。
ガットギターでのスリーフィンガーで、歌詞の作りもメロディも松山千春の世界そのものだろう。ソングライティング的には、本人も気に入っていそうなのだが、まだ一度もライブでは歌われていないと思う。
去年(2019年)3月にリリースされたセレクションアルバム『思い出』には、DISC‐5の9曲目に収録されている。このアルバムの選曲コンセプトが、目立つことはなくひっそりと存在しているラブソング、なので、本人もその認識はあるのだろう。
個人的にも特にメロディとさびの部分が気に入っている。
今こそが、過去の積み重ねの結果であり、未来を作る因、スタートとなる。
明日のことは分からない、分からないからこそ不安が先立つ気持ちが起こる。とは言え、どうなるか分からない未来のことに不安を抱いても仕方ないし、変えることはできない過去に縛られていてもどうしようもない。結局今に魂を込めるしかない。
松山千春も「今を生きたい」や「今日を迎える」で歌っているように、今を生きるしかない。
僕はそんなに 臆病者じゃない
きっと誰にも明日の事は わかりはしない
不安だろう
”だから目の前の君を愛している””だから君にいて欲しい”。
この繋ぎ、分からなくはないが、この部分は”愛している”に落とさずに、前段からの流れでフォークシンガーらしく、主人公の内面を伝えるような表現にして欲しかったと思う。
様々な表現で言葉を紡ぎ出すひと手間、ひと苦労こそが作品をより良いものに仕上げるのだと思う。
Woh Wo... 何故かな
Woh Wo... 不思議さ
いつものように 君を抱きしめたら
Woh Wo... 心が
Woh Wo... 泣きだす
僕はそんなに 弱虫じゃないのに
きっと誰にも明日の事は
わかりはしない不安だろう
僕は君を愛している
だけど君を愛している
Woh Wo... このまま
Woh Wo... 時間が
止まるといいな 出来るはずないけど
Woh Wo... 何かに
Woh Wo... 怯える
僕はそんなに 臆病者じゃない
きっと誰にも明日の事は
わかりはしない不安だろう
僕は君を愛している
だけど君を愛している
Woh Wo... 何故かな
Woh Wo... 不思議さ
いつものように 君を抱きしめたら