NCプログラムによる機械加工結果 | 高木鉄工のブログ

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NC旋盤・マシニングセンタによる機械加工、熟練職人による手仕上、産業機械の設計・組立等モノづくりのスペシャリスト集団・高木鉄工株式会社のブログです。CAD/CAMによるNC機械加工プログラムオペレーターが毎週金曜日に記事を更新

NCプログラムによる機械加工結果

 

先日からいくつかNCプログラムによる機械加工シミュレーションを紹介しておりましたが、実際の加工完了&加工途中の品物がありましたので今日は写真を撮ってきました。

 

まずは5/27(土)に「三次元測定した鋳物素材の加工データ作成」記事で紹介したこちら。

加工シミュレーションA1

加工シミュレーションA2

厳密には類似品となりますが、

機械加工結果A1

機械加工結果A2

このように加工されました。この後、手仕上と表面処理等を経て出荷となります。

 

次に6/2(金)の「今週も三次元測定した鋳物素材の加工データ作成」で紹介したこちら。

加工シミュレーションB1

加工シミュレーションB2

こちらは加工途中になります。

機械加工結果B1

機械加工結果B2

こちらも加工完了後に手仕上と表面処理等が待ってます。

 

そして6/9(金)の「三次元CAD/CAMを活用した加工データ作成」、6/16(金)の「先週に引き続き三次元CAD/CAMを活用した加工データ作成」で紹介した溶接組立部材。

組立形状

こちらの各部品について、

加工シミュレーションC1

加工シミュレーションC2

このシミュレーションから、

機械加工結果C1

裏返ってますが、

機械加工結果C2

加工シミュレーションは掲載していませんでしたが、

機械加工結果C3

これらの部材を溶接し、溶接による熱応力を除去する為に「焼鈍」という熱処理を施したものが下記写真になります。(類似品を先に加工済の分)

熱処理後1

熱処理後2

ここからNC旋盤&マシニングセンタによる最終加工に入っていきます。

 

自分の作成したプログラムによりこうやって品物が出来上がっていくのを見るのは一種の達成感があります。

 

もちろん、プログラムだけで製品は出来上がるわけではなく、他工程との共同作業により完成するのでその一翼を担っているという思いも忘れずに作業していきます。

 

そして弊社では現在ありがたくも多数の仕事を頂いており、CAD/CAMオペレーターに限らず様々な職種で一緒に働いていただける方々を募集しております。詳しい情報は弊社求人情報ページをご覧ください。

 

又、本ブログ内にも弊社の主な工作機械の紹介と、CAD/CAMオペレーターの業務紹介の記事もありますので、ご覧頂ければ幸いです。

 

モノづくりが好きな方々のご応募をお待ちしております。

 

それではまた。次回更新は6/30(金)予定です。