文章題はこう解く Vol.1 はじめに
皆さんは,文章題 と聞くと,どのようなイメージをもつでしょうか?
難しい!
苦手!
嫌い!
そのような負のイメージをもつ人が多いような気がします💦
でも,文章題 と嫌でも向き合わなければならない人も多いはず。
そこで,少しでも苦手意識をなくしてもらえるよう,これからしばらくの間,文章題 について連載していきたいと思います。
文章問題,文章題,特殊算
文章題 という用語に近いものとして, 文章問題 や 特殊算 という用語があります。皆さんはこれらの違いがわかるでしょうか?
実は,はっきりとした定義づけはされていないようですが,次のような関係性があると考えられます。
文章問題 とは, 文章の形式で書かれた問題すべて を差します。例えば,次のようなもの。(たし算)
子どもが2人います。
そこへ3人きました。
あわせて何人ですか。
文章題 も 文章問題 と同様に文章の形式で書かれた問題ですが, 思考力を働かせて解くもの を差します。例えば,次のようなもの。(たし算の逆思考)
子どもが何人かいます。
そこへ3人きたので5人になりました。
はじめに何人いましたか。
特殊算 も 文章題 と同様に文章の形式で書かれた問題で思考力を働かせて解くものですが,鶴亀算や旅人算といった 〇〇算と呼ばれる応用問題 を差します。例えば,次のようなもの。(和差算)
兄と弟のおかねを合わせると2400円です。
兄は弟より400円多く持っています。
それぞれ何円持っていますか。
文章問題 は文章を読めばそのまま式をかくことができたり解決したりできるようなものがほとんどです。
一方,文章題 や 特殊算 は文章を読んでもすぐには解決できないため,苦手とする人が多いのです。
特殊算 は中学受験でよく扱われるため,その特殊な解法を進学塾で学ぶ子どもたちも多いと思います。でも,〇〇算といわれるようなものは数多く存在し,そのアレンジの仕方も様々なので,解法をそれぞれ覚えていくことは 労力がかかる上に応用が利きません。
そのため,文章題 全般の解き方,考え方をここで紹介していくことで,特殊算 ,中学受験にも向き合っていけるようにしていきたいと思います。
次回は,文章題の解き方(概論)について解説していきたいと思います。
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