昭和41（1966）年6月。有楽町・日劇 にて開催（6月15～22日）された 松方弘樹ショー の新聞広告。
ショーには松方の実父である 素浪人月影兵庫 というか 花山大吉 としておなじみ、近衛十四郎と 東千代之介 が特別出演。月影兵庫の初期エピソードでナレーションを担当していた 玉川良一 も出演していたり、よく見れば「ハードボイルドだど」な トリオ・ザ・パンチ（内藤陳、成美信、久里みのる）まで出演している。
場所こそ東宝運営の日劇なのだが、出演俳優はどこから見ても 東映の匂い しかしないメンバー。しかし映画パートは、東宝系の二世タレントである 加山雄三 出演の『アルプスの若大将』というのが意外だ。やっぱり、こういうショーにおける映画のチョイスは演出側ではなく会場側によるものなのかな？