雑誌広告シリーズ ~ 週刊アサヒ芸能がミスターXの覆面問題に言及(昭和36年6月) | 高木圭介のマニア道

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~浮世のひまつぶし~

昭和36(1961)年6月。ぐっとタイミング!――週刊アサヒ芸能 6月25日号の新聞広告。



名物「隣の家の淫ら妻」とか、袋とじ はないけれども、怪物 グレート・アントニオ を一蹴し、力道山 への挑戦が決まった ミスターX(中の人は ビッグ・ビル・ミラー)が覆面を被ることになった理由について言及されているようだ。

しかし「奇体の嗜虐者」とは一体全体…。嗜虐者(しぎゃくしゃ=サディストのこと)って今、なかなか聞くことも目にすることもない言葉だ。

このシリーズでの対戦で、ミスターXはリンチまがいの一方的な試合で、シリーズの目玉でもあったグレート・アントニオをやっつけてしまったらしいから、その強烈な印象もありつつ、「嗜虐者」扱いとなったのかな?