ちょうど半世紀前の昭和50(1975)年12月27日(土曜)、土曜夜8時 という視聴率戦争の激戦区を戦っていた時代の 全日本プロレス中継(日本テレビ)の番宣広告。

広告には当時、視聴者に凄惨な印象を植えつけていた ザ・デストロイヤー と アブドーラ・ザ・ブッチャー がいがみ合う姿が大写しに。これを見るにつけ、テリー・ファンク 以前に、身体を張って ブッチャーの狂暴さ をお茶の間レベルに浸透させていたのは 魔王の功績 だと思い知らされる。

この日の中継は年の瀬とあって、オープン選手権(12月6~18日)からセレクトした試合を放送。その内容は 凄惨!(ジャンボ鶴田 vs アブドーラ・ザ・ブッチャー)、遂に対決!(ジャイアント馬場 vs ジャンボ鶴田)、白熱の好勝負!(ドリー・ファンク・ジュニア vs ホースト・ホフマン)という三本柱。
この3試合……とくにマニア垂涎の「ドリー vs ホフマン」をもって半世紀前の日本テレビが、刑事コロンボ(NHK)や ドリフ(TBS)、欽ちゃん(フジテレビ)と熾烈な視聴率戦争を戦っていたのかと思うと、なかなかに感慨深いではないか。
昭和50年12月27日(土曜)のテレビ欄
